このページではLinux、Apache/httpd、PHP及びMySQLを用いたLAMPシステムとそれを利用したMovableType5のインストールについて解説します。
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データベースのリストア


MovableType5について

シックス・アパート株式会社 の "MovableType5" は、 "WordPress" と並んで、今最も人気の高いブログツールのひとつで、商用、個人用に幅広く利用されています。

MovableType5はフリープログラムではありませんが、個人で非営利目的であれば無償で使用することができますし、必要ならば有料サポートを受けることもできますので「全部自己責任で」という多くのフリープログラムに比べると安心して利用することができます。

MovableType5は Perl を使った CGI で動作します。これは PHP での動作が主流の CMS の中では珍しい存在といえるかもしれません。

多機能になったMovableType5

以前のバージョンのMovableTypeは、ひとつのブログを運営することに特化した CMS でしたが、MovableType5はBBSなどの他の機能とともにひとつにまとめられた統合CMSとなっています。

また、以前のバージョンのMovableTypeでは、 MySQL の他、 PostgreSQL 、 SQLite などの データベース が利用でき、それがMovableTypeのひとつの特徴でもありましたが、MovableType5からは利用できるデータベースは MySQL のみとなっています。

これは、MovableTypeの多機能化に伴い、多種類のデータベースでの動作をサポートすることが困難となった結果、比較的広く普及していて多機能かつ扱いがやさしいMySQLに集約せざるを得なくなったためだと想像されます。

現在(2010年6月)のMovableTypeの最新バージョンは5.02ですが、 データベース に利用できる MySQL のバージョンは "5.0以降" となっています。

従ってMovableType5は、標準装備のMySQLバージョンが "4.x.x" あるいはそれ以前である CentOS4 、 WBEL4 、あるはそれ以前のバージョンでは動作条件を満たしませんから、 CentOS5 を利用することになります。

ただし現在でもMovableType4.27の配布は継続されており、こちらの動作条件はMySQL "4.0以降" となっていますから、 WBEL4やCentOS4を利用する場合にはMovableType4.27を選択することになります。

よく「MovableTypeのインストールは煩雑で難しい」という話を聴きますが、これはそもそも 設置と基本設定でミスを犯しやすいCGIを利用する という点にあります。

しかしながらMovableTypeはバージョンアップごとにインストーラプログラムの改良が進み、豊富な動作環境はそのままに、専門的知識が乏しくてもかなり容易にインストール作業ができるようになってきています。

自宅サーバーを構築できる人であれば、少なくとも「チンプンカンプン」ではないと思います。

ただ残念なことにその「簡単インストールプログラム」の恩恵は一部のレンタルサーバーでの使用に限られているのが現状で、自宅サーバーへのインストールは他の著名なCMSと比べるとまだまだ難解な部類に入るでしょう。

ここではMovableType 5.02 の、CentOS5.4+MySQL5.0.77へのインストールを例に挙げて説明します。

では、インストールに必要な準備から説明しましょう。

MovableType5の入手

MovableType5は、

から 個人無償ライセンス のリンクから ダウンロード のページへ移動すると入手できます。

ダウンロードの手順はMovableType5の利用目的によって異なりますのでサイトの説明をよく読んで利用目的に応じた方法をとります。

無償ダウンロードの場合でもメールアドレスを登録するがあります。

MovableType5は非営利目的の個人利用の場合に限り、無料で利用することができます。

このパートでは無償版として "MT-5_02-ja.zip" を入手したことを前提に解説を行います。

インストールするディレクトリについて

MovableType5は、 構築中のLinuxサーバー 上で、なおかつ Apache で公開可能なディレクトリであればどこでも インストール できます。

ただし CGI を利用しなければなりませんから、MovableType5のCGI スクリプト を格納するディレクトリには、 Apache の設定で CGIの実行許可 ApacheのCGI実行許可の設定について を与えなければならないことに注意してください(後述します)。

以前のバージョンでは、配布元のシックス・アパートはこの方法を推奨していませんでしたが、MovableType5からはこちらが推奨の方法になっています。

例えば、Apacheのドキュメントルート Apacheのドキュメントルートについて "/var/www/html/" の直下にMovableType5を設置すれば

http://www.obenri.com/

をトップページとして公開できます。これがもっとも判りやすいシンプルな方法でしょう。

配布元のシックス・アパートでは、以前のバージョンではこの方法を推奨していました。

既に "/var/www/html/" 以下にコンテンツがあるような場合には、例えば "/var/www/html/blog/" というディレクトリを作成してその中にMovableType5を設置すれば

http://www.obenri.com/blog/

がMovableType5専用のトップページとして利用できるようになります。

また、Apacheの "Alias" ディレクティブ ApacheのAliasディレクティブの設定 と "Location" コンテナ Locationコンテナディレクティブの設定 を利用すれば、MovableType5を直接ドキュメントルート以下に設置しなくてもOKです。

