C言語関数辞典

assert.h には assert マクロが定義されています．

マクロ名	概要
assert	プログラム中に診断機能を付け加える

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complex.h には複素数計算を行うための関数が宣言されています．

[complex.hだけをピックアップ]

関数名			概要
double	float	long double	概要
cacos	cacosf	cacosl	複素数の逆余弦 (arccos) を計算する
casin	casinf	casinl	複素数の逆正弦 (arcsin) を計算する
catan	catanf	catanl	複素数の逆正接 (arctan) を計算する
ccos	ccosf	ccosl	複素数の余弦 (cos) を計算する
csin	csinf	csinl	複素数の正弦 (sin) を計算する
ctan	ctanf	ctanl	複素数の正接 (tan) を計算する
cacosh	cacoshf	cacoshl	複素数の双曲線逆余弦 (arccosh) を計算する
casinh	casinhf	casinhl	複素数の双曲線逆正弦 (arcsinh) を計算する
catanh	catanhf	catanhl	複素数の双曲線逆正接 (arctanh) を計算する
ccosh	ccoshf	ccoshl	複素数の双曲線余弦 (cosh) を計算する
csinh	csinhf	csinhl	複素数の双曲線正弦 (sinh) を計算する
ctanh	ctanhf	ctanhl	複素数の双曲線正接 (tanh) を計算する
cexp	cexpf	cexpl	底がネイピア数 e である指数関数 (指数は複素数) を計算する
clog	clogf	clogl	複素数自然対数を計算する
cabs	cabsf	cabsl	複素数の絶対値を取得する
cpow	cpowf	cpowl	複素数のべき乗を計算する
csqrt	csqrtf	csqrtl	複素数の平方根を計算する
carg	cargf	cargl	複素平面上の偏角 (argument) を計算する
cimag	cimagf	cimagl	複素数の虚部 (imaginary part) を返す
conj	conjf	conjl	共役複素数 (conjugate complex number) を返す
cproj	cprojf	cprojl	リーマン球面 (riemann sphere) 上への射影 (projection) を計算する
creal	crealf	creall	複素数の実部 (real part) を返す

マクロ名	概要
complex	_Complex を表す
_Complex_I	虚数単位の値を持つ型 const float _Complex を表す
imaginary	_Imaginary を表す
_Imaginary_I	虚数単位の値を持つ型 const float _Imaginary を表す

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ctype.h には文字の種類の判定や，文字の変換を行うための関数が宣言されています．

[ctype.hだけをピックアップ]

関数名	概要	備考
isalnum	文字がアルファベットもしくは数字かどうかをチェックする
isalpha	文字がアルファベットかどうかをチェックする
isblank	文字が標準ブランク文字かどうかをチェックする	C99
iscntrl	文字が制御文字 (control character) かどうかをチェックする
isdigit	文字が10進数の数字かどうかをチェックする
isgraph	文字が空白 (' ') を除く表示文字 (printing character) かどうかをチェックする
islower	文字がアルファベットの小文字かどうかをチェックする
isprint	文字が表示文字かどうかをチェックする
ispunct	文字が区切り文字 (punctuation character) かどうかをチェックする
isspace	文字が標準空白類文字かどうかをチェックする
isupper	文字がアルファベットの大文字かどうかをチェックする
isxdigit	文字が16進数の数字かどうかをチェックする
tolower	大文字を小文字に変換する
toupper	小文字を大文字に変換する

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errno.h にはエラー条件の報告に関するいくつかのマクロが定義されています．

[errno.hだけをピックアップ]

マクロ名	概要
EDOM	定義域エラー (domain error) を表す
EILSEQ	多バイト文字 (multi-byte character) の不正な並びを表す
ERANGE	値域エラー (range error) を表す
errno	エラー番号を表す

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fenv.h には浮動小数点環境 (floating-point environment) へのアクセス手段を提供するためのいくつかの関数とマクロが定義されています．

[fenv.hだけをピックアップ]

関数名	概要
feclearexcept	引数が表すサポートされている浮動小数点例外 (floating-point exception) のクリアを行う
fegetexceptflag	浮動小数点状態フラグ (floating-point status flag) の状態をオブジェクトへ格納する
feraiseexcept	引数が表す浮動小数点例外の生成を行う
fesetexceptflag	浮動小数点状態フラグの状態を設定する
fetestexcept	現在設定されている浮動小数点例外フラグを調べる
fegetround	現在の丸め方向を取得する
fesetround	丸め方向を設定する
fegetenv	現在の浮動小数点環境 (floating-point environment) をオブジェクトに格納する
feholdexcept	現在の浮動小数点環境をオブジェクトに保存する
fesetenv	現在の浮動小数点環境を設定する
feupdateenv	現在の浮動小数点環境を設定する

マクロ名	概要
FE_DIVBYZERO	ゼロによる除算による例外
FE_INEXACT	不正確による例外
FE_INVALID	不正操作による例外
FE_OVERFLOW	オーバーフローによる例外
FE_UNDERFLOW	アンダーフローによる例外
FE_ALL_EXCEPT	処理系が定義するすべての例外
FE_DOWNWARD	負の無限大の方向へ丸める
FE_TONEAREST	最も近い値へ丸める
FE_TOWARDZERO	0 の方向へ丸める
FE_UPWARD	正の無限大の方向へ丸める
FE_DFL_ENV	デフォルトの浮動小数点環境

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float.h には標準浮動小数点型の限界及び，パラメータに関するいくつかのマクロが定義されています．

[float.hだけをピックアップ]

