lconv

conv 構造体はロケール情報を格納する構造体です.

#include <locale.h>

conv 構造体のメンバは以下の通りです.

メンバ

メンバ意味
char *decimal_point 数値書式 (通貨以外) で使用する小数点文字
char *thousands_sep 数値書式 (通貨以外) の整数部の数字のグループを区切る文字
char *grouping 数値書式 (通貨以外) の数字の各グループの桁数
char *int_curr_symbol 国際通貨記号
  • 最初の3文字:
    ISO4217規格に定義されている英字国際通貨記号
  • 4番目の文字:
    国際通貨記号と通貨値を区切るために使用する文字
char *currency_symbol 現地通貨記号
char *mon_decimal_point 通貨書式で使用する小数点文字
char *mon_thousands_sep 通貨書式の整数部の数字のグループを区切る文字
char *mon_grouping 通貨書式の数字の各グループの桁数
char *positive_sign 負でない通貨値の符号を示す文字列
char *negative_sign 負の通貨値の符号を表す文字列
charint_frac_digits 国際的な通貨書式の小数部の桁数
charfrac_digits 通貨書式の小数部の桁数
charp_cs_precedes
  • 0: 通貨記号が値の後ろにある場合
  • 1: 通貨記号が負でない通貨値の前にある場合
charp_sep_by_space
  • 0:
    通貨記号と負でない通貨値が空白で区切られていない場合
  • 1:
    通貨記号と負でない通貨値が空白で区切られている場合
charn_cs_precedes
  • 0: 通貨記号が負の通貨値の後ろにある場合
  • 1: 通貨記号が負の通貨値の前にある場合
charn_sep_by_space
  • 0:
    通貨記号と負の通貨値が空白で区切られていない場合
  • 1:
    通貨記号と負の通貨値が空白で区切られている場合
charp_sign_posn 負でない通貨書式の符号の位置
charn_sign_posn 負の通貨書式の符号の位置

Cプログラマの必読書

たくさんあるC言語関連の書籍の中でも特に役に立った本です.よかったら参考にしてみてください.

C実践プログラミング 第3版

C言語の実践的参考書.少々値段は張りますが初心者を脱しようとしている人は絶対に読むべきです.
文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります. オライリーの本は,読みにくい本が多いのですが本書はとても読みやすくオススメです.


C言語ポインタ完全制覇 (標準プログラマーズライブラリ)

ポインタの解説書としては最高の書籍です.
この1冊でポインタを完全に理解することができます.全くの初学者が読むには敷居が高いですが,入門書を読み終えた後に読むと非常に有益です.