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余誤差関数を計算します.
#include <math.h>
double erfc( double x );
erfc 関数は x の余誤差関数を計算し,double 型で返します.
#include <math.h>
float erfcf( float x );
erfcf 関数は x の余誤差関数を計算し,float 型で返します.
#include <math.h>
long double erfcl( long double x );
erfcl 関数は x の余誤差関数を計算し,long double 型で返します.
erfc,erfcf,erfcl 関数は x の値が大きすぎる場合,値域エラー (range error) が発生します.
以下に erfc 関数を使用したサンプルプログラムを示します.
/* header files */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <math.h>
/* main */
int main(void) {
double x = -7.0;
double y;
while ( x < 8.0 ) {
/* 余誤差関数 */
y = erfc(x);
printf("erfc(%.1f) = %.16f\n", x, y);
x += 1.0;
}
return EXIT_SUCCESS;
}
サンプルプログラムの実行結果は以下のようになります.
erfc(-7.0) = 2.0000000000000000 erfc(-6.0) = 2.0000000000000000 erfc(-5.0) = 1.9999999999984626 erfc(-4.0) = 1.9999999845827421 erfc(-3.0) = 1.9999779095030015 erfc(-2.0) = 1.9953222650189528 erfc(-1.0) = 1.8427007929497148 erfc(0.0) = 1.0000000000000000 erfc(1.0) = 0.1572992070502851 erfc(2.0) = 0.0046777349810473 erfc(3.0) = 0.0000220904969986 erfc(4.0) = 0.0000000154172579 erfc(5.0) = 0.0000000000015375 erfc(6.0) = 0.0000000000000000 erfc(7.0) = 0.0000000000000000
たくさんあるC言語関連の書籍の中でも特に役に立った本です.よかったら参考にしてみてください.
C言語の実践的参考書.少々値段は張りますが初心者を脱しようとしている人は絶対に読むべきです.
文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります.
オライリーの本は,読みにくい本が多いのですが本書はとても読みやすくオススメです.
ポインタの解説書としては最高の書籍です.
この1冊でポインタを完全に理解することができます.全くの初学者が読むには敷居が高いですが,入門書を読み終えた後に読むと非常に有益です.