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複素数の実部 (real part) を返します.
#include <complex.h>
double creal( double complex z );
creal 関数は,double complex 型の複素数 z の実部を double 型で返します.
#include <complex.h>
float crealf( float complex z );
crealf 関数は,float complex 型の複素数 z の実部を float 型で返します.
#include <complex.h>
long double creall( long double complex z );
creall 関数は,long double complex 型の複素数 z の実部を long double 型で返します.
以下に creal 関数を使用して複素数の実部を取得するサンプルプログラムを示します.
/* header files */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <complex.h>
/* main */
int main(void) {
double complex z = 3.0 + 2.0 * I;
double re;
/* 実部を取得 */
re = creal(z);
printf("実部: %.1f\n", re);
return EXIT_SUCCESS;
}
サンプルプログラムの実行結果は以下のようになります.
実部: 3.0
たくさんあるC言語関連の書籍の中でも特に役に立った本です.よかったら参考にしてみてください.
C言語の実践的参考書.少々値段は張りますが初心者を脱しようとしている人は絶対に読むべきです.
文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります.
オライリーの本は,読みにくい本が多いのですが本書はとても読みやすくオススメです.
ポインタの解説書としては最高の書籍です.
この1冊でポインタを完全に理解することができます.全くの初学者が読むには敷居が高いですが,入門書を読み終えた後に読むと非常に有益です.