このページではインストールを行うLinuxサーバーに対してGRUBをブートローダーとして使用する方法を初心者/ビギナー向けに解説します。
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WBEL4のインストール

WBEL4のインストール

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ブートローダの設定

インストール した WBEL4 を ハードディスク から起動するための設定です。

実際には、ここで設定を行わなければならない項目はありません。

しかし ブートローダ の概念は後々必要になってくることもありますので、以下に説明をします。

下はブートローダの設定の最初の画面です。

ホスト機 を、ホスト機本体内蔵のIDEハードディスク E-IDEハードディスクの説明 から起動できるようにするには、

1.そのハードディスクが、 マザーボード の BIOS の設定で起動ドライブに指定されていること。

2.そのハードディスク上の基本領域の一つが「起動可能な パーティション 」に設定されていること。

3.ブートローダプログラムが、2.の領域にインストールされ、適切に設定されていること。

などの条件が必要になります。

1.については、 ホスト機の起動するディスクの順序を変更する の説明に従ってホスト機が設定されていれば問題はないはずです。現状ではハードディスクからの起動が設定されていないホスト機はまずありませんから、実際には何も考える必要はないかもしれません。

2.の設定は、 「パーティションの設定」 WBEL4のパーティション設定へ が適切に行われていれば、自動的に "/boot" パーティションが起動可能になりますので、これも問題はありません。

そして、3.がこのパートで行う設定となります。

まず、 (1) の

"GRUBブートローダは、/dev/hda上にインストールされます。"

という説明は、 "/boot" パーティションが/dev/hda上の基本パーティションとして存在しており、そこに "GRUB" というブートローダ アプリケーション がインストールされるということを示しています。

"GRUB" は、現在の LinuxOS の多くが採用している、設定が簡単でありながら非常に柔軟性に富んだブートローダです。試しに ブートローダを変更(C) ボタンを左クリックしてみてください。次のような選択 ダイアログ が表示されるはずです。

LinuxOSは長い間 "LILO" というブートローダーが利用され、WBEL3まではここで選択することが可能でしたが、WBEL4では "LILO" は標準添付されなくなり、最近の標準のブートローダである "GRUB" をインストールするか、ブートローダをインストールしないかの二者択一になっています。

この一見不可解な選択肢は、既に別の OS が動作しているホスト機にWBEL4を追加インストールするようなとき、先にインストールされているブートローダを利用したい場合のためのものです。もちろん、新規インストールでは意味のない選択肢です。

ここで ブートローダをインストールしない(D) を選択すると、ハードディスクからのWBEL4の起動アプリケーションがインストールされません。

というわけで、ここでは GRUBをブートローダとして使用(G) にチェックが入った状態のままにしておき キャンセル(C) または OK(O) ボタンを左クリックしてダイアログを閉じます。

(2) の部分は、ここでブートローダをインストールしたときに起動可能なOSの一覧と、その設定です。

俗に OSのマルチブート と呼ばれるマニアックな設定手段です。もちろん、サーバー構築にはマルチブートなど不要です。

"GRUB" は、複数のLinuxOSだけではなく、 WindowsOS やOS/2など、同じホスト機にインストールされているOSを選択して起動させることができます。

WBEL4のシステムを一つだけしかインストールしない今回のケースと異なり、もしも、先にインストールされている他のOSがあれば、 (2) の左側の一覧にそれらのOSが項目として追加されることになります。そしてその場合には、 "デフォルト" にチェックの入っているOSが標準で起動するようになります。

"ラベル" は、ホスト機の起動時に画面に表示されるOSの名称です。

少し見え難いですが、 "デバイス" は、 "/" で マウント されているパーティション(この場合は "/dev/hda3" )が自動的に選ばれます。

この中で "デフォルト" と "ラベル" は、枠内のOS一覧から左クリックで選択して 編集(E) ボタンを左クリックすると内容を変更することができます。

ただし、この例のように一種類のOSで運用するホスト機の場合には、起動するOSの選択はできませんし、タイトルを変更しても意味がありませんので、変更する必要はないでしょう。

(3) は、ブートローダにパスワードをかけ、勝手に起動されないようにするための設定です。 ブートローダパスワードを使用(U) にチェックを入れると、パスワードの設定ダイアログが開きます。

ここで、 パスワード(P) と 確認(F) の両方に同じパスワードをタイプして OK(O) ボタンを左クリックすると、パスワードを入力しなければWBEL4を起動できなくなります。

しかし、このパスワードを設定してしまうと、ホスト機の前にいなければWBEL4を起動できなくなりますので、外出中に自宅が停電した場合には、自宅に戻るまでサービスを開始することができなくなります。

このブートローダパスワードは、そのホスト機の前でしか作業しない人のための、いわゆるクライアント用途が前提のパスワードのようなものですから、 公開サーバー を構築するという目的であれば設定すべきではないと思われます。

(4) の 高度なブートローダオプションの設定(O) も、通常は設定する必要はありません。

ちなみに、ここにチェックを入れて、 次(N) を左クリックすると、その設定画面に進むことができます。

"ブートローダをインストールする場所:" は、通常は起動させるハードディスク、この場合は "/dev/hda" の、起動のために準備されている特殊な領域である MBR となります。

普通はそんなややこしいことはしないものです。ただ説明をしているだけですので、適当に読み流してください。

ただし、WBEL4の後から Windows2000 や XP などをインストールし、WindowsOSのブートローダを先に起動させて、その後にGRUBやLILOなどのブートローダを起動させるような変則的なシステムにしたい場合には、 "/boot" パーティション、つまり "/dev/hda1" にインストールしておきます。

ドライバ順: は、明らかな誤植です。正しくは ドライブ順 です。こういう誤植は珍しくありませんので、あまり驚かないようにしましょう。

また、IDEとSCSIのハードディスクが混在したホスト機の場合には、そのハードディスクの起動の優先順を変更しなければならないことがありますので、その場合には ドライバ順の変更(C) を左クリックして設定画面を開き、設定を変える必要があります。

更に、 "/boot" パーティションが何らかの理由で、ハードディスクの先頭から1024シリンダ(約8.5GB)以降に配置されなければならなくなったときは、 LBA32の強制使用(通常は不必要)(F) にチェックを入れなければなりませんが、今回のケースでは当然不必要です。

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その下の 一般カーネルパラメータ(G) は、ホスト機の起動時に障害をもたらすハードウェア利用をキャンセルするコマンドなどを入力しますが、これもまずお世話になることはないでしょう。

という訳で、この "ブートローダの設定" については、通常はこのパートの最初の "ブートローダの設定"画面 で、何もする必要なく、 次(N) を左クリックして次のステップ "ネットワークの設定" に進みましょう。

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