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引数の値をカテゴリに分類します.
#include <math.h>
int fpclassify( 実浮動小数点型 x );
fpclassify マクロは,引数 x を NaN (非数),無限大,正規化数,非正規化数,0,その他の処理系定義のカテゴリに分類します.
最初にプログラム上の型よりビット数が大きい形式で表現された引数 x は,そのプログラム上の型に変換されます.次に引数の型に基づいて分類されます.
以下に fpclassify マクロを使用したサンプルプログラムを示します.
/* header files */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <math.h>
/* functions */
void ShowClass(double x);
/* main */
int main(void) {
double val_nan = nan(NULL);
double val_normal = 10.0;
double val_zero = 0.0;
ShowClass(val_nan);
ShowClass(val_normal);
ShowClass(val_zero);
return EXIT_SUCCESS;
}
/**
* カテゴリに分けて表示する
* @param[IN] x 実数
*/
void ShowClass(double x) {
int result;
printf("%.1f: ", x);
result = fpclassify(x);
switch ( result ) {
case FP_INFINITE:
printf("正または負の無限大\n");
break;
case FP_NAN:
printf("NaN\n");
break;
case FP_NORMAL:
printf("普通の値\n");
break;
case FP_SUBNORMAL:
printf("小さすぎる値\n");
break;
case FP_ZERO:
printf("ゼロ\n");
break;
default:
printf("その他\n");
}
}
サンプルプログラムの実行結果は以下のようになります.
-1.$: NaN 10.0: 普通の値 0.0: ゼロ
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C言語の実践的参考書.少々値段は張りますが初心者を脱しようとしている人は絶対に読むべきです.
文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります.
オライリーの本は,読みにくい本が多いのですが本書はとても読みやすくオススメです.
ポインタの解説書としては最高の書籍です.
この1冊でポインタを完全に理解することができます.全くの初学者が読むには敷居が高いですが,入門書を読み終えた後に読むと非常に有益です.