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ストリーム (stream) のエラー表示子 (error indicator) を判定します.
#include <stdio.h>
int ferror( FILE *stream );
ferror 関数は stream が指すストリームのエラー表示子を判定します.エラー表示子がセットされている場合には真を返し,そうでない場合には偽を返します.
以下に ferror 関数を使用したサンプルプログラムを示します.
/* header files */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <string.h>
/* main */
int main(void) {
int ch;
FILE *fp;
char *filename = "sample.txt";
if ((fp = fopen(filename, "w")) == NULL) {
fprintf (stderr, "%sのオープンに失敗: %s\n",
filename, strerror(errno));
return EXIT_FAILURE;
}
/* エラー表示子のチェック */
printf("書込み前: ferror(fp) = %d\n", ferror(fp));
ch = fgetc(fp);
fputc(ch, fp);
/* エラー表示子のチェック */
printf("書込み後: ferror(fp) = %d\n", ferror(fp));
/* エラー終了表示子のクリア */
clearerr(fp);
/* エラー終了表示子のチェック */
printf("クリア後: ferror(fp) = %d\n", ferror(fp));
fclose(fp);
return EXIT_SUCCESS;
}
サンプルプログラムの実行結果は以下のようになります.
書込み前: ferror(fp) = 0 書込み後: ferror(fp) = 32 クリア後: ferror(fp) = 0
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文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります.
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