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自宅サーバー用ハードウェアの準備
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ハードウェアの準備専用のパソコンを準備する手持ちのパソコンを転用するケースと電源CPUとマザーボードメモリとグラフィックカードハードディスクモデムとルーターとハブネットワークカードとケーブルCD/DVDとフロッピードライブその他諸々サーバー専用機について |
設置場所は重要なポイント直射日光の当たる場所や屋外は論外ですが、冷房や暖房で急激に温度や湿度が変化するような場所や、油煙がこもることのあるダイニングなどは結露や油分で サーバー機 に悪影響を与えますから、こういう場所への設置は避けなければなりません。タバコの煙が充満するような部屋も良くないのはいうまでもありません。 更に、サーバー機は少なからず音と振動を発しますから、始終動いているサーバー機はできるだけ人間の生活スペースには設置しないほうが良いでしょう。例えば寝室に音の漏れるような場所に設置すると必ず後悔します。 また、サーバー機は冷却ファンで空気を循環させているいるため、中にホコリが溜まりやすいという宿命を持っていますから、ホコリの立ち易い、人の出入りの多い場所も避けたほうがよいでしょう。 もちろん、人の出入りの多い場所は、誰かが電源コンセントに足を引っ掛けてしまったり、小さい子供に悪戯されたり、という問題もあります。 理想的には、 「北側の寂しい部屋の中のクローゼットや、普段使っていない押入れの中のできるだけ高いところ。」 です。などと、断言してしまうと、 「そんなややこしい場所にサーバー機を据え付けてしまったら、いじるのが大変じゃないか。」 という意見が聞こえてきそうです。 確かに、 サーバー の構築途中の場合は、普通の クライアント機 以上にいじくりまわすことになると思います。そのサーバー機をそんな虐げられたような家の片隅に置いていては、引っ張り出して扱うのにも一苦労、のように思えるかもしれません。 しかし WBEL や CentOS で構築されたサーバーには、ホームページや電子メールのサービスだけではなく、 「サーバー機が、自分自身を外部の ホスト機 から操作させるためのサービス」 を提供できる アプリケーション も標準で備わっています。 もちろん、一番最初の OS の インストール はサーバー機に対して直接行う必要があります。しかし基本的なシステムが構築されたサーバー機は、こういったサービスを利用することで、ネットワーク接続されたパソコンなどの他のホスト機からのリモート操作で設定作業を行うことができます。 そして、実機の前の操作でも、リモート接続での操作でも、その設定可能な内容には何ら変わりはなく、ほぼ全ての作業を行うことができます。 むしろ、サーバーの設定作業はその実機を直接操作するよりも、リモート接続で操作したほうが何かと都合が良い面があります。 例えば、サーバー機の役割は 「 クライアント からの要求に対してサービスを提供するもの」 ですから、サーバーの設定作業がきちんと行われているかそうでないかを確かめるには、最終的にはネットワーク接続されたホスト機から接続してみなければわかりません。 つまり、リモート操作で設定作業を行っていれば、そのまま同じホスト機からサービスの動作確認を行える、というメリットがあります。 また、リモート操作に用いるホスト機には、 WindowsOS や MacintoshOS など、普段使い慣れている作業性に優れたOSが利用できますから、サーバー機の前に座って直接作業するよりもずっと効率よく作業ができる訳です。 つまり、サーバーの設定作業のほとんどは、ネットワークさえ繋がっていれば、自分の扱いなれたパソコンを使って好きな部屋から、あるいは外出先からでもできるということです。 という訳ですから、サーバー機の設置場所については、 サーバー機を直接作業するためのスペースや環境は全く考える必要はなく、無人で連続稼動するのにふさわしい場所を選ぶ。 ということになるでしょう。
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マウスとキーボードは一番安いヤツでOK |