例えばユーザーディレクトリ "/home/tanaka/mt/" 以下にMovableType5を設置し、 "tanaka" のユーザーディレクトリの パーミッション を "755" に変更して 公開ディレクトリのパーミッション755について 、Apacheの設定ファイル "/etc/httpd/conf/httpd.conf" に

Alias /blog /home/tanaka/mt

<Location /blog>
  Order allow,deny
  Allow from all
</Location>

と追加記述すれば 、先ほどと同じく

http://www.obenri.com/blog/

をトップページとしてMovableType5のコンテンツを公開可能となります。

また、Apacheでユーザーディレクトリの公開設定を有効にしていれば Apacheのユーザーディレクトリの公開設定について 、 "/home/tanaka/public_html/" にMovableType5を設置することで、

http://www.obenri.com/~tanaka/

でコンテンツを公開することができます。

このパートでは説明の煩雑さを避けるため、これらの方法の中から、

「ドキュメントルート "/var/www/html/" にMovableType5を設置してトップページを http://www.obenri.com/ とし、 http://www.obenri.com/*/ をMovableType5ブログ用ページとして利用する。」

ケースについてのみ説明します。

それ以外のケースでのMovableType5のインストールと設定については "XOOPS Cubeのインストール" XOOPS Cubeのインストール を参考に適宜読み替えて理解してください。

この場合MovableType5のプログラムデータは FTP で 構築中のLinuxサーバー の ドキュメントルート Apacheのドキュメントルートの設定 に アップロード しますので、ドキュメントルートにFTP接続が可能なローカルユーザーを一つ準備しておいてください vsFTPdのローカルユーザーの設定 。

このパートでは既存の WBEL や CentOS 上の ユーザーアカウント "tanaka" を使って、 ローカルユーザーtanakaにドキュメントルートへの読み書き権限を与える 及び ローカルユーザーtanakaにvsFTPでのドキュメントルートへの参照権限を与える のように設定を行い、 "tanaka" がドキュメントルートにアクセス可能に設定されているものとして説明します。

MySQLのユーザーアカウントとデータベースの作成

このセクションの「データベースの作成と削除」のページの、 データベースの作成と削除 で説明した要領で作成された データベース とその所有 ユーザーアカウント 、及びパスワードが必要になりますので、一つ作成してください。

このパートでは、データベース名 "tanaka" 、ユーザーアカウント名 "tanaka" を作成しているものとして説明します。

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MovableType5のアップロードとパーミッション設定など

まず、入手した "MT-5_02-ja.zip" を適当な方法で クライアント 上に展開してください。

アーカイブ が 展開されると "MT-5_02-ja" というフォルダが作成されます。

次に、適当な FTPクライアント から、 ユーザーアカウント "tanaka" で 構築中のLinuxサーバー に接続してください。

ディレクトリ名は特に指定があるわけではありませんので適当で構いません。ただし後にこれらのディレクトリ名を使って初期設定を行いますので以後の説明を参照するときは実際に設定したディレクトリ名に読み替えてください。
また、 "cgi_bin/mt/" は、"cgi_bin/"というディレクトリ以下に"mt/"というディレクトリを作ることを意味します。
なお、解説書の多くは "cgi_bin" ではなく "cgi-bin" で説明してある場合が多いのですが、"cgi-bin"は一般的に スクリプトエイリアス Apacheのスクリプトエイリアスの設定について の デフォルト のディレクトリ名ですので、重複を避ける意味でわかりやすい別名(例えば"cgi_bin")などを利用することをお勧めします。

接続できたら、 サーバー 側のディレクトリをドキュメントルート "/var/www/html" に移動して、その下にMovableType5配置用のスタティックディレクトリ(静的なコンテンツの格納場所) "mt-static/" 、アプリケーションディレクトリ(CGIその他の格納場所) "cgi_bin/mt/" を作成します。

FTPクライアントでフォルダを作成する例(FFFTP)
FTPクライアントでフォルダを作成する例(FFFTP)
"mt-static" フォルダごとアップロードするのではなく、フォルダの中身をアップロードしてください。