マクロ名	概要	備考
FLT_ROUNDS	浮動小数点型の丸め方向
FLT_EVAL_METHOD	浮動小数点演算の結果の値などの精度	C99
FLT_RADIX	浮動小数点型の内部表現に使用される基数.
FLT_MANT_DIG	float 型の FLT_RADIX を基数とした仮数部の桁数.
DBL_MANT_DIG	double 型の FLT_RADIX を基数とした仮数部の桁数.
LDBL_MANT_DIG	long double 型の FLT_RADIX を基数とした仮数部の桁数.
DECIMAL_DIG	浮動小数点型で表現できる最大の 10 進数桁数.	C99
FLT_DIG	float 型の浮動小数点数に丸めることができ, それを正確に元の 10 進数に戻すことができる桁数.
DBL_DIG	double 型の浮動小数点数に丸めることができ, それを正確に元の 10 進数に戻すことができる桁数.
LDBL_DIG	long double 型の浮動小数点数に丸めることができ, それを正確に元の 10 進数に戻すことができる桁数.
FLT_MIN_EXP	float 型における FLT_RADIX を基数とした指数部の最小値.
DBL_MIN_EXP	double 型における FLT_RADIX を基数とした指数部の最小値.
LDBL_MIN_EXP	long double 型における FLT_RADIX を基数とした指数部の最小値.
FLT_MIN_10_EXP	float 型における 10 を基数とした指数部の最小値.
DBL_MIN_10_EXP	double 型における 10 を基数とした指数部の最小値.
LDBL_MIN_10_EXP	long double 型における 10 を基数とした指数部の最小値.
FLT_MAX_EXP	float 型における FLT_RADIX を基数とした指数部の最大値.
DBL_MAX_EXP	double 型における FLT_RADIX を基数とした指数部の最大値.
LDBL_MAX_EXP	long double 型における FLT_RADIX を基数とした指数部の最大値.
FLT_MAX_10_EXP	float 型における 10 を基数とした指数部の最大値.
DBL_MAX_10_EXP	double 型における 10 を基数とした指数部の最大値.
LDBL_MAX_10_EXP	long double 型における 10 を基数とした指数部の最大値.
FLT_MAX	float 型の最大値.
DBL_MAX	double 型の最大値.
LDBL_MAX	long double 型の最大値.
FLT_EPSILON	float 型で表現可能な 1 より大きい最小値と 1 との差.
DBL_EPSILON	double 型で表現可能な 1 より大きい最小値と 1 との差.
LDBL_EPSILON	long double 型で表現可能な 1 より大きい最小値と 1 との差.
FLT_MIN	float 型の正の値の最小値.
DBL_MIN	double 型の正の値の最小値.
LDBL_MIN	long double 型の最小値.

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inttypes.h は，主に stdint.h を拡張するためのヘッダファイルです．

[inttypes.hだけをピックアップ]

関数名	概要
imaxabs	intmax_t 型の整数の絶対値を取得する
imaxdiv	商と剰余を取得する
strtoimax	文字列を intmax_t 型に変換する
strtoumax	文字列を uintmax_t 型に変換する
wcstoimax	ワイド文字列を intmax_t 型に変換する
wcstoumax	ワイド文字列を uintmax_t 型に変換する
PRIdN	printf 関数などで使用される intN_t 型用の印刷書式設定オプション
PRIiN	printf 関数などで使用される intN_t 型用の印刷書式設定オプション
PRIdLEASTN	printf 関数などで使用される int_leastN_t 型用の印刷書式設定オプション
PRIiLEASTN	printf 関数などで使用される int_leastN_t 型用の印刷書式設定オプション
PRIdFASTN	printf 関数などで使用される int_fastN_t 型用の印刷書式設定オプション
PRIiFASTN	printf 関数などで使用される int_fastN_t 型用の印刷書式設定オプション
PRIdMAX	printf 関数などで使用される intmax_t 型用の印刷書式設定オプション
PRIiMAX	printf 関数などで使用される intmax_t 型用の印刷書式設定オプション
PRIdPTR	printf 関数などで使用される intptr_t 型用の印刷書式設定オプション
PRIiPTR	printf 関数などで使用される intptr_t 型用の印刷書式設定オプション
PRIoN	printf 関数などで使用される uintN_t 型用の印刷書式設定オプション
PRIuN
PRIxN
PRIXN
PRIoLEASTN	printf 関数などで使用される uint_leastN_t 型用の印刷書式設定オプション
PRIuLEASTN
PRIxLEASTN
PRIXLEASTN
PRIoFASTN	printf 関数などで使用される uint_fastN_t 型用の印刷書式設定オプション
PRIuFASTN
PRIxFASTN
PRIXFASTN
PRIoMAX	printf 関数などで使用される uintmax_t 型用の印刷書式設定オプション
PRIuMAX
PRIxMAX
PRIXMAX
PRIoPTR	printf 関数などで使用される uintptr_t 型用の印刷書式設定オプション
PRIuPTR
PRIxPTR
PRIXPTR
SCNdN	scanf 関数などで使用される intN_t 型用の書式設定オプション
SCNiN	scanf 関数などで使用される intN_t 型用の書式設定オプション
SCNdLEASTN	scanf 関数などで使用される int_leastN 型用の書式設定オプション
SCNiLEASTN	scanf 関数などで使用される int_leastN 型用の書式設定オプション
SCNdFASTN	scanf 関数などで使用される int_fastN_t 型用の書式設定オプション
SCNiFASTN	scanf 関数などで使用される int_fastN_t 型用の書式設定オプション
SCNdMAX	scanf 関数などで使用される intmax_t 型用の書式設定オプション
SCNiMAX	scanf 関数などで使用される intmax_t 型用の書式設定オプション
SCNdPTR	scanf 関数などで使用される intptr_t 型用の書式設定オプション
SCNiPTR	scanf 関数などで使用される intptr_t 型用の書式設定オプション
SCNoN	scanf 関数などで使用される uintN_t 型用の書式設定オプション
SCNuN
SCNxN
SCNoLEASTN	scanf 関数などで使用される uint_leastN 型用の書式設定オプション
SCNuLEASTN
SCNxLEASTN
SCNoFASTN	scanf 関数などで使用される uint_fastN_t 型用の書式設定オプション
SCNuFASTN
SCNxFASTN
SCNoMAX	scanf 関数などで使用される uintmax_t 型用の書式設定オプション
SCNuMAX
SCNxMAX
SCNoPTR	scanf 関数などで使用される uintptr_t 型用の書式設定オプション
SCNuPTR
SCNxPTR

