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抜粋Linuxコマンドリファレンス
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ディレクトリとファイルの操作ディレクトリとファイルの作成カレントディレクトリの変更ディレクトリとファイルの表示ディレクトリとファイルのコピーと移動ディレクトリとファイルの削除ディレクトリとファイルの検索パーミッションの変更解凍と圧縮ディスクとパーティションの操作+テキストの操作+ユーザーとアカウント管理+ネットワークの管理+システム・プロセス管理+その他のコマンド+ |
"chmod"パーミッションを変更する既存のディレクトリやファイルの パーミッション を変更する コマンド です。 単一のファイルやディレクトリに対してだけでなく、ディレクトリ構造ごとパーミッションを変更することもできます。また、 ワイルドカード を利用すれば複数のファイルやフォルダのパーミッションを一度に変更することもできます。 chmodコマンドは、文字形式と数字形式の二種類の方法で実行することができますが、コマンドの一般書式はいずれも、 chmod [オプション] [モード] [ファイルまたはディレクトリ] ... Enter となり、[モード]の指定に従って[ファイルまたはディレクトリ]のパーミッションが変更されます。 パーミッションを変更するには、変更対象となるファイルとディレクトリの所有者が、chmodコマンドを実行する ユーザーアカウント と同じでなければなりません。 ただしroot アカウント だけは例外的に、システム上のすべてのファイルとディレクトリのパーミッションを任意に変更することができます。 数字形式による"chmod"の使い方
パーミッションの数字形式
chmod [オプション] 1〜4桁の数字 [ファイルまたはディレクトリ] ... Enter 「1〜4桁の数字」の部分には、数字形式のパーミッションの値をそのまま入力します。入力する桁数が3桁以下の場合は、全4桁のパーミッション値のうち、先頭側の"0"が省略されているとみなされます。 文字形式による"chmod"の使い方
パーミッション
の文字形式
chmod [オプション] 変更指示 [ファイルまたはディレクトリ] ... Enter 「変更指示」の部分の書式は、 変更対象のユーザー記号+文字によるパーミッション記号 でパーミッションを追加し、 変更対象のユーザー記号-文字によるパーミッション記号 でパーミッションを削除することになります。 |
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複数の変更対象のユーザーに対して異なるパーミッションを設定したい場合は、それぞれの式を "," で区切って記述します。間にスペースは入れません。
"変更対象のユーザー記号"の一覧
"文字によるパーミッション記号"の一覧 "chmod"の数字形式と文字形式の使い分けchmod コマンド の数字形式による入力と文字形式による入力は、好みで使い分けるというより、目的によって使い分けるべき選択になります。 数字形式による入力は、変更対象のディレクトリやファイルの元の パーミッション とは無関係にパーミッションの再設定が行われます。つまり、 「絶対変更」 です。 従って、すべてのパーミッションを一度に変更する場合には「直感的に」作業しやすいのですが、例えば「その他のユーザーに書き換え許可だけを与えたい」という場合でも、所有者、所有グループのパーミッションまで同時に指定しなければなりません。 一方の文字形式による入力は、変更対象の現在のパーミッションに対して変更指示を行う、いわゆる 「相対変更」 です。 従って、パーミッションの変更したい部分だけを的確に変更することができますが、例えば「元のパーミッションが何であるかとは無関係にパーミッションを変更したい」というような場合はかえって面倒です。 という訳ですから、変更対象のディレクトリやファイルが数個程度ならば "chmod 755 [ディレクトリまたはファイル名]" のように数字形式で行うのがベターです。 一方で変更対象が多く、特定のパーミッションだけを丸ごと変更したい場合には "chmod go+rwx [ ワイルドカード でディレクトリまたはファイル名を指定] のように文字形式で行うほうが間違いがないでしょう。 "-R"の利用と注意chmod コマンド に、オプションスイッチ "-R" を付け、ディレクトリを変換対象にして実行すると、そのディレクトリを含めて、以下のディレクトリとファイルの全ての パーミッション を一気に変更することができます。 chmod -R [モード] [ファイルまたはディレクトリ] ... Enter ただし、この "-R" オプションの利用はあまりおすすめできません。 例えば、 "chmod -R 644 /home/tanaka/mydata/" と実行して、「"/home/tanaka/mydata/"以下の全てのファイルを誰でも読めるように」設定しようとしても、実はうまくいきません。 なぜなら、このコマンドを実行すると、変更対象のディレクトリにも同じ "644" のパーミッションが設定されてしまいますから、所有者以外には開くことができなくなってしまうからです。ディレクトリには当然、オープン許可の "755" を設定しなければなりません。 chmodコマンドは取り消しが効きませんので、大量の変更対象に誤ったパーミッションを設定してしまうと、元の状態に戻すのは大変です。 という訳ですから、chmodコマンドを利用する場合にはできるだけ "-R" オプションは使用せず、原則として一つずつ、多くても一つのディレクトリ内ごとに操作するほうが間違いないでしょう。
"chown"所有者と所有グループを変更する既存のディレクトリやファイルの所有者と所有グループを変更する コマンド です。 単一のファイルやディレクトリに対してだけでなく、ディレクトリ構造ごと変更することもできます。また、 ワイルドカード を利用すれば複数のファイルやフォルダごと一度に変更することもできます。 コマンドの一般書式は以下の通りです。 chown [オプション] [所有者] [ファイルまたはディレクトリ] ... Enter chown [オプション] [所有者].[所有グループ] [ファイルまたはディレクトリ] ... Enter chown [オプション] .[所有グループ] [ファイルまたはディレクトリ] ... Enter chownコマンドはこのように[所有者]と[所有グループ]を ".(ドット)" で区切ることで両方を一度に、また、[所有者]を記述せずに ".(ドット)" に続けて[所有グループ]を記述することで、所有グループのみを変更することができます。 通常の ユーザーアカウント の場合は所有者の変更はできません。ただし、そのユーザーアカウントが複数の所有グループに所属している場合は、その所有グループに限って変更は可能です。 |
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という訳ですから、実際にこのchownコマンドを利用するのは "root" ユーザーに限られるます。rootユーザーは全てのディレクトリとファイルについて、所有者と所有グループを自由に変更できます。 chownコマンドは、オプションスイッチ "-R" を付けて、ディレクトリを指定して実行すると、そのディレクトリを含めて、以下のディレクトリとファイルの全ての所有者、所有グループを一気に変更することができます。
"chgrp"所有グループを変更する既存のディレクトリやファイルの所有グループを変更する コマンド です。 単一のファイルやディレクトリに対してだけでなく、ディレクトリ構造ごと変更することもできます。また、 ワイルドカード を利用すれば複数のファイルやフォルダごと一度に変更することもできます。 コマンドの一般書式は以下の通りです。 chgrp [オプション] [所有グループ] [ファイルまたはディレクトリ] ... Enter コマンドの実行方法はchownコマンドとほとんど同じですし、所有グループの変更はchownコマンドでも可能ですから、強いて覚える必要はないかもしれません。 ちなみに、chgrpコマンドはchownコマンドと同様に、オプションスイッチ "-R" を付けて、ディレクトリを指定して実行すると、そのディレクトリを含めて、以下のディレクトリとファイルの全ての所有グループを一気に変更することができます。
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