次に、作成した "mt-static/" ディレクトリ以下に、先ほど展開したアーカイブの中の、 "mt-static" フォルダの中身を 「 文字セット(コード) の変換をせずに」 すべてアップロードしてください。

FTPクライアントでファイルをアップロードする例(FFFTP)
FTPクライアントでファイルをアップロードする例(FFFTP)
アップロードする前に、左側(ローカル側)の "mt-static" フォルダを右クリックして 削除 し、アップロードする一覧からはずしておくとミラーリングアップロードできて面倒がありません。

次に展開したアーカイブの中から、今アップロードした "mt-static" を 除く すべてのディレクトリとファイルを "cgi_bin/mt/" 以下にアップロードします。こちらも文字コード変換をしないようにします。

アップロードがすべて終わったら、次に、

これらのCGIスクリプトの先頭行には、 Perl の パス として
"#!/usr/bin/perl -w"
が記述されています。
これはたまたま WBEL や CentOS に インストール されているPerlのパスと一致しているのでそのままでOKですが、これが異なる場合は正しいパスに書き換えるか、 "/usr/bin/" 以下にPerlの シンボリックリンク を作成する必要があります。

・"/var/www/html/cgi_bin/mt/"ディレクトリ以下の"*.cgi"に、すべての ユーザーアカウント に実行権限を与える"755"を設定。

・"/var/www/html/"ディレクトリ、"/var/www/html/mt-static/support/"ディレクトリに、すべてのユーザーアカウントに自由な読み書き権限を与える属性"777"を設定。

という パーミッション の設定を行います。

パーミッションの設定は、このままFTPクライアントから操作して行うことができます。

FTPクライアントでhtml/のパーミッションを777に変更するする例(FFFTP)
FTPクライアントで"html/"のパーミッションを777に変更するする例(FFFTP)

同様の操作は、 SSHクライアント から chmod コマンド で行うこともできます。

ただどちらにせよこの後 Apache の設定を変更するためにリモート ログイン する必要がありますから、ここはコマンド操作で簡単に片付けてしまいましょう。

まず、 サブネット 内の適当な クライアント機 から SSHクライアント で 構築中のLinuxサーバー にログインします SSHクライアントでサーバーに接続する(CentOS5) 。

それから以下のように操作します。

[tanaka@web1 ~]$ chmod 755 /var/www/html/cgi_bin/mt/*.cgiEnter
[tanaka@web1 ~]$ chmod 777 /var/www/htmlEnter
[tanaka@web1 ~]$ chmod 777 /var/www/html/mt-static/supportEnter
[tanaka@web1 ~]$

事前準備の最後はApacheの設定です。

MovableType5は "/var/www/html/cgi_bin/mt/" 以下の CGI スクリプト で動作しますから、このディレクトリに対してCGIの実行許可を与える必要があります ApacheのCGI実行許可について ApacheのOptionsディレクティブの記述について 。

まず su コマンド で アカウント を "root" に変更し、 nanoエディタ で "/etc/httpd/conf/httpd.conf" を開いて nanoエディタでファイルを開く 、以下の記述を追加してください /etc/httpd/conf/httpd.confの編集について 。

[tanaka@web1 ~]$ su -Enter
[root@web1 ~]# nano /etc/httpd/conf/httpd.confEnter
↓
/etc/httpd/conf/httpd.conf
"/etc/httpd/conf/httpd.conf"

↓以下の記述を設定ファイルの中に追記します
<Directory "/var/www/html/cgi_bin">
  Options +ExecCGI
</Directory>

MovableType5に限っていえば、CGI実行属性を与えるのは "/var/www/html/cgi_bin/mt/" に限定しても構わないのですが、後々別のCGIを追加するときに設定を変更しなくても良いように、ここではその上位の "/var/www/html/cgi_bin/" に設定を行っています。

記述を追加する場所は、ドキュメントルートに関する記述 Apacheのドキュメントルートの設定 の直後がわかりやすいでしょう。もちろん バーチャルホスト を設定しているときは、バーチャルホストコンテナの記述 Apacheのバーチャルホストコンテナの設定 の直後に記述しておきましょう。

記述が終わったら設定ファイルを保存してnanoエディタを閉じ nanoエディタでファイルを閉じる 、Apacheの設定の再読み込み操作を行ってください Apacheの設定の有効化について 。

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システム・チェックの実行

MovableType5には、 Perl とそのモジュール、及び Webサーバー の環境が自身の動作に適合しているかどうかをチェックする CGI スクリプト "mt-check.cgi" が準備されていますので、インストールプログラムを実行する前にまずはこれを実行します。