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iso646.h には演算子に対応する 11 個のマクロが定義されています．マクロと対応する演算子の一覧は以下の通りです．

[iso646.hだけをピックアップ]

マクロ名	対応する演算子
and	&&
and_eq	&=
bitand	&
bitor	\|
compl	~
not	!
not_eq	!=
or	\|\|
or_eq	\|=
xor	^
xor_eq	^=

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limits.h には標準整数型の限界およびパラメータに展開するいくつかのマクロが定義されています．

[limits.hだけをピックアップ]

マクロ名	概要	備考
CHAR_BIT	char 型を構成するビット数 (8 以上)
SCHAR_MAX	signed char 型の最大値 (127 以上)
SCHAR_MIN	signed char 型の最小値 (-127 以下)
UCHAR_MAX	unsigned char 型の最大値 (255 以上)
CHAR_MAX	char 型の最大値 (SCHAR_MAX の値. 符号無しの場合は UCHAR_MAX の値)
CHAR_MIN	char 型の最小値 (SCHAR_MIN の値. 符号無しの場合は 0 )
MB_LEN_MAX	サポートするロケール (locale) に対する多バイト文字 (multi-byte character) の最大バイト数 (1 以上)
SHRT_MAX	short 型の最大値 (32767 以上)
SHRT_MIN	short 型の最小値 (-32767 以下)
USHRT_MAX	unsigned short 型の最大値 (65535 以上)
INT_MAX	int 型の最大値 (32767 以上)
INT_MIN	int 型の最小値 (-32767 以下)
UINT_MAX	unsigned int 型の最大値 (65535 以上)
LONG_MAX	long 型の最大値 (2147483647 以上)
LONG_MIN	long 型の最小値 (-2147483647 以下)
ULONG_MAX	unsigned long 型の最大値 (4294967295 以上)
LLONG_MAX	long long 型の最大値 (9223372036854775807 以上)	C99
LLONG_MIX	long long 型の最小値 (-9223372036854775807 以下)	C99
ULLONG_MAX	unsigned long long 型の最小値 (18446744073709551615 以上)	C99

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error.h にはエラー条件の報告に関するいくつかのマクロが定義されています．

[locale.hだけをピックアップ]

関数名	概要
setlocale	ロケール (locale)情報を設定する
localeconv	ロケール情報を取得する

マクロ名	概要
LC_ALL	すべてのカテゴリ
LC_COLLATE	文字列の比較や変換 (strcoll 関数, strxfrm 関数の動作などに影響)
LC_CTYPE	文字列 (ワイド文字列) 操作関数の動作に影響
LC_MONETARY	通貨の形式
LC_NUMERIC	数値の形式 (小数点文字など)
LC_TIME	時刻と日付けの形式 (strftime 関数の動作などに影響)
NULL	空ポインタ定数 (null pointer constant) を表す

構造体名	概要
lconv 構造体	ロケール (locale) 情報を格納する構造体

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math.h には，引数や戻り値の型の違う同機能の関数がそれぞれ 3 種類宣言されています．また，多くのマクロも定義されています．

[math.hだけをピックアップ]

関数名			概要	備考
double	float	long double	概要	備考
acos	acosf	acosl	逆余弦 (arccos) を計算する
asin	asinf	asinl	逆正弦 (arcsin) を計算する
atan	atanf	atanl	逆正接 (arctan) を計算する
atan2	atan2f	atan2l	y / x の逆正接 (arctan) を計算する
cos	cosf	cosl	余弦 (cos) を計算する
sin	sinf	sinl	正弦 (sin) を計算する
tan	tanf	tanl	正接 (tan) を計算する
acosh	acoshf	acoshl	双曲線逆余弦 (arccosh) を計算する	C99
asinh	asinhf	asinhl	双曲線逆正弦 (arcsinh) を計算する	C99
atanh	atanhf	atanhl	双曲線逆正接 (arctanh) を計算する	C99
cosh	coshf	coshl	双曲線余弦 (cosh) を計算する
sinh	sinhf	sinhl	双曲線正弦 (sinh) を計算する
tanh	tanhf	tanhl	双曲線正接 (tanh) を計算する
exp	expf	expl	底がネイピア数 e である指数関数 (exp) を計算する
exp2	exp2f	exp2l	2 の引数乗を計算する	C99
expm1	expm1f	expm1l	底がネイピア数 e である指数関数 (exp) - 1 を計算する	C99
frexp	frexpf	frexpl	引数を正規化小数と指数に分解する
ilogb	ilogbf	ilogbl	符号付き int の値として引数の指数を抽出する	C99
ldexp	ldexpf	ldexpl	浮動小数点数と 2 の整数べき乗の乗算を計算する
log	logf	logl	自然対数 (log_e) を計算する
log10	log10f	log10l	常用対数 (log₁₀) を計算する
log1p	log1pf	log1pl	引数に 1 を加えた自然対数 (log_e) を計算する	C99
log2	log2f	log2l	2 を底とする対数 (log₂) を計算する	C99
logb	logbf	logbl	浮動小数点形式における符号付き整数の値として引数の指数を抽出する	C99
modf	modff	modfl	引数を整数部と小数部に分割する
scalbn	scalbnf	scalbnl	効率よく x * FLT_RADIX^n を計算する	C99
scalbln	scalblnf	scalblnl	効率よく x * FLT_RADIX^n を計算する	C99
cbrt	cbrtf	cbrtl	立方根を計算する	C99
fabs	fabsf	fabsl	絶対値を取得する
hypot	hypotf	hypotl	x の 2 乗と y の 2 乗の和の平方根を計算する	C99
pow	powf	powl	べき乗を計算する
sqrt	sqrtf	sqrtl	平方根を計算する
erf	erff	erfl	誤差関数を計算する	C99
erfc	erfcf	erfcl	余誤差関数を計算する	C99
lgamma	lgammaf	lgammal	ガンマ関数の絶対値の自然対数 (log_e) を計算する	C99
tgamma	tgammaf	tgammal	ガンマ関数を計算する	C99
ceil	ceilf	ceill	天井関数 (ceiling function) を計算する
floor	floorf	floorl	床関数 (floor function) を計算する
near byint	near byintf	near byintl	その時点の丸め方向に従って，引数を整数値に丸める ("不正確例外" 浮動小数点例外を生成しない)	C99
rint	rintf	rintl	その時点の丸め方向に従って，引数を整数値に丸める ("不正確例外" 浮動小数点例外を生成する)	C99
lrint	lrintf	lrintl	その時点の丸め方向に従って，引数を最も近い整数値に丸める	C99
llrint	llrintf	llrintl	その時点の丸め方向に従って，引数を最も近い整数値に丸める	C99
round	roundf	roundl	引数を四捨五入する	C99
lround	lroundf	lroundl	引数を四捨五入する	C99
llround	llroundf	llroundl	引数を四捨五入する	C99
trunc	truncf	truncl	引数を最も近い整数値に丸めます (ただし，その絶対値が引数の絶対値より大きくない値)	C99
fmod	fmodf	fmodl	剰余を計算する
rem ainder	rem ainderf	rem ainderl	IEEE 60559 が要求する余剰 x REM y を計算する	C99
remquo	remquof	remquol	IEEE 60559 が要求する余剰 x REM y を計算する	C99
copysign	copysignf	copysignl	x の絶対値に y の符号を付加して返す	C99
nan	nanf	nanl	文字列を NaN (非数) に変換する	C99
next after	next afterf	next afterl	指定された形式で表現可能な y 方向にある x の次の値を返す.	C99
next toward	next towardf	next towardl	指定された形式で表現可能な y 方向にある x の次の値を返す	C99
fdim	fdimf	fdiml	2 つの引数の正の差を計算する	C99
fmax	fmaxf	fmaxl	2 つの引数の大きいほうの値を返す	C99
fmin	fminf	fminl	2 つの引数の小さいほうの値を返す	C99
fma	fmaf	fmal	(x * y) + z を 1 個の 3 項演算子としてまとめて計算する	C99

