このセクションでは自宅サーバーを、CentOSで構築するためのインストールの方法を初心者/ビギナー向けに解説します。
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CentOS6.2のインストール

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先端技術を結集したCentOS6

CentOS6 は FedoraCore をベースとした RedHatEnterpriseLinux 6の クローン OS です。

リリースは2011年7月で、旧バージョンであるCentOS5よりも新しいバージョンの カーネル が採用され、最新の ハードウェア への対応や セキュリティ 機能の充実がより一層進んでいます。

更にCentOS6の最も注目すべき点は、CentOS5から実装された サーバー の 仮想化 が完全にカーネルベースで行えるようになったことがまず挙げられるでしょう。

更にハードディスクの大容量時代に迎合してCentOS5.6から正式対応した新しいディスクフォーマット ext4 が標準化された他、外部ストレージの利用やマルチコア CPU への対応が拡大されるなど、巨大なスケールの業務用サーバーをコントロール可能になっています。

CentOS6のGUI操作画面
CentOS6のGUI操作画面

CentOS6はRedHatEnterpriseLinux6と同様、2017年11月まで ソース コードレベルでのサーポートが保証されるものと想像されます。

CentOS6は、2011年12月現在のバージョンは6.2で、多くの企業や団体が基幹サーバー用のOSとして使用しているRedHatEnterpriseLinux6のクローンですが、初期バージョンのリリースから二年程度であるため、動作実績という意味ではまだ不十分かもしれません。

今後CentOS6は、個人ユーザーだけではなく ISP や企業でも基幹OSとして使用されるようになり、インターネットや雑誌、書籍にも多く取り上げられるようになってゆくと思われます。

しかし現段階ではまだインストールや構築のための解りやすい情報が少ないため、安定的な自宅サーバーの構築を目的としているのであればもう少し導入は見合わせ、サポート期間が残っていて動作実績の長いCentOS4やCentOS5を利用するのが良いかもしれません。

先にも説明したとおり、CentOS6はマルチコアの CPU を始めとして、先端のハードウェアへの対応が進んでいます。

このコンテンツで紹介しているレベルの自宅サーバーであれば、32ビットアーキテクチャのホスト機でも64ビット機と動作に大差はありませんから、強くこだわる必要はありません。
ただし、 32ビット機には約3.2GBというメインメモリ容量の上限があります ので、将来的にサーバーの仮想化などにチャレンジしたいならば現時点では事実上メインメモリの上限に制限のない64ビット機をチョイスしておくといいと思います。

もちろん古い規格のハードウェアでも動作しないわけではありませんが、CentOS6は新しいハードウェアに対して最適動作するように設計されている分、古いハードウェアでの快適動作は期待しないほうが良いかもしれません。バランス的には2009年から現行機までのハードウェア、できればデュアルコア以上のCPUを搭載した、64 ビット アーキテクチャ の ホスト機 で使用したいところです。

RAM も最低1 GB 以上は確保しておくほうが良いでしょう。

従って、使用するホスト機が比較的古い場合には無理して新しいCentOS6を利用せずにCentOS5やCentOS4を利用するほうが快適な環境が構築できるようです。

実際CentOS6は仮想サーバーのプラットフォームとしての稼動、あるいは最新のハードウェアの利用を考慮しなければ、CentOS5に比べて極端な機能の差はありません。むしろ情報やアプリケーションの豊富さからすれば旧バージョンを利用したほうが良いケースがあります。

ただ最近はエントリークラスとはいえ高性能なサーバー機が非常に安価に入手できるようになっていますから サーバー専用機について 思い切って最新のサーバー機にCentOS6のインストールをチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。

CentOS6は現在(2011年12月)のところ正式な最終バージョンは 6.2 となります。

従って本文中で CentOS6 と記述している場合、このコンテンツでは特に断りのない限り CentOS6.2 についての解説となります。

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