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そして、最低限の設定作業が終了し、 サーバー としての稼動が始まったら、もうほとんど必要はないはずです。 もちろん、WBELやCentOSの再インストールを行う場合や、 CPU の交換、 メモリモジュール 、 ハードディスク の増設など、 ハードウェア に手を加えるとき、あるいは、何らかの手違いでリモート接続ができなくなったときには必要になりますので、必要がなくなったからといって手放しては困ります。 もしも、他の IA パソコン用のキーボードとマウスが手元にあるならば、必要なときにだけそれを一時的に流用することもできます。 ただしその場合、流用中はパソコン自体が使用できなくなりますので、多少の不便は避けられません。 また、稀に マザーボード の仕様で、キーボードを ホスト機 からはずしてしまうと、ホストが起動しないものがあります。こういう機種の場合には、使うことはなくてもキーボードは取り付けたままにしておかなくてはなりません。 マウスとキーボードは多くを望まなければ決して高いものではないので、やはり専用のものを揃えておきましょう。 PS/2接続 や USB接続 の一般的な「日本語106」キーボードの場合、安いものなら千円以下で買えます。もちろんキータッチや質感はとても長期の使用に耐えるような代物ではありませんが、 サーバー機 用としてならば何の問題もないでしょう。 マウスの場合は、仕様がほぼ決まっているキーボードと違って、スクロールホイールがあるものとないものがあります。 WBELやCentOSはそのどちらもサポートしているので、これはどちらでも構いません。 マウスもキーボードと同じで、操作性や質感を気にしなければ一般的なPS/2接続やUSB接続のマウスなら数百円くらいから入手可能です。 避けなければならないのは、特殊な機能が備わったものです。例えば、ワンタッチボタンアクセス付きのキーボードや、側面に別のクリックボタンが付いているマウスなどがそれにあたります。 これらはサーバー機のセットアップには全く不要なばかりか、WBELやCentOSのインストールに不具合を生じさせることがあります。特に、 USB 接続のマウスやキーボードにはこのような製品が多いようです。従って、 PS/2接続またはUSB接続のごくごく一般的なもの が、ベストです。
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モニタは結構悩みどころです |
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| ピクセル :モニタの表示可能サイズを表す単位で、 「ドット」 と表現されることもあります。コンピュータの画面は縦横に整列した「点」の集まりで、その一つ一つの点が違う色を表示することで画面を構成するわけですが、640×480ピクセルという場合は、横に640個×縦に480個の、合計307,200個の点から構成されるモニタ画面のことを指します。 |
必ず800×640ピクセルの表示ができること できれば1024×768ピクセルの表示ができること という条件が必要となります。 800×600ピクセルという解像度は、WBELやCentOSの CUI での設定画面で使用するモードですが、これは WindowsOS の インストール でも必ず必要となるモードですので、 IA 用のモニタであれば100%対応しています。 一方WBEL4やCentOS4、CentOS5のグラフィック画面でのインストールには、800×600ピクセルの解像度が標準で用いられますので、このモードに対応したモニタを用いると面倒がありません。 ちなみに、Cent0S6のグラフィック画面でのインストールには、1024×768ピクセルの解像度が標準で用いられています。 |
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| マルチスキャンモニタ :複数の種類の解像度を自動的に表示できるタイプのモニタで、現行の製品はほぼ100%がマルチスキャンモニタです。 |
CRTタイプのマルチスキャンモニタの場合、余程古いものでない限りは、この800×600というモードは間違いなく対応しています。 一方最近主流の液晶タイプのマルチスキャンモニタの場合には、そのモニタの表示可能な解像度に800×600ピクセルが含まれていない製品があります。 |
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しかしその場合でも、WBELやCentOSのインストール開始時に、そのモニタの標準の表示解像度を入力すれば大抵は大丈夫なので、大きな問題ではありません