マクロ名	概要	備考
fpclassify	引数の値をカテゴリに分類する	C99
isfinite	引数の値が有限の値かどうかを判定する	C99
isinf	引数の値が無限大かどうかを判定する	C99
isnan	引数の値が NaN (非数) かどうかを判定する	C99
isnormal	引数の値が正規化数かどうかを判定する	C99
signbit	引数の符号が負かどうかを判定する	C99
isgreater	1 番目の引数が 2 番目の引数より大きいかどうかを判定する	C99
isgreaterequal	1 番目の引数が 2 番目の引数より大きい，または等しいかどうかを判定する	C99
isless	1 番目の引数が 2 番目の引数より小さいかどうかを判定する	C99
islessequal	1 番目の引数が 2 番目の引数より小さい，または等しいかどうかを判定する	C99
islessgreater	1 番目の引数が 2 番目の引数より小さい，または大きいかどうかを判定する	C99
isunordered	引数が順序付けられていないかどうかを判定します	C99
HUGE_VAL	正の double 型の式	C99
HUGE_VALF	正の float 型の式	C99
HUGE_VALL	正の long double 型の式	C99
INFINITY	無限大を表す float 型の定数式，あるいはコンパイル時においてオーバーフローする float 型の正の定数 (無限大をサポートしている処理系では正か符号なしの無限大)	C99
NAN	qNaN (quiet NaN) を表す float 型の定数 (処理系が float 型の qNaN (quiet NaN) をサポートしている場合のみ定義される)	C99
FP_INFINITE	正または負の無限大を表す	C99
FP_NAN	NaN (非数) を表す	C99
FP_ZERO	0 を表す	C99
FP_SUBNORMAL	非正規化数を表す (値が小さすぎて正規化形式で表現できない数)	C99
FP_NORMAL	正規化数を表す (正常に表せる浮動小数点数)	C99
FP_FAST_FMA	fma 関数が普通に (x * y) + z と計算するよりも，同じか，より早く実行されることを表す	C99
FP_FAST_FMAF	fmaf 関数が普通に (x * y) + z と計算するよりも，同じか，より早く実行されることを表す	C99
FP_FAST_FMAL	fmal 関数が普通に (x * y) + z と計算するよりも，同じか，より早く実行されることを表す	C99
FP_ILOGB0	ilogb 関数の引数が 0 の場合に返される値	C99
FP_ILOGBNAN	ilogb 関数の引数が NaN (非数) の場合に返される値	C99
MATH_ERRNO	整数定数 1 に展開する	C99
MATH_ERREXCEPT	整数定数 2 に展開する	C99
math_errhandling	MATH_ERRNOか，MATH_ERREXCEPT，または両方のビット単位の論理和のいずれかの式	C99

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setjmp.h には分岐 (ジャンプ) を制御するための 1 つの関数と，1 つのマクロが定義されています．

[setjmp.hだけをピックアップ]

関数名	概要
longjmp	最後に呼び出された setjmp マクロによって保存された環境を復元する

マクロ名	概要
setjmp	呼出し時の実行コンテキストを jmp_buf に保存する

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signal.h にはシグナル (signal) を操作するための 2 つの関数と，いくつかのマクロが定義されています．

[signal.hだけをピックアップ]

