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文字列の比較をその時点のロケール (locale) に従って行います.
#include <string.h>
int strcoll( const char *s1, const char *s2 );
strcoll 関数は s1 が指す文字列と s2 が指す文字列を比較します.文字列の比較はロケール情報の LC_COLLATE カテゴリに基づいて行われます.
strcoll 関数を使用して文字列を比較するサンプルプログラムを以下に示します.
/* header files */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <string.h>
#include <locale.h>
/* main */
int main(void) {
char s1[] = "12345";
char s2[] = "12367";
int result;
/* ロケールを日本にセット */
setlocale(LC_ALL, "JPN");
result = strcoll(s1, s2);
if ( result == 0 ) {
printf("s1とs2は同じ文字列です.\n");
} else if ( result > 0 ) {
printf("s1のほうが大きい文字列です.\n");
} else {
printf("s2のほうが大きい文字列です.\n");
}
return EXIT_SUCCESS;
}
サンプルプログラムの実行結果は以下のようになります.
s2のほうが大きい文字列です.
たくさんあるC言語関連の書籍の中でも特に役に立った本です.よかったら参考にしてみてください.
C言語の実践的参考書.少々値段は張りますが初心者を脱しようとしている人は絶対に読むべきです.
文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります.
オライリーの本は,読みにくい本が多いのですが本書はとても読みやすくオススメです.
ポインタの解説書としては最高の書籍です.
この1冊でポインタを完全に理解することができます.全くの初学者が読むには敷居が高いですが,入門書を読み終えた後に読むと非常に有益です.