puts

標準出力 (standard output) に指定した文字列を書き込みます.

#include <stdio.h>
int puts(
    char * s
);

puts 関数は標準出力に s が指す文字列を書き込みます.(出力の最後に自動的に改行文字を追加します.) 文字列の終端ナル文字 ('\0') の書き込みは行いません.

引数

  • s: 書き込みたい文字列

戻り値

  • 書き込み成功時: 正の値
  • 書き込み失敗時: EOF

C言語サンプルプログラム

puts 関数を使用して標準出力に文字列を書き込むサンプルプログラムを以下に示します.

/* header files */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>

/* main */
int main(void) {
    char *writeline = "Snoopy";
    puts(writeline);

    return EXIT_SUCCESS;
}

実行例

サンプルプログラムの実行結果は以下のようになります.

Snoopy

Cプログラマの必読書

たくさんあるC言語関連の書籍の中でも特に役に立った本です.よかったら参考にしてみてください.

C実践プログラミング 第3版

C言語の実践的参考書.少々値段は張りますが初心者を脱しようとしている人は絶対に読むべきです.
文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります. オライリーの本は,読みにくい本が多いのですが本書はとても読みやすくオススメです.


C言語ポインタ完全制覇 (標準プログラマーズライブラリ)

ポインタの解説書としては最高の書籍です.
この1冊でポインタを完全に理解することができます.全くの初学者が読むには敷居が高いですが,入門書を読み終えた後に読むと非常に有益です.