≫ ホーム ≫ C言語ヘッダファイル別一覧 | C言語アルファベット別一覧 ≫ math.h ≫ hypot, hypotf, hypotl
x の 2 乗と y の 2 乗の和の平方根を計算します.
#include <math.h>
double hypot ( double x, double y );
hypot 関数は x の 2 乗と y の 2 乗の和の平方根を計算し,結果を double 型で返します.
#include <math.h>
float hypotf ( float x, float y );
hypotf 関数は x の 2 乗と y の 2 乗の和の平方根を計算し,結果を float 型で返します.
#include <math.h>
long double hypotl ( long double x, long double y );
hypotl 関数は x の 2 乗と y の 2 乗の和の平方根を計算し,結果を long double 型で返します.
hypot,hypotf,hypotl 関数は値域エラー (range error) が発生することがあります.
以下に hypot 関数を使用して 2 点間の距離を求めるサンプルプログラムを示します.
/* header files */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <math.h>
/* main */
int main(void) {
double x1, x2, y1, y2;
double distance;
x1 = 0.0;
y1 = 0.0;
x2 = sqrt(3.0);
y2 = 1.0;
/* 三平方の定理より, 2 点間の距離を求める */
distance = hypot(x2 - x1, y2 - y1);
printf("2 点間の距離: %.2lf\n", distance);
return EXIT_SUCCESS;
}
サンプルプログラムの実行結果は以下のようになります.
2 点間の距離: 2.00
たくさんあるC言語関連の書籍の中でも特に役に立った本です.よかったら参考にしてみてください.
C言語の実践的参考書.少々値段は張りますが初心者を脱しようとしている人は絶対に読むべきです.
文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります.
オライリーの本は,読みにくい本が多いのですが本書はとても読みやすくオススメです.
ポインタの解説書としては最高の書籍です.
この1冊でポインタを完全に理解することができます.全くの初学者が読むには敷居が高いですが,入門書を読み終えた後に読むと非常に有益です.