pipの使い方とインストール
pipはPythonのパッケージ管理システムです。2系、3系ともに最新のバージョンであれば標準で付属しており、インストールすることなく使用することができます。本項では標準で付属していないバージョンも考慮し、インストール方法も記載します。
まずPythonインタープリタにpipが付属しているかどうかを確認します。 コマンドプロンプトで下記コマンドを実行してみてください。
python -m pip -V
次のようにpipのバージョンが表示されれば、pipが付属しているインタープリタです。
pip 8.1.2 from C:\python27\lib\site-packages (python 2.7)
pipが付属していない場合、次のような手順でインストールすることができます。
まずはget-pip.pyをダウンロードしてください。
ダウンロードが終了したら下記コマンドを実行してください。インストール終了後、冒頭のコマンドを再度実行し、pipのバージョンが表示されれば問題ありません。
python get-pip.py
※本項は付属のpipでのコマンド入力を想定しています。get-pip.pyでセットアップした場合は「pyton -m」は必要ありません。 「pip freeze」などと入力してください。
次のコマンドでインストールされているパッケージを確認することができます。
python -m pip freeze
パッケージがインストールされている場合は次のように表示されます。「パッケージ名==バージョン」という形式です。
numpy==1.11.0 six==1.10.0
「list」でも確認可能です。こちらにしか出力されないパッケージもあります(pip本体やwheelなど)。
python -m pip list
numpy (1.11.0) pip (8.1.2) six (1.10.0) wheel (0.29.0)
パッケージのインストールを行う場合は次のように入力します。「PackageName」にはインストール対象のパッケージ名を指定してください。
python -m pip install PackageName
バージョンを指定してインストールを行う場合は次のようにします。
python -m pip install PackageName==VersionNumber
例えばnumpyのバージョン1.11.0をインストールする場合は下記の通りになります。
python -m pip install numpy==1.11.0
インストール後は「freeze」などでパッケージを確認することができます。対話型シェルなどで実際にインポートしてみるのも良いでしょう。
パッケージのアンインストールは下記の通りです。
python -m pip uninstall PackageName
パッケージの検索を行う時はsearchを使用します。「SearchWord」には検索したいワードを指定してください。
python -m pip search SearchWord
検索ワードを「ordered」とした場合は次のような結果となります。表示形式は「パッケージ名 (バージョン) - パッケージ概要」となります。
python -m pip search ordered
… 中略 …
orderedattrdict (1.4.3) - OrderedDict with attribute-style access
… 中略 …
例えば上記の「orderedattrdict」パッケージをインストールしたい場合は、指定するパッケージ名を「orderedattrdict」とします。
python -m pip install orderedattrdict
pipではテキストファイルに記述されたパッケージを一括でインストールすることができます。
python -m pip install -r requirements.txt
例えば次のような内容のファイルでインストールした場合、numpyパッケージのバージョン1.11.0、sixパッケージのバージョン1.10.0 インストールされます。
-- requirements.txt --
numpy==1.11.0 six==1.10.0
記述の仕方は「freeze」で表示したときと同じ形式です。