関数	概要
signal	シグナル (signal) をキャッチする
raise	シグナルを他のプロセスに送信する

マクロ名	概要
SIG_DFL	シグナル (signal) に対するデフォルトの操作を行う
SIG_IGN	シグナルを無視する
SIG_ERR	エラー
SIGABRT	異常終了 (Abort)
SIGFPE	誤った算術演算 ( 0 除算やオーバーフローなど)
SIGILL	不正な関数イメージの検出 (不正命令など)
SIGINT	対話的なアテンションシグナルの受け取り (Interrupt)
SIGSEGV	記憶域への不正なアクセス
SIGTERM	プログラムへ送信された終了要求

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stdarg.h には可変長引数 (variable arguments) を処理するためのマクロが定義されています．

[stdarg.hだけをピックアップ]

マクロ名	概要	備考
va_arg	可変長引数 (variable arguments)から引数を1つ取得する
va_copy	可変長引数をコピーする	C99
va_end	可変長引数を参照している関数からの正常な復帰を可能にする
va_start	可変長引数を初期化する

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stdbool.h には 4 つのマクロが定義されています．

[stdbool.hだけをピックアップ]

マクロ名	概要
bool	_Bool に展開する
true	整数定数 1 に展開する
false	整数定数 0 に展開する
__bool_true_false_are_defined	整数定数 1 に展開する

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stddef.h には以下の 2 種類のマクロが定義されています．

[stddef.hだけをピックアップ]

マクロ名	概要
NULL	空ポインタ定数 (null pointer constant) を表す
offsetof	構造体のメンバのオフセット (offset) を返す

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stdint.h には，型の最小値と最大値を示すマクロが定義されています．

[stdint.hだけをピックアップ]

マクロ名	概要
INTN_MIN	幅指定符号付き整数型の最小値 (-(2^N-1))
INTN_MAX	幅指定符号付き整数型の最大値 (2^N-1-1)
UINTN_MAX	幅指定符号無し整数型の最大値 (2^N-1)
INT_LEASTN_MIN	最小幅指定符号付き整数型の最小値 (-(2^N-1-1))
INT_LEASTN_MAX	最小幅指定符号付き整数型の最大値 (2^N-1-1)
UINT_LEASTN_MAX	最小幅指定符号無し整数型の最大値 (2^N-1)
INT_FASTN_MIN	最速最小幅指定符号付き整数型の最小値 (-(2^N-1-1))
INT_FASTN_MAX	最速最小幅指定符号付き整数型の最大値 (2^N-1-1)
UINT_FASTN_MAX	最速最小幅指定符号無し整数型の最大値 (2^N-1)
INTPTR_MIN	ポインタ保持可能な符号付き整数型の最小値 (-(2¹⁵-1))
INTPTR_MAX	ポインタ保持可能な符号付き整数型の最大値 (2¹⁵-1)
UINTPTR_MAX	ポインタ保持可能な符号付き整数型の最大値 (2¹⁶-1)
INTMAX_MIN	最大幅符号付き整数型の最小値 (-(2⁶³-1))
INTMAX_MAX	最大幅符号付き整数型の最大値 (2⁶³-1)
UINTMAX_MAX	最大幅符号無し整数型の最大値 (2⁶⁴-1)
PTRDIFF_MIN	ptrdiff_t の限界値下限 (-65535)
PTRDIFF_MAX	ptrdiff_t の限界値上限 (+65535)
SIG_ATOMIC_MIN	sig_atomic_t の限界値下限 (符号付き: -127 以下，符号無し: 0)
SIG_ATOMIC_MAX	sig_atomic_t の限界値上限 (符号付き: 127 以上，符号無し: 255 以上)
SIZE_MAX	size_t の限界値 (65535)
WCHAR_MIN	wchar_t の限界値下限 (符号付き: -127 以下，符号無し: 0)
WCHAR_MAX	wchar_t の限界値上限 (符号付き: 127 以上，符号無し: 255 以上)
WINT_MIN	wint_t の限界値下限 (符号付き: -32767 以下，符号無し: 0)
WINT_MAX	wint_t の限界値上限 (符号付き: 32767 以上，符号無し: 65535 以上)
INTN_C(値)	値を int_leastN_t に対応する整数定数式に展開
UINTN_C(値)	値を uint_leastN_t に対応する整数定数式に展開
INTMAX_C(値)	値を intmax_t である整数定数式に展開
UINTMAX_C(値)	値を uintmax_t である整数定数式に展開

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stdio.h には入出力に関する関数が定義されています．

[stdio.hだけをピックアップ]

関数名	概要	備考
remove	ファイルを削除する
rename	ファイル名を変更する
tmpfile	一時的なバイナリファイルを生成する
tmpnam	既存のファイル名と一致しない文字列を生成する
fclose	ファイルをクローズ (close) する
fflush	バッファ (buffer) をフラッシュ (データの吐き出し) する
fopen	ファイルをオープン (open) する
freopen	ストリーム (stream) をクローズしてから新しいストリームをオープンする
setbuf	入出力用のバッファを設定する
setvbuf	入出力用のバッファを設定する
fprintf	書式文字列に従ってストリームに出力する
fscanf	ストリームから書式文字列に従ってデータを読込む
printf	書式文字列に従って標準出力 (standard output) に出力する
scanf	標準入力 (standard input) から書式文字列に従ってデータを読込む
snprintf	書式文字列に従って指定文字数分だけ文字配列に書き込む	C99
sprintf	書式文字列に従って文字配列に書き込む
sscanf	指定した文字列から書式文字列に従ってデータを取得する
vfprintf	可変長引数リストのデータを書式文字列に従ってストリームに出力する
vfscanf	ストリームから可変長引数リストを用いてデータを読込む	C99
vprintf	可変長引数リストのデータを書式文字列に従って標準出力に出力する
vscanf	標準入力から可変長引数リストを用いてデータを読み込む	C99
vsnprintf	可変長引数リストのデータを書式文字列に従って指定文字数分だけ文字配列に書き込む	C99
vsprintf	可変長引数リストのデータを書式文字列に従って文字配列に書き込む
vsscanf	指定した文字列から可変長引数リストを用いてデータを取得する	C99
fgetc	ストリームから 1 文字単位で文字を読み取る
fgets	ストリームから 1 行単位で文字列を読み取る
fputc	ストリームに指定した文字を書き込む
fputs	ストリームに指定した文字列を書き込む
getc	ストリームから 1 文字単位で文字を読み取る
getchar	標準入力から 1 文字単位で文字を読み取る
gets	標準入力から文字列を読み取る
putc	ストリームに指定した文字を書き込む.
putchar	標準出力に指定した文字を書き込む
puts	標準出力に指定した文字列を書き込む
ungetc	入力ストリームに文字を戻す
fread	ブロック単位でファイルを読み込む
fwrite	ブロック単位でファイルを書き込む
fgetpos	ストリームの解析状態および，現在のファイル位置表示子 (file position indicator) の値を取得する
fseek	ファイル位置表示子を変更する
fsetpos	mbstate_t オブジェクトおよび，ファイル位置表示子を設定する
ftell	ファイル位置表示子の値を取得する
rewind	ファイル位置表示子をそのファイルの始めに位置付ける
clearerr	ファイル位置表示子，ファイル終了表示子 (end-of-file indicator)，エラー表示子 (error indicator) をクリアする
feof	ストリームのファイル終了表示子を判定する
ferror	ストリームのエラー表示子を判定する
perror	エラー番号に対応するエラーメッセージを標準エラー出力 (standard error) に出力する

