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双曲線逆正接 (arctanh) を計算します.
#include <math.h>
double atanh( double x );
atanh 関数は x の双曲線逆正接 (arctanh) を計算し,結果を double 型で返します.
#include <math.h>
float atanhf( float x );
atanhf 関数は x の双曲線逆正接 (arctanh) を計算し,結果を float 型で返します.
#include <math.h>
long double atanhl( long double x );
atanhl 関数は x の双曲線逆正接 (arctanh) を計算し,結果を long double 型で返します.
atanh,atanhf,atanhl 関数は,実引数が 区間 [-1, +1] 内にない場合,定義域エラー (domain error) が発生します.また,実引数が -1 または 1 に等しい場合,値域エラー (range error) が発生することがあります.
以下にatanh 関数を使用したサンプルプログラムを示します.
/* header files */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <math.h>
/* main */
int main(void) {
double x = 0.5;
double atanh_x01, atanh_x02;
/* 双曲線逆正接を求める */
atanh_x01 = atanh(x);
atanh_x02 = 0.5 * log((1.0 + x) / (1.0 - x));
/* 表示 */
printf("atanh 関数で求めた値: %.10f\n", atanh_x01);
printf("数学的定義から求めた値: %.10f\n", atanh_x02);
return EXIT_SUCCESS;
}
サンプルプログラムの実行結果は以下のようになります.
atanh 関数で求めた値: 0.5493061443 数学的定義から求めた値: 0.5493061443
たくさんあるC言語関連の書籍の中でも特に役に立った本です.よかったら参考にしてみてください.
C言語の実践的参考書.少々値段は張りますが初心者を脱しようとしている人は絶対に読むべきです.
文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります.
オライリーの本は,読みにくい本が多いのですが本書はとても読みやすくオススメです.
ポインタの解説書としては最高の書籍です.
この1冊でポインタを完全に理解することができます.全くの初学者が読むには敷居が高いですが,入門書を読み終えた後に読むと非常に有益です.