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商と剰余を取得し,結果を lldiv_t 型で返します.
#include <stdlib.h>
lldiv_t lldiv( long long number, long long denom );
lldiv 関数は 1 回の呼び出しで number / denom 及び,number % denom の両方を計算し lldiv_t 型の構造体に格納して返します.
機能がよく似た関数に div 関数,ldiv 関数があります.
lldiv 関数を使用して商と剰余を取得するサンプルプログラムを以下に示します.
/* header files */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
/* main */
int main(void) {
long long n, d;
lldiv_t a;
n = 20;
d = 3;
a = lldiv(n, d);
printf("%lld / %lld = %lld\n", n, d, a.quot);
printf("%lld %% %lld = %lld\n", n, d, a.rem);
return EXIT_SUCCESS;
}
サンプルプログラムの実行結果は以下のようになります.
20 / 3 = 6 20 % 3 = 2
たくさんあるC言語関連の書籍の中でも特に役に立った本です.よかったら参考にしてみてください.
C言語の実践的参考書.少々値段は張りますが初心者を脱しようとしている人は絶対に読むべきです.
文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります.
オライリーの本は,読みにくい本が多いのですが本書はとても読みやすくオススメです.
ポインタの解説書としては最高の書籍です.
この1冊でポインタを完全に理解することができます.全くの初学者が読むには敷居が高いですが,入門書を読み終えた後に読むと非常に有益です.