マクロ名	概要
_IOFBF	入出力を完全バッファリング (fully buffered) する
_IOLBF	入出力を行バッファリング (line buffered) する
_IONBF	入出力をバッファリングなし (unbuffered) しない
BUFSIZ	setbuf 関数によって使われるバッファ (buffer) の大きさを表す
L_tmpnam	tmpnam 関数によって生成される一時ファイル名を保持するのに，char 型の配列が必要とする十分な大きさを表す整数定数式
TMP_MAX	tmpnam 関数によって生成されるファイル名の最大個数を表す
SEEK_CUR	その時点のファイル位置表示子 (file position indicator) の値
SEEK_END	ファイルの終わり
SEEK_SET	ファイルの始め
stderr	標準エラー出力 (standard error)
stdin	標準入力 (standard input)
stdout	標準出力 (standard output)
EOF	ファイルの終わり (end-of-file) を示すための，int 型の負の値を表す
FOPEN_MAX	同時にオープン (open) できるファイル数の最小値を表す整数定数式を表す
FILENAME_MAX	オープンできるファイル名の長さを表す整数定数式を表す
NULL	空ポインタ定数 (null pointer constant) を表す

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stdlib.h にはいくつかの一般ユーティリティ関数とマクロが定義されています．

[stdlib.hだけをピックアップ]

関数名	概要	備考
atof	文字列を double 型に変換する
atoi	文字列を int 型に変換する
atol	文字列を long 型に変換する
atoll	文字列を long long 型に変換する	C99
strtod	文字列を double 型に変換する
strtof	文字列を float 型に変換する	C99
strtold	文字列を long double 型に変換する	C99
strtol	基数を指定して文字列を long 型に変換する
strtoll	基数を指定して文字列を long long 型に変換する	C99
strtoul	基数を指定して文字列を unsigned long 型に変換する
strtoull	基数を指定して文字列を unsigned long long 型に変換する	C99
rand	擬似乱数を発生させる
srand	乱数種 (シード) を設定する
calloc	指定バイト分のメモリ領域を確保し，その領域を 0 で初期化する
free	メモリ領域を解放する
malloc	指定バイト分のメモリ領域を確保する
realloc	確保したメモリ領域のサイズを変更する
abort	プログラムを異常終了する
atexit	プログラム正常終了時に呼び出される関数を登録する
exit	プログラムを終了する
_Exit	プログラムを終了する	C99
getenv	環境変数の値を取得する
system	コマンドプロセッサ (command processor) へコマンドを渡す
bsearch	整列 (sort) 済みの配列から値を探索する
qsort	配列を整列する
abs	絶対値を取得し，結果を int 型で返す
labs	絶対値を取得し，結果を long 型で返す
llabs	絶対値を取得し，結果を long long 型で返す	C99
div	商と剰余を取得し，結果を div_t 型で返す
ldiv	商と剰余を取得し，結果を ldiv_t 型で返す
lldiv	商と剰余を取得し，結果を lldiv_t 型で返す	C99
mblen	多バイト文字 (multibyte character) のバイト長を取得する
mbtowc	多バイト文字をワイド文字 (wide character) に変換する
wctomb	ワイド文字を多バイト文字に変換する
mbstowcs	多バイト文字列 (multibyte string) をワイド文字列 (wide string) に変換する
wcstombs	ワイド文字列を多バイト文字列に変換する

マクロ名	概要
NULL	空ポインタ定数 (null pointer constant) を表す
EXIT_SUCCESS	成功終了状態を表す
EXIT_FAILURE	失敗終了状態を表す
RAND_MAX	rand 関数が返す最大の値を表す
MB_CUR_MAX	多バイト文字の最大バイト数を表す (size_t型の整数式)

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string.h には文字列操作に関する関数が定義されています．

[string.hだけをピックアップ]

関数名	概要
memcpy	オブジェクトを指定文字数分コピーする
memmove	オブジェクトを指定文字数分コピーする
strcpy	文字列をコピーする
strncpy	文字列を指定文字数分コピーする
strcat	文字列を連結する
strncat	文字列を指定文字数分連結する
memcmp	オブジェクトを指定文字数分比較する
strcmp	文字列を比較する
strcoll	文字列の比較をその時点のロケール (loclae) に従って行う
strncmp	文字列を指定文字数分比較する
strxfrm	文字列の変換を行う
memchr	オブジェクトから文字を探索する
strchr	文字列の先頭から文字を探索する
strcspn	文字列中の指定文字列を含まない先頭部分の長さを求める
strpbrk	文字列から、指定したいずれかの文字を探索する
strrchr	文字列の最後から文字を探索する
strspn	文字列中の指定文字列を含む先頭部分の長さを求める
strstr	文字列から文字列を探索する
strtok	文字列を区切り文字で分割する
memset	オブジェクトの先頭から指定文字数分文字をセットする
strerror	エラー番号に対応するエラーメッセージを取得する
strlen	文字列の長さを取得する