モニタは、マウスやキーボードと同様に、 WBELやCentOSの最初のインストールの時、あるいは ハードウェア に変更を加えるとき、リモート接続ができなくなったときなどに必要になります。普段は必要ありません。 また、モニタはキーボードのように「接続していなければ動作しない」というケースはまずありませんから、必要がなくなればまるっきり取り外してしまっても問題はありません。 ただモニタは、マウスやキーボードと違って安価ではなく、図体が大きいので置き場所や片付けに困るという問題があります。 従って、多少不便ではあっても、もしパソコン用のモニタが手元にあるならば、必要なときにだけ借用するのがいいかもしれません。 もし、モニタを別途入手するつもりなら、上の条件を満たす中古のCRT(ブラウン管方式)モニタが適当です。古さにもよりますが、適当なもので一万円以下で入手できるはずです。
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無停電電源はお好みでサーバー を運用するときに怖いのは突然の「電源ダウン」です。 最近は電力事情が良くなって、停電はなかなか経験できなくなりましたが、電気を使いすぎてブレーカーが落ちたとか、電源コードを足に引っ掛けてコンセントから抜けてしまったとか、停電以外でも電源ダウンの危険は色々あります。 電源ダウンで一番ダメージを受ける可能性が高いのは ハードディスク です。 例えばハードディスクがデータを書き込んでいる最中に電源が落ちてしまうと、ハードディスク自身は機械的な故障を避けるため、即座に書き込みを中止して書き込みヘッドを安全な位置に退避します。 |
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| 自宅サーバー(今動いてるこれです。)で、30回ほどの電源をブチ抜いてみましたが、こうやってちゃんと動いています。ただ心臓に悪いので今後実施予定はありません。 |
WBEL や CentOS はこのような状況になっても、再起動の際にチェック機能が働いて中途半端な書き込みデータを正常に処理してしまいますから、致命的な問題は起こらないはずです。しかしそれでも100%安心とは言い切れません。 いずれにせよ、突然の電源ダウンは、ハードディスク以外のパーツにも負担をかけることが考えられますので、できれば対策を講じたいところです。 そういうケースに備えるのが無停電電源装置(UPS)と呼ばれるものです。 UPSはバッテリーを内蔵しており、AC電源がダウンすると電源の供給元が即座にバッテリーに切り替わるようになっています。そしてUPSはバッテリーの残量があるうちにサーバーにシャットダウンの指示を送り、正常に終了させます。そしてAC電源が復帰し、バッテリー容量が回復すると自動的にサーバーを起動させます。 UPSは一万円前後から入手可能ですし、 LinuxOS に対応できる機種もいくつかありますから、心配性の方は検討してみてはいかがでしょうか。 ところで、UPSを使わない場合、通常の ホスト機 は一度停電などでAC電源が切れてしまうと、電源が復旧しても自動的には起動しないのが普通です。 このことは、例えば自宅の LAN 内で使う ファイルサーバー のみが使用目的ならば何の問題はありませんが、 公開サーバー を運用する場合にはちょっと困りものです。 なぜなら、もしあなたが何らかの理由で自宅の停電に気が付かなかったとしたら、電源が復旧した後でもサーバーは停止したままになってしまい、人知れず公開サービスが停止してしまっていることになるからです。 この問題には、ホスト機、正確には マザーボード の設定を変更することで対処します。 |
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| BIOSの設定画面は、ほぼ間違いなく英語ですので頑張って読みましょう。また、サーバー用途のマザーボードの場合は、最初からこの電源復帰の設定が有効になっているものもあります。 |
設定の変更は BIOS の電源管理関係の画面から行います。例えば、 1.通電が行われたとき、常に自動でホスト機を起動する。 2.通電が行われたとき、前回の電源の状態に復帰する。 のどちらかの設定を有効にしておくと、停電後に電源が復旧すると、自動的にホスト機が起動するようになります。 特別な理由がなければ、 2. の設定をオススメします。 1. の設定は、「なにがなんでも電源を入れる」というものですから、例えば、メンテナンスなどで「意図的に」電源を落としている最中でも、電源が差し込まれると自動的に電源が入ってしまいます。 また、サービスを停止するために電源を落としていたつもりでも、停電などで一時的にAC電源が切れ、再度通電が行われると勝手にホスト機が起動することになります。 つまり、 1. の設定はホスト機が予期しないときに動作してしまう可能性があり、トラブルの原因になり得るというわけです。
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