このセクションはHP ProLiant ML115LinuxOSインストールし、公開サーバーとして運用する環境を構築するまでの実施例の記録です。
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ハードウェアRAIDが使えない!?

最初の目論見では ハードウェア RAID 構成を狙っていましたが、結果的には × でした。

同様のRAID構成は WindowsOS でも同じような手順で行うことができ、試しに Windows2000 でやってみたところうまくいきましたので、やっぱり クローンOS ではだめということでしょうか。

かといって本家の RHEL を購入するつもりはありませんし、この コンテンツ を運営している以上は SUSE SUSE Linuxについて に浮気してしまうのもどうかと思い、結局のところはWBEL4で ソフトウェア RAIDを組むことにしました。

以下、失敗記録です。

ホスト機 上でハードウェアRAIDを組む設定そのものは比較的簡単で、

1. サーバー機 (HP ProLiant ML115)の起動画面で F10 を押してシステムの BIOS を起動する。

HP ProLiant ML115のシステムBIOS画面
HP ProLiant ML115のシステムBIOS画面

2."Advanced"→"HDD Configuration"→"nVidia RAID Setup"の順にメニューを開く。

3."nVidia RAID Function"を"[Enabled]"に変更する

4."SATA 0 Primary Channel"と"SATA 0 Secondary Channel"(2本の80GBHDD)を"[Enabled]"に変更する。

システムBIOSでRAID構成を設定
システムBIOSでRAID構成を設定

5.BIOSを保存終了して、画面上に"Press F8 to enter RAID Setup utility ..."が出たところで F8 を押し、RAIDセットアップ画面を開く。

RAIDセットアップ画面
RAIDセットアップ画面

6."RAID Mode:"を"Mirrored"、"Stripe Block:"を"Optimal"とし、カーソルキーで"Free Disks"→"Array Disks"に2本の ハードディスク を移動する。

7. F7 で設定を保存して終了する。

8.データの消失の確認で y 、MBR MBRについて(WBEL3) MBRについて(WBEL4) 消去の確認で y を押す。

RAID設定の完了画面
RAID設定の完了画面

9. Ctrl + x でユーティリティを終了する。

10.パソコンを使い、本体付属のセットアップ CD のマニュアルに従って オンボード RAID用の デバイスドライバ フロッピーディスク を作成する。

11.ホスト機にUSBフロッピードライブを繋ぎ、WBEL4の インストール CDから起動する。

12.インストール初期画面で、 linux dd Enter とタイプして、ドライバディスクの読み込みを行う WBEL4インストール時のデバイスドライバのインストールについて

とまあここまでは何の問題もなくサクサクっと行ったのですが、肝心のデバイスドライバーが自動読み込みされず、ここで頓挫してしまった訳ですね。

気になる点といえば、マニュアルではFDDは "fd0" で認識されるって書いてあるのに、ホスト機をどう設定しても "sda" としてしか認識してくれませんでした。
ひょっとするとここらあたりに問題があったのかもしれませんね。
もう確かめる気持ちはないですけど。

試しにnVidiaの標準ドライバはフロッピーディスクから読み込めますので、やり方そのものには問題はなさそうです。ところがどうしてもRAIDドライバはインストールされませんでした(何で?)。

そんなこんなしているうちに、旧デスクトップサーバーはますます不調になるし、今日は大事なフットボールの試合を録画しなくちゃならないし...、というわけで敢え無くタイムアップ。ソフトウェアRAIDに落っこっちゃったというわけですね。

残念!。

結局上の手順を逆にやってRAIDをバラすことになってしまいました。ホントこういう「うまく行かなかったから元に戻す」作業って、イヤーなモンですよね。そう思いません?。

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ソフトウェアRAIDでWBEL4をインストール

ハードウェア RAID が使えなかったのがちょっと残念ではありますが、一度方針を決めたら迷わないのがお便利サーバー.com管理人のポリシーです。

WBEL4 インストール 作業は、 WBEL4のインストールについて の解説に従って(自分で書いたのですから楽勝です。)淡々とやりました。

前のパートにも書いていますが、インストール作業は ハードディスク の追加前に一度やっていますので WBEL4のテストインストールについて 、これに ソフトウェア RAID の設定割り込ませるだけということになります RAIDでLinuxOSをインストールする

インストールの所要時間は約1時間でした。

サーバー機の BIOS の設定については特になにもすることはありません。

インストールの邪魔になる機能はなにもありませんし、すべてのハードウェアが自動的に認識され、適切に動作しているようですね。

また、起動ディスクにソフトウェアRAIDを用いる場合、複数のハードディスクに対してBIOSで起動設定を行う必要があるわけですが、これも不要でした ソフトウェアRAID使用時の起動設定について 。HP ProLiant ML115は接続しているすべてのハードディスクについて、BIOS上 デフォルト でインターフェース番号の小さい順に起動を試みるようになっています。面倒がないですね。

あと、停電後の電源の自動復旧もデフォルトで有効になりますから、何もいじる必要はありません ホスト機の電源の自動復旧について 。サーバー機は大体そうですね。

インストール後の各種設定もまるっきり WBEL4のインストール後の設定について のとおりです。

ところでこれは仕様なのか異常なのかはわかりませんでしたが、インストール終了後に再起動するとRAIDの再構築が始まってしまいました mdadmによるRAIDの再構築について

もちろん、一度再構築が完了してしまえばきちんとRAIDは動作しますから特に問題はありませんけど、今のところは原因は不明です。

試しに旧サーバー機に同じくソフトウェアRAIDを組んでWBEL4をインストールしてみたところ、同じように再構築に入ってしまいましたので、少なくとも特定のホスト機に発生するものではなく、そういう仕様あるいは「そーゆーもん」だろうと思って納得することにしました。

あと、今回はx86_64版のWBEL4(respin2)をインストールしたのですが、これまでずーーーとi386 アーキテクチャ のWBELばっかり使っていましたので、癖でついついi386版のパッケージをインストールしようとしていまい、何度か「あれっ、どうしてインストールできんの?。...あっ!そうだった、x86_64じゃなきゃだめだったんだ。」なんて一人で苦笑いすることしばしばでした。

習慣って怖いですね。

旧サーバーから新サーバーへの機能の入れ替えはもう何度もやってますからすっかりお手のものです。

基本的には Z505でサーバー構築入れ替え作業 の方法に準じてやったわけですが、今回はWBEL3からWBEL4への入れ替えですので一通り今までの設定ファイルの内容を一つ一つ確認しながらやっていきました。

で、インストールを一通り終わってみればBIOS設定は結局デフォルトのまま、 デバイスドライバ の追加インストールはナシ、ということでした。

やっぱりサーバー専用機ですね。でも簡単すぎてちょっとつまらなかった、かな?。

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