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複素数の絶対値を取得します.
#include <complex.h>
double cabs( double complex z );
cabs 関数は,double complex 型の引数 z の絶対値を double 型で返します.
#include <complex.h>
float cabsf( float complex z );
cabsf 関数は,float complex 型の引数 z の絶対値を float 型で返します.
#include <complex.h>
long double cabsl( long double complex z );
cabsl 関数は,long double complex 型の引数 z の絶対値を long double 型で返します.
以下に cabs 関数を使用して複素数絶対値を求めるサンプルプログラムを示します.
/* header files */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <math.h>
#include <complex.h>
/* main */
int main(void) {
double complex z = 3.0 + 2.0 * I;
double cabs_z01, cabs_z02;
/* 絶対値を求める */
cabs_z01 = cabs(z);
cabs_z02 = sqrt(3.0 * 3.0 + 2.0 * 2.0);
/* 表示 */
printf("cabs 関数で求めた値: %.10f\n", cabs_z01);
printf("数学的な定義から求めた値: %.10f\n", cabs_z02);
return EXIT_SUCCESS;
}
サンプルプログラムの実行結果は以下のようになります.
cabs 関数で求めた値: 3.6055512755 数学的な定義から求めた値: 3.6055512755
たくさんあるC言語関連の書籍の中でも特に役に立った本です.よかったら参考にしてみてください.
C言語の実践的参考書.少々値段は張りますが初心者を脱しようとしている人は絶対に読むべきです.
文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります.
オライリーの本は,読みにくい本が多いのですが本書はとても読みやすくオススメです.
ポインタの解説書としては最高の書籍です.
この1冊でポインタを完全に理解することができます.全くの初学者が読むには敷居が高いですが,入門書を読み終えた後に読むと非常に有益です.