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文字列の変換※ を行います.
#include <string.h>
size_t strxfrm( char * restrict s1, const char * restrict s2, size_t n );
strxfrm 関数は s2 が指す文字列を n 文字分変換※ して s1 が指す配列に格納します. 文字列の変換はロケール情報の LC_COLLATE カテゴリに基づいて解釈されます.
n が 0 である場合,s1 は空ポインタ (NULL) であってもかまいません.
領域が重なり合うオブジェクト間でコピーが行われるときの動作は未定義です.
戻り値が n 以上の場合,s1 が指す配列の内容は不定になります.
※ 変換
strxfrm 関数で変換した文字列を strcmp 関数で比較したときに,元の文字列を strcoll 関数で比較したのと同じ結果になるようにします.
strxfrm 関数を使用して文字列の変換を行うサンプルプログラムを以下に示します.
/* header files */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <string.h>
#include <locale.h>
/* macros */
#define N 256
/* main */
int main(void) {
char before01[] = "スヌーピー";
char before02[] = "スヌーピー";
char after01[N] = {'\0'};
char after02[N] = {'\0'};
setlocale(LC_COLLATE, "JPN");
/* 変換 */
strxfrm(after01, before01, N);
strxfrm(after02, before02, N);
/* s1 と s2 を比較する */
if ( strcmp(after01, after02) == 0 ) {
printf("同じ文字列です.\n");
} else {
printf("異なる文字列です.\n");
}
return EXIT_SUCCESS;
}
サンプルプログラムの実行結果は以下のようになります.
同じ文字列です.
たくさんあるC言語関連の書籍の中でも特に役に立った本です.よかったら参考にしてみてください.
C言語の実践的参考書.少々値段は張りますが初心者を脱しようとしている人は絶対に読むべきです.
文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります.
オライリーの本は,読みにくい本が多いのですが本書はとても読みやすくオススメです.
ポインタの解説書としては最高の書籍です.
この1冊でポインタを完全に理解することができます.全くの初学者が読むには敷居が高いですが,入門書を読み終えた後に読むと非常に有益です.