まず、 構築中のLinuxサーバー に HTTP でアクセス可能な ホスト の Webブラウザ から、 URL 、

"http://www.obenri.com/cgi_bin/mt/mt-check.cgi"

にアクセスしてください。以下のようなページが表示されるはずです。

MovableType5のシステムチェック画面
MovableType5のシステムチェック画面

構築中のLinuxサーバー で誤って必要なパッケージを インストール し忘れたり、また アンインストール してしまったりしていなければ、このページの一番下にこのようなメッセージが出ているはずです。

システムチェックOKのメッセージ
システムチェックOKのメッセージ

このメッセージが出ていないときはインストール作業に進むことができませんから、このチェックシートの中をよく確認して対処しなければなりません。

MovableTypeのインストール続行が可能ならば、オプションモジュールのインストールは後からでも構いません。

必要なモジュール(ここでは Perl のモジュールのことを指しています。) が不足しているというメッセージが出ているときは、 yum あるいは Perlのモジュールをインストールする を参考に CPAN で追加インストールを行ってください。必須ではないオプションモジュールをインストールするときも同様です。

引き続き環境設定ファイルの編集を行います。

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MovableType5の環境設定ファイルの編集

MovableType5は インストール プログラムを起動する前に、環境設定ファイル "/var/www/html/cgi_bin/mt/mt-config.cgi" を適切に設定しておく必要があります。

まず、 ログイン している SSHクライアント の ユーザーアカウント を "root" から "tanaka" に戻し、環境設定ファイルのテンプレート "/var/www/html/cgi_bin/mt/mt-config.cgi-original" を cp コマンド でコピーして環境設定ファイルを作成し、これを nanoエディタ で開きます nanoエディタでファイルを開く 。

[root@web1 ~]# exitEnter
[tanaka@web1 ~]$ cp /var/www/html/cgi_bin/mt/mt-config.cgi-original /var/www/html/cgi_bin/mt/mt-config.cgiEnter
[tanaka@web1 ~]$ nano /var/www/html/cgi_bin/mt/mt-config.cgiEnter
↓
/var/www/html/cgi_bin/mt/mt-config.cgi
"/var/www/html/cgi_bin/mt/mt-config.cgi"

先頭が "#" で始まる行はコメント行ですので、実際に編集が必要なのはごく一部分です。以下の説明を参考に各パラメータを書き換えてください。

CGIPath〜CGIスクリプトが配置されているURL

アプリケーションディレクトリ "/var/www/html/cgi_bin/mt/" に対応する URL を指定します。

CGIPath  http://www.obenri.com/cgi_bin/mt/

と記述します。

StaticWebPath〜静的コンテンツが配置されているURL

スタティックディレクトリ "/var/www/html/mt-static/" に対応する URL を指定します。

StaticWebPath  http://www.obenri.com/mt-static

と記述します。最後に "/" を付けないことに注意してください。

データベースの設定

ここでは データベース として MySQL を使いますので、

##### MYSQL #####
ObjectDriver DBI::mysql
Database DATABASE_NAME
DBUser DATABASE_USERNAME
DBPassword DATABASE_PASSWORD
DBHost localhost

の部分を、以下のように書き換えてください。

##### MYSQL #####
ObjectDriver DBI::mysql
Database tanaka
DBUser tanaka
DBPassword [MySQLに設定したパスワード]
DBHost localhost

すべての記述が終わったら設定ファイルを保存してnanoエディタを閉じます nanoエディタでファイルを閉じる 。

ちなみにMovableType5の場合、"cgi_bin/mt"以下に "mt-config.cgi" という名前のファイルが存在すると、システムチェックの CGI "mt-check.cgi" は動作しないようになっています。

もしもインストール作業の終了後に "mt-check.cgi" を実行したいときには、 "mt-config.cgi" を一時的に改名するなどの手順が必要であることに注意してください。

このページの先頭へ↑

MovableType5のインストールの実行

まず、 構築中のLinuxサーバー に HTTP でアクセス可能な ホスト の Webブラウザ から、 URL 、

"http://www.obenri.com/cgi_bin/mt/mt.cgi"

にアクセスしてください。以下のようなページが表示されるはずです。

MovableType5の管理アカウント設定画面
MovableType5の管理アカウント設定画面

この画面では、MovableType5に対する管理者情報の設定を行います。

これは WBEL や CentOS 上の ユーザーアカウント や MySQL で設定したユーザー名とは関係ありません。これから運用を始めるMovableType5の管理用のアカウントですから任意に設定して構いません。