マクロ名	概要
NULL	空ポインタ定数 (null pointer constant) を表す

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tgmath.h には引数の型に応じて math.h か complex.h の関数を呼び出すマクロが定義されています．なお，tgmath.h をインクルードすると math.h と complex.h も自動的にインクルードされます．
マクロとそのマクロによって呼び出される関数の一覧は以下の通りです．

[tgmath.hだけをピックアップ]

math.h と complex.h のどちらか一方から関数を呼び出すマクロ

マクロ名	呼び出される関数 (math.h)			呼び出される関数 (complex.h)
マクロ名	double	float	long double	double complex	float complex	long double complex
acos	acos	acosf	acosl	cacos	cacosf	cacosl
asin	asin	asinf	asinl	casin	casinf	casinl
atan	atan	atanf	atanl	catan	catanf	catanl
acosh	acosh	acoshf	acoshl	cacosh	cacoshf	cacoshl
asinh	asinh	asinhf	asinhl	casinh	casinhf	casinhl
atanh	atanh	atanhf	atanhl	catanh	catanhf	catanhl
cos	cos	cosf	cosl	ccos	ccosf	ccosl
sin	sin	sinf	sinl	csin	csinf	csinl
tan	tan	tanf	tanl	ctan	ctanf	ctanl
cosh	cosh	coshf	coshl	ccosh	ccoshf	ccoshl
sinh	sinh	sinhf	sinhl	csinh	csinhf	csinhl
tanh	tanh	tanhf	tanhl	ctanh	ctanhf	ctanhl
exp	exp	expf	expl	cexp	cexpf	cexpl
log	log	logf	logl	clog	clogf	clogl
pow	pow	powf	powl	cpow	cpowf	cpowl
sqrt	sqrt	sqrtf	sqrtl	csqrt	csqrtf	csqrtl
fabs	fabs	fabsf	fabsl	cabs	cabsf	cabsl

math.h から関数を呼び出すマクロ

マクロ名	呼び出される関数 (math.h)
マクロ名	double	float	long double
atan2	atan2	atan2f	atan2l
cbrt	cbrt	cbrtf	cbrtl
ceil	ceil	ceilf	ceill
copysign	copysign	copysignf	copysignl
erf	erf	erff	erfl
erfc	erfc	erfcf	erfcl
exp2	exp2	exp2f	exp2l
expm1	expm1	expm1f	expm1l
fdim	fdim	fdimf	fdiml
floor	floor	floorf	floorl
fma	fma	fmaf	fmal
fmax	fmax	fmaxf	fmaxl
fmin	fmin	fminf	fminl
fmod	fmod	fmodf	fmodl
frexp	frexp	frexpf	frexpl
hypot	hypot	hypotf	hypotl
ilogb	ilogb	ilogbf	ilogbl
ldexp	ldexp	ldexpf	ldexpl
lgamma	lgamma	lgammaf	lgammal
llrint	llrint	llrintf	llrintl
llround	llround	llroundf	llroundl
log10	log10	log10f	log10l
log1p	log1p	log1pf	log1pl
log2	log2	log2f	log2l
logb	logb	logbf	logbl
lrint	lrint	lrintf	lrintl
lround	lround	lroundf	lroundl
nearbyint	nearbyint	nearbyintf	nearbyintl
nextafter	nextafter	nextafterf	nextafterl
nexttoward	nexttoward	nexttowardf	nexttowardl
remainder	remainder	remainderf	remainderl
remquo	remquo	remquof	remquol
rint	rint	rintf	rintl
round	round	roundf	roundl
scalbn	scalbn	scalbnf	scalbnl
scalbln	scalbln	scalblnf	scalblnl
tgamma	tgamma	tgammaf	tgammal
trunc	trunc	truncf	truncl

complex.h から関数を呼び出すマクロ

マクロ名	呼び出される関数 (complex.h)
マクロ名	double complex	float complex	long double complex
carg	carg	cargf	cargl
cimag	cimag	cimagf	cimagl
conj	conj	conjf	conjl
cproj	cproj	cprojf	cprojl
creal	creal	crealf	creall

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time.h には主に時間を扱うための関数が定義されています．

[time.hだけをピックアップ]

関数名	概要
clock	使用したプロセッサ時間を取得する
difftime	2 つの暦時刻 (calendar time) の差を求める
mktime	tm 構造体を time_t 型に変換する
time	現在の暦時刻を取得する
asctime	tm 構造体の要素別の時刻を文字列に変換する
ctime	暦時刻 (calendar time) を文字列形式の地方時に変換する
gmtime	暦時刻を協定世界時 (utc) に変換する
localtime	暦時刻を地方時 (local time) に変換する
strftime	時間や日時情報を指定された書式に従って変換し，文字配列に格納する

マクロ名	概要
NULL	空ポインタ定数 (null pointer constant) を表す
CLOCKS_PER_SEC	clock 関数が返す値の単位 (1 秒当たりの個数) を表す

構造体名	概要
tm 構造体	暦時刻 (calendar time) の要素を格納する構造体

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wchar.h にはワイド文字 (wide character) を扱うためのいつくつかの関数が定義されています．

[wchar.hだけをピックアップ]

