クエリの抽出条件に数値を直接入力すると、条件を変えるたびにクエリを修正しなければなりません。そんなときに便利なのがパラメータです。Betweenと組み合わせると範囲指定ができるので、さらに抽出が便利になります。
【1】Accessのファイル「SampleDB020.mdb」を起動します。
*簡単な操作は省略していきます。
【2】クエリ「Q03Prefecture」をデザインビューで開きます。
【3】PREF_CDの 抽出条件: に「8」と入力します。8は東京都です。
【4】PREF_CDが8の東京都が抽出されました。
【5】PREF_CDの 抽出条件: に「>=40」と入力します。40以上という意味で40を含みます。
【6】PREF_CDが40以上の都道府県が抽出されました。40以上は九州です。
復習になりますが、数字による抽出では以下のような式が使えましたね。
=3 イコール
<3 3未満
>3 3より大きい
<=3 3以下
>=3 3以上
<>3 3以外
【7】PREF_CDの 抽出条件: に「Between 40 and 47」と入力します。
【8】Betweenを使っても同じように九州が抽出できました。Betweenのメリットは範囲指定がわかりやすいことです。
【9】ここからが今回のポイントです。PREF_CDの 抽出条件: に [PREF_CDを入力してください。] と入力します。[]カッコは必ず半角で入力してください。
[]カッコがパラメータの指定なので大事です。カッコ内の文字はパラメータが表示されるときのメッセージなので自由に書けます。
【10】パラメータの入力画面が表示されますので、「8」を入力し「OK」ボタンをクリックします。
【11】PREF_CDが8の東京都が抽出されました。
このようにパラメータを使うと、クエリの抽出条件を動的に変化させることができるのでとても便利です。次はパラメータとBetweenを組み合わせてみましょう。
【12】PREF_CDの 抽出条件: に Between [開始PREF_CD] And [終了PREF_CD] と入力します。
Between A And B のA、Bの値をパラメータで入力するようにしています。Aは開始値でBは終了値です。
【13】パラメータの入力画面が2回表示されますので、それぞれ「40」、「47」と入力します。
【14】福岡県から沖縄県が表示されました。
【15】パラメータとBetweenを使い、四国の都道府県を抽出してみましょう。徳島県が36で、高知県が39です。
【16】クエリ「Q03Prefecture」は保存しないで閉じてください。
Accessの基本を短期間で学べるように工夫しています。リレーショナルデータベースの考え方が理解できます。