(1) は管理 ユーザーアカウント 名です。

(2) は、 (1) のユーザーアカウントに対応するサイト上の表示名です。管理ユーザーアカウント名がそのままサイト上に表示されるのは セキュリティ 上好ましくないので、できれば管理ユーザーアカウント名と同じものは避けます。

(3) は管理ユーザーアカウントの電子メールアドレスですが、その下の システムのメールアドレスとして使用する にチェックを入れると、MovableType5自身が自動で配信する電子メールの送信元にこのメールアドレスを表記するようになります。運用方法によっては自分のメールアドレスが意図しない形でばら撒かれる可能性がありますので、運営方法がはっきししないときはチェックしないほうが良いでしょう。

(4) は使用言語です。

(5) は管理ユーザーアカウントの ログイン パスワード、 (6) はその確認入力です。

すべて設定したら 次へ ボタンをクリックします。すると、これから作成するウェブサイトの基本情報の設定画面になります。

MovableType5の「最初のブログを作成」画面
MovableType5の「最初のブログを作成」画面

(1) は サイトのタイトル です。任意に設定します。

MovableType5では、ここで設定したウェブサイトの URL の下にフォルダを作り、ブログのページを設定しますが、その設定はインストール終了後の管理画面から実施するように仕様が変更されています。

以前のバージョンでは、ここで設定するのは ブログのタイトル でしたが、バージョン5では サイトのタイトル である点に注意してください。

(2) にはウェブサイトの URL "http://www.obenri.com/" を、 (3) にはウェブサイトのトップページディレクトリである ドキュメントルート の パス /var/www/html/ を設定します。

(4) は、自分のウェブサイトのデザインに合わせたテンプレートの選択です。

(5) は、時刻の設定です。ブログの公開場所、公開先の時刻を選択します。

設定が終わったら インストール ボタンをクリックします。するとデータベースの初期設定が行われて、以下のようなインストール完了画面になります。

MovableType5のインストール完了画面
MovableType5のインストール完了画面

ここで Movable Typeにサインイン をクリックすると、 ログイン の認証画面になりますから、先ほど設定した管理者の名前とパスワードをタイプして ログイン ボタンをクリックするとMovableType5へのログインが完了します。

MovableType5のサインイン完了画面1
MovableType5のサインイン完了画面1

さて、上の画面の 赤線 で示すところには、

"Image::Magick"がインストールされていない。

というメッセージが表示されてます。

MovableType5はこのように「基本動作に必須ではないが、インストールが望ましい Perl モジュール。」について、必要になったところで注意を促してくれますから、必要に応じてインストールすると良いでしょう。

以下、 Image::Magick のインストール方法です。他のモジュールをインストールする場合も方法は基本的に同じですので参考にしてください。

多くのオプション Perl モジュールは、 yum でのインストールではなく、 CPAN をでインストールすることになります。
CPANによるインストールについては、 CPANの設定とPerlモジュールのインストール を参考にしてください。

まず SSHクライアント で 構築中のLinuxサーバー にログインします SSHクライアントでサーバーに接続する(CentOS5) 。

それから以下のように操作します。

[tanaka@web1 ~]$ su -Enter
[root@web1 ~]# yum install ImageMagick-perlEnter
Loaded plugins: fastestmirror
Loading mirror speeds from cached hostfile

      .
      .
     中略
      .
      .


================================================================================
Package         Arch    Version         Repository Size
================================================================================
Installing:
ImageMagick-perl    i386    6.2.8.0-4.el5_1.1    base    145 k
Installing for dependencies:
ImageMagick       i386    6.2.8.0-4.el5_1.1    base    3.3 M
libwmf         i386    0.2.8.4-10.2       base    834 k

Transaction Summary
================================================================================
Install   3 Package(s)
Upgrade   0 Package(s)


Total download size: 4.2 M
Is this ok [y/N]: yEnter
Downloading Packages:

      .
      .
     中略
      .
      .


Complete!
[root@web1 ~]#
MovableType5は画面の右上に ログアウト ボタンがあります。

インストールが終了したら、一度ログアウトして、

"http://www.obenri.com/cgi_bin/mt/mt.cgi"

にアクセスするとサインイン画面を呼び出すことができますので、もう一度サインインしてみましょう。先ほどのメッセージが消えて以下のような画面になっているはずです。

MovableType5のサインイン完了画面2
MovableType5のサインイン完了画面2

以上でMovableType5のインストールは終わりました。

引き続き上のページの (1) 、 (2) 、 (3) の順にサイト構築を行っていきます。

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