関数名	概要	備考
fwprintf	書式ワイド文字列に従ってストリーム (stream) に出力する
fwscanf	ストリームから書式ワイド文字列に従ってデータを読込む
swprintf	書式ワイド文字列に従ってワイド文字 (wide character) 配列に書き込む
swscanf	指定したワイド文字列 (wide string) から書式ワイド文字列に従ってデータを取得する
vfwprintf	可変長引数リストのデータを書式ワイド文字列に従ってストリームに出力する
vfwscanf	ストリームから可変長引数リストを用いてデータを読込む	C99
vswprintf	可変長引数リストのデータを書式ワイド文字列に従ってワイド文字配列に書き込む
vswscanf	指定したワイド文字列から可変長引数リストを用いてデータを取得する	C99
vwprintf	可変長引数リストのデータを書式ワイド文字列に従って標準出力 (standard output) に出力する
vwscanf	標準入力 (standard input) から可変長引数リストを用いてデータを読み込む	C99
wprintf	書式ワイド文字列に従って標準出力に出力する
wscanf	標準入力から書式ワイド文字列に従ってデータを読込む
fgetwc	ストリームから 1 文字単位でワイド文字を読み取る
fgetws	ストリームから 1 行単位でワイド文字列を読み取る
fputwc	ストリームに指定したワイド文字を書き込む
fputws	ストリームに指定したワイド文字列を書き込む
fwide	ストリームの入出力単位を決定する
getwc	ストリームから 1 文字単位でワイド文字を読み取る
getwchar	標準入力から 1 文字単位でワイド文字を読み取る
putwc	ストリームに指定したワイド文字を書き込む
putwchar	標準出力に指定したワイド文字を書き込む
ungetwc	入力ストリームにワイド文字を戻す
wcstod	ワイド文字列を double 型に変換する
wcstof	ワイド文字列を float 型に変換する	C99
wcstold	ワイド文字列を long double 型に変換する	C99
wcstol	基数を指定してワイド文字列を long 型に変換する
wcstoll	基数を指定してワイド文字列を long long 型に変換する	C99
wcstoul	基数を指定してワイド文字列を unsigned long 型に変換する
wcstoull	基数を指定してワイド文字列を unsigned long long 型に変換する	C99
wcscpy	ワイド文字列をコピーする
wcsncpy	ワイド文字列を指定文字数分コピーする
wmemcpy	オブジェクトを指定ワイド文字数分コピーする
wmemmove	オブジェクトを指定ワイド文字数分コピーする
wcscat	ワイド文字列を連結する
wcsncat	ワイド文字列を指定文字数分連結する
wcscmp	ワイド文字列を比較する
wcscoll	ワイド文字列の比較をその時点のロケール (locale) に従って行う
wcsncmp	ワイド文字列を指定文字数分比較する
wcsxfrm	ワイド文字列の変換を行う
wmemcmp	オブジェクトを指定ワイド文字数分比較する
wcschr	ワイド文字列の先頭からワイド文字を探索する
wcscspn	ワイド文字列中の指定ワイド文字列を含まない先頭部分の長さを求める
wcspbrk	ワイド文字列から指定したいずれかのワイド文字を探索する
wcsrchr	ワイド文字列の最後からワイド文字を探索する
wcsspn	ワイド文字列中の指定ワイド文字列を含む先頭部分の長さを求める
wcsstr	ワイド文字列からワイド文字列を探索する
wcstok	ワイド文字列を区切りワイド文字で分割する
wmemchr	オブジェクトからワイド文字を探索する
wcslen	ワイド文字列の長さを取得する
wmemset	オブジェクトの先頭から指定文字数分ワイド文字をセットする
wcsftime	時間や日時情報を指定された書式に従って変換しワイド文字配列に格納する
btowc	1 バイト文字をワイド文字に変換する
wctob	ワイド文字を 1 バイト文字に変換する
mbsinit	mbstate_t オブジェクトが初期変換状態を表すかどうかを判定する
mbrlen	多バイト文字 (multibyte character) のバイト長を取得する
mbrtowc	多バイト文字をワイド文字に変換する
wcrtomb	ワイド文字を多バイト文字に変換する
mbsrtowcs	多バイト文字列 (multibyte string) をワイド文字列に変換する
wcsrtombs	ワイド文字列を多バイト文字列に変換する

マクロ名	概要
NULL	空ポインタ定数 (null pointer constant) を表す
WCHAR_MIN	wchar_t 型の最小値を表す
WCHAR_MAX	wchar_t 型の最大値を表す
WEOF	ファイルの終わり (end-of-file) を示すための wint_t 型の値を表す

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wctype.h にはワイド文字 (wide character) の種類の判定や，ワイド文字の変換を行うための関数が定義されています．

[wctype.hだけをピックアップ]

関数名	概要	備考
iswalnum	文字が英数字に対応するワイド文字 (wide character) かどうかを判定する
iswalpha	文字が英文字に対応するワイド文字かどうかを判定する
iswblank	文字が標準ブランクワイド文字かどうかを判定する	C99
iswcntrl	文字が制御ワイド文字 (control wide character) かどうかを判定する
iswdigit	文字が 10 進数字に対応するワイド文字かどうかを判定する
iswgraph	文字が空白類ワイド文字を除く表示ワイド文字 (printing wide character) かどうかを判定する
iswlower	文字が英小文字に対応するワイド文字かどうかを判定する
iswprint	文字が表示ワイド文字かどうかを判定する
iswpunct	文字が区切り文字 (punctuation character) に対応するワイド文字かどうかを判定する
iswspace	文字が文化圏固有の空白類ワイド文字かどうかを判定する
iswupper	文字が英大文字に対応するワイド文字かどうかを判定する
iswxdigit	文字が 16 進数字に対応するワイド文字かどうかを判定する
iswctype	指定したワイド文字が指定した種別に属するかどうかを判定する
wctype	ワイド文字の種別を取得する
towlower	ワイド文字の小文字を大文字に変換する
towupper	ワイド文字の大文字を小文字に変換する
towctrans	指定した写像を用いてワイド文字を変換する
wctrans	ワイド文字間の写像を表す wctrans_t 型の値を生成する

マクロ名	概要
WEOF	ファイルの終わり (end-of-file) を示すための wint_t 型の値を表す

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