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コンピュータシステム導入編4 - 障害対策、無停電装置、バックアップ、退避
■障害対策
・コンピュータウィルス、停電、ハード障害、操作ミスなどでデータファイル
が失われる危険性は常にある。
ノンストップサーバ環境と言うものを実現できなくもないが、非常に高額で
あり、大手企業でも 2 時間以内で復旧と言うところが多い。
小規模企業でもサーバの予備機だけ準備すれば 2 時間で復旧と言うのを実
現できなくもない。但し、システム要員がいなければ困難であろう。
■NTFS ファイルシステム
・サーバ OS が NT、2000、XP の場合は、ファイルシステムを NTFS にすると、
ファイルアロケーションエラーを低減できる。
うちのサーバは、途中から NTFS にしたが、その後、一度もファイルアロケ
ーションエラーが発生していない。
・NTFS は、FPD ブートでアクセスできないので必ず回復コンソールを事前に
インストールしておき、システム修復ディスクを作成しておくこと。
手順は、サーバ導入当初にテストしておくと良い。
■サーバ予備機
・サーバには、フォルダ共有やユーザ管理など多様な設定がある。
小規模企業では、ハード保守契約を結んでおくのは費用的に折り合わない。
また、ハードディスク障害の場合は、高価な RAID5 構成でないとデータを
救えない。(RAID1 ミラーと言う手もあるが。)
結局、サーバ予備機が一番効果がある。
予備機は本機と同一ハード構成が良い。一部のパーツの故障なら、部品単位
で組み替えられる。ハード構成が同じならハードディスクの載せ換えもしや
すい。一からサーバを設定していては、1 日では復旧しない。
■無停電装置
・サーバに無停電装置があると、停電時に安心である。
環境にもよるが、5 分程度は電力を供給するので、安全にシャットダウンが
可能である。(パーソナル用は、ほとんどが瞬断対応品である。)
ただ、無停電装置はバッテリの寿命が 1 年程度なのが悲しい。
雷が鳴ったら、電源を落とすのが賢いように思う。
■フォルダ共有
・サーバの安全策をいくら強化しても、データが各パソコンに保存されている
ようでは救えない。
サーバフォルダを共有して、全てのデータファイルをサーバに保存するよう
にする。こうすればバックアップもサーバだけで済む。
■バックアップ
・サーバのバックアップは必ず、OS 部分も行う。
特に共有設定やユーザ管理を設定変更した場合は、忘れずに OS 部分のバッ
クアップを実施する。
・サーバのデータ部分は、泣かない周期で実施すれば良い。
容量にゆとりのあるクライアントがあれば、そのハードディスクにミラーコ
ピーすると日常は高速にバックアップできる。
2 台同時に壊れる可能性は非常に少ない。
更新ファイルや新規ファイルだけを対象に高速にコピーできるフリーソフト
もある。この手のツールをタスクスケジューラに組み込んでおくと良い。
基本は毎日バックアップである。
・他のパソコンのハードディスクにミラーコピーしてバックアップしている場
合は、外部メディアへのバックアップは月に一度程度で良い。
容量が少なければ、MO や CD-RW にバックアップする。
何十枚にもなるようなら、DVD-RW の利用をおすすめする。
更に莫大な量であれば、高速ストリーマがある。
・私の場合は、システム開発が業務なので、日常の作業フォルダを決めており、
日々、ここでしか作業しない。
作業フォルダにないものは、本フォルダから一旦コピーして持ってくる。
この作業フォルダを作業単位に一日何回も別ドライブにシンクロコピーして
いる。シンクロコピーは、新規ファイル、修正ファイルを上書きコピーし、
削除ファイルの同期をとる。
ただ、うちの HDD は、RAID0 ストライピングなので、ディスク障害が発生
したときは一蓮托生である。操作ミスでの削除対処用である。
そのため、この作業フォルダを毎日 MO に正副 2 枚シンクロコピーしてい
る。MO は信頼性が高いが、泣かないために二重化している。
日常はこのパターンでバックアップし、毎月、触らなくなったファイルを
本フォルダに移動整理後、DVD-RW 6 枚に OS も含めてバックアップしてい
る。DVD-RW は、偶数月と奇数月で二重化している。
何事も備えあれば憂いなしである。
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