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サーバー専用機で自宅サーバー
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ストレージの本命は「拡張カードでよろしく」ってこと?HP ProLiant ML115は、 オンボード でS-ATAの RAID コントローラーを搭載しているのが ウリ です。 RAIDカードだけでも、S-ATAでRAID5までサポートしているとなると安いものでも2〜3万円はしますから、大盤振る舞いですね。HPサン!。 が、世の中そんなに甘くはありません。 HP ProLiant ML115の注文のページにはきっちりこんな但し書きがあります。
HP ProLiant ML115のオンボードRAIDの但し書き 要するに「RAIDの設定も当方で承りますが、その場合はお金を出して別途RAIDカードをお買い求めください。」ってわけです。 そりゃまーそーですね。こんな格安サーバーでオンボードRAIDの設定までサービスしてたら割に合いません。 というわけで、 「そこそこの性能でよければオンボードのRAIDコントローラーをご自分で設定してお使いください。自信がなければ有料のRAIDカードと OS を買ってくださいね。」 というスタンスですね。 HP ProLiant ML115はこのように、 「そこそこの性能のエントリーサーバー機を安く提供する。」 というコンセプトの中で「ある程度の使いこなしはユーザー任せ」というこれまでとは違う ストレージデバイス 構成を採用しています。 このあたりをもうちょっと掘り下げてみましょう。 基本はS-ATA×4本で構成HP ProLiant ML115はミニタワーですからあんまりたくさんの ハードディスク を内蔵することはできません。基本は4台、5.25インチベイをつぶしても6台で限界です。
HP ProLiant ML115のディスクベイ というわけですから、このマシンの基本ハードディスクインターフェースの S-ATAポートは全部で4つ です。5.25インチベイ用のインターフェースはS-ATAでの利用は前提になっていないということですね。 サーバー機 としてはちょっと少ないかな、という気がしますが、最近のハードディスクは単発の容量が大きいので、例えば500 GB のハードディスク4台で RAID5 を組んだとすると、スペアなしなら1.5TBまで行ける計算になります。 小さなオフィスならこれだけの容量が扱えれば充分ですね。今のところは。 もちろ自宅サーバーとしても、ですね。 IDE(P-ATA)は互換性のためにひとつだけ搭載ホスト機 における CD / DVD ドライブは、 OS や デバイスドライバ の インストール に必要ですから、 性能よりもちゃんと使えること が重要です。
HP ProLiant ML115に一つだけIDE(P-ATA)ポート
HP ProLiant ML115のストレージ用インターフェース 実際、仕様書上にはIDEポートの詳細に関してほとんど掲載されていません。とりあえず「使えればいいでしょ?」って軽ーーい扱いです。 もちろん標準のIDEポートですからP-ATA ハードディスク を接続すればちゃんと使えます。CDドライブを使わないつもりならばマスターとスレーブで2台つなぐこともできます。 ただし信頼性については?ですので、P-ATAのハードディスクが余っているからといって、常時利用はやめたほうがいいと思います。 ちなみにIDEポートは一つしかありませんが、内部的にはプライマリだけでなくセカンダリポートも存在するようですね。試しにIDEの拡張カードを挿してみると "/dev/hde" から認識されますから。 フロッピーコネクタは「非搭載」ですっ!ついに消えてしまいました。 フロッピードライブコネクタ! 。 パソコンから フロッピーディスク ドライブが消滅したのはもうだいぶ前の話になりますが、 サーバー機 の場合は デバイスドライバ の インストール や緊急時の起動ドライブとして 基本デバイス の地位を最近まで保っていました。 システム管理者にしてみれば「いざとなればフロッピーが使えるから...。」という精神安定剤にも等しいものだったのですが、HP ProLiant ML115ではコネクタもろとも完全に消滅してしまいました。 お便利サーバー.com管理人も、これにはちょっと抵抗がありました。扱い始めた頃は。 確かにミニタワー構成でサーバー機を作ろうとすれば、フロッピードライブを取り付ける部分を設けてしまうと ハードディスク の格納本数を減らさなきゃいけませんし、狭い マザーボード にコネクタを取り付けなきゃいけません。 それに最近はフロッピードライブといえば USB 接続が一般的になってきてますから、「えーい面倒だ!。内蔵のフロッピードライブなんかいっそのこと全部無くしちゃえ!。」という結論になったのでしょう。 時代を感じますねー。 というわけでどうしてもフロッピーディスクを扱いたい場合、HP ProLiant ML115では当然のごとくUSBフロッピードライブで代用することになります。 ただし、巷で売っているUSBフロッピードライブなら何でも良いかというとそういうわけでもなさそうです。 例えばメモリーカードリーダーと兼用になっているタイプや セキュリティ が強化されているタイプのUSBフロッピードライブの中には、見かけはフロッピードライブなのに実際には 「USBメモリアダプタにフロッピーの読み書き装置が付属している。」 という動作をするものがあります。 こういうタイプは使用するのにデバイスドライバが必要で、 カーネル には標準のフロッピードライブとして扱われない可能性があります。 ということは OS のインストールのときなんかはまだデバイスドライバがインストールされていませんから、こういうフロッピードライブはこの時点では当然利用不可です。 購入の際はご注意ください。もちろんProLiant ML115の購入時にオプションで追加できるUSBフロッピードライブであれば動作は間違いありません。 足りないときは"USB"でどうぞって感じですかUSB といえば クライアント機 を便利に活用するために発明された接続規格なので、どっちかといえば サーバー機 向けのものじゃありません。 |
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USB接続のドライブはP-ATAやS-ATAと違い、接続位置によってドライブ名が決まる、というわけではありません。USBのドライブは ホスト に認識された順序でドライブ名が決まります。優柔不断なヤツです。 従って LinuxOS でUSBドライブを扱い、ファイルシステムにきちんと マウント するには e2label コマンド などで ファイルシステムラベル をつけなければなりませんのでちょっと面倒ではあります。 にもかかわらずHP ProLiant ML115には本体前面に二つ、背面に四つ、そして内部に一つのUSBポートを搭載しています。 HP ProLiant ML115はミドルタワーやフルタワーのように大量の ハードディスク を内蔵することができませんから、入りきらない分は USBの外付けドライブでなんとかしなさい。ちょっと面倒かもしれませんが。 ということなんでしょうね。 じゃあマザーボードの上にあるUSBポートは何のためにあるのかというと、 5.25インチベイに取り付けるバックアップ用のテープドライブを接続するため のようです。 USBもこの世に登場してからずいぶん長いですし、もう信頼性も充分だ、という判断でしょうね。 個人的にはUSBドライブはあんまり好きじゃありませんけど。内蔵だけで足りなくなったらしょうがないかな。
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