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引数を最も近い整数値に丸めます.引数がちょうど中間にある場合は,その時点の丸め方向にかかわらず 0 から遠い方向を選びます.(四捨五入)
#include <math.h>
double round( double x );
round 関数は x を最も近い整数値に丸め,結果を double 型で返します.引数がちょうど中間にある場合は,その時点の丸め方向にかかわらず 0 から遠い方向を選びます.
#include <math.h>
float roundf( float x );
roundf 関数は x を最も近い整数値に丸め,結果を float 型で返します.引数がちょうど中間にある場合は,その時点の丸め方向にかかわらず 0 から遠い方向を選びます.
#include <math.h>
long double roundl( long double x );
roundl 関数は x を最も近い整数値に丸め,結果を long double 型で返します.引数がちょうど中間にある場合は,その時点の丸め方向にかかわらず 0 から遠い方向を選びます.
以下に round 関数を使用したサンプルプログラムを示します.
/* header files */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <math.h>
/* main */
int main(void) {
double x1 = 5.0001, x2 = -5.0001;
double x3 = 0.0;
double x4 = 5.5000, x5 = -5.5000;
double y1, y2, y3, y4, y5;
y1 = round(x1);
y2 = round(x2);
y3 = round(x3);
y4 = round(x4);
y5 = round(x5);
printf("round(%.4f) = %.4f\n", x1, y1);
printf("round(%.4f) = %.4f\n", x2, y2);
printf("round(%.4f) = %.4f\n", x3, y3);
printf("round(%.4f) = %.4f\n", x4, y4);
printf("round(%.4f) = %.4f\n", x5, y5);
return EXIT_SUCCESS;
}
サンプルプログラムの実行結果は以下のようになります.
round(5.0001) = 5.0000 round(-5.0001) = -5.0000 round(0.0000) = 0.0000 round(5.5000) = 6.0000 round(-5.5000) = -6.0000
たくさんあるC言語関連の書籍の中でも特に役に立った本です.よかったら参考にしてみてください.
C言語の実践的参考書.少々値段は張りますが初心者を脱しようとしている人は絶対に読むべきです.
文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります.
オライリーの本は,読みにくい本が多いのですが本書はとても読みやすくオススメです.
ポインタの解説書としては最高の書籍です.
この1冊でポインタを完全に理解することができます.全くの初学者が読むには敷居が高いですが,入門書を読み終えた後に読むと非常に有益です.