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ヤマハ”NVR500”
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高級車の香りのする”ヤマハ NVR500”ふつうならここで、インターネット速度計測サイトなんかでスピードを測って、 「××メガだったのが○○メガに上がった!!。」 なんてレポートを書くのが普通なのでしょうが、お便利サーバー.com管理人はへそまがりなのでそういうことはしません。 定評のあるメーカーのそれなりに高価なルーターを買ったのだから、きっとそれにふさわしい働きをしてくれているはず、と信じていて、それで十分だと思っています。 というより、そんなアバウトな測定で確かめてみなくとも、実際に扱ってみればその基本性能の高さは良く解るものです。 まず Webブラウザ で GUI 設定をやるときの「小気味良さ」です。 ページの切り替わり速度だけではなく、設定の反映速度の速さはもう普及機の比ではありません。感覚的にいうと、頭の中で「そうだ、こうしてみよう!」と思いついた事柄を実行するのに、その思いつきを妨げないスピードで反応し、一気に動作検証までやれてしまう。あるいは、「どれがベストか解らないから、何パターンかやってみるか。」と悩んだ時、やるべきことをメモしておく用心がいらないほど次々に検証することができる。といった感じでしょうか。 妙な表現ですが、 「頭の中のモノを降ろすスピードを、それに応える側のインターフェースがきれいに受け止めてくれる。」 という印象です。 正直、何か一つ設定を変える度に 「20秒お待ちください、ページがかわらないときはここをクリックしてください。」 なダイアログが次々に現れるような普及型ルーターにはもう戻りたくありません。 設定画面のデザインはシンプルです。多くの普及機が HTML にフレームや画像を多用した機能的な設定画面を提供し、その傾向がますます顕著になっている現状を考えると、NVR500の設定画面はむしろ「無骨」と言っていいでしょう。 設定項目は極めて少なく、その部分だけに接すると「10年前のルーター?」という印象を受けます。それだけしか設定できないってことは、性能もその程度のモノなのかな?、と思うほど。 しかし実際に設定をやってみると、その思いは雲散霧消しました。 今回はネットワーク関係の設定しか行いませんでしたが、最初は「あれっ、たったこれだけしか設定項目がないの?。それじゃウチの場合は後でたくさんコマンド設定しなきゃね...。」と思っていましたが、気が付いたらかなり複雑な設定まですべてWebブラウザから設定できてしまっていた。という感じです。 これは、 「ユーザーが何を必要とするかわからないから、必要とするかもしれない設定項目はすべからく設定できるように並べておく。」 というユーザー任せの安易な提供の仕方ではなく、 「ユーザーにとって必要性の低い設定項目は大胆に取り除き、必要な設定は極めて解りやすく表示する。」 というコンセプトであって、 ユーザーの観点について非常によく練られたインターフェース といえると思います。 |
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| NVR500のコマンドリファレンスは、なんと 390ページ にも及びます。びっくりですね。 |
これは、NVR500のコマンドリファレンスに載っている制御コマンドのトンデモナイ多さを考えると驚異的なことで、この「秘められた高性能に対して、如何にして人に優しいインターフェースを提供するか」という部分の苦労は相当なものだっただろうな、と思ったりもします。 |
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| 実際にコンソールから再起動するには、 "restart" コマンドを実行します。 |
もうひとつ、高性能を感じられる部分としては、設定画面のどこを探しても 再起動ボタンが見当たらないこと です。 「ソフトが異常終了したり、なんとなく調子が悪そうだと思ったら、とりあえず再起動してみる。」 というのは、パソコンや周辺機器を扱うときの一つの習慣ですが、これを逆に考えれば、 |
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| NVR500で再起動が必要とされるのは、恐らくファームウェアの書き換えと設定ファイルの全面入れ替えのときだけです。 |
「エラーが起こらず、調子も悪くならないのであれば、再起動は必要ではない。」 ということにならないでしょうか。 「動作が不安定になる」といった曖昧な現象は、要するに制御構造の不備から発生するものですから、ハードウェアの仕組みとそれを制御するコマンドの連携が確実であれば理屈上は起こり得ないことです。 つまり、借り物のハードウェアを転用したり、不要なソースを大量に内包するプログラムを「ま、いっか。」とばかりにおざなりに使ったりするからこういった「よくわからないけど調子が悪くなる」という現象が発生しやすくなるといえます。 NVR500の設定画面に再起動ボタンがない、という事実はすなわち、 「当機は通常の扱いをされる限り、エラーが出ることも動作が不安定になることもありません。従ってユーザーが自ら再起動をすることはありません。」 という技術者の自信の表れではないかと思っています。 |
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NVR500は電源スイッチを切っても、それまでの動作ログを本体フラッシュメモリに保存されるという、管理者が泣いて喜ぶような配慮がなされています。
ま、ずさんな管理者にとっては「余計な仕事を増やしてくれるおせっかいな機能」と言えなくもないでしょうけど。 |
そして更に、NVR500には普及機ルーターにはまず存在しない 電源スイッチが存在 する点も見逃せません。 これは、ソフトウェア的な再起動ボタンがない、という先に説明したコンセプトと矛盾するようですが、例えば管理者の存在しない拠点オフィスで、メンテナンスのために誰かが電源を切らなければならない、という事情に対処するために設けられているものです。 考えてみれば、動作中のプロセスを一つ一つ正常終了されて起動しなおすことができるソフトウェアリセットと異なり、そういう段取りを踏まずにいきなり電源供給を断たれるハードウェアシャットダウンは、機器にとってもソフトウェアにとっても負荷が大きく、故障の原因になりうる行為です。 そういう「乱暴な行為」をも許容する設計だからこそ本体電源スイッチを設置できる、ということだと思います。
向かって左からONU、光電話アダプタ、ヤマハ NVR500 今回は、この紹介ページを作成するために何度も設定を書き換え、本体初期化を繰り返し、徹底的にいじりまわしましたが、その間、フリーズやエラーはおろか、些細な引っ掛かり感すら感じることはありませんでした。 設定操作で何の不安も感じさせないヤマハ NVR500は、やはり普及機とは一線を隔する「高級車のような上質な使用感」があります。 ですから、パソコンや通信機器の性能を極限まで引き出すために日々チューニングに明け暮れることに無上の喜びを感じるような方は、いとも簡単に高性能を手に入れられるNVR500は「つまらないルーター」かもしれません。 |
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YAMAHA NVR500
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しかし、お便利サーバー.comの、 「実際に生活に役立つお便利なサーバー環境を構築しましょう!」 というコンセプトにあって、ネットワークの中核でありながら裏方であるルーターは、手間がかからず安定かつ高速に動作するものが望ましいことはいうまでもありません。 そういう意味でもヤマハ NVR500は、 「お便利ネットワークにふさわしいブロードバンドルーター」 だと思います。 以上でインプレッションは終わりです。お付き合いありがとうございました。
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NVR500のその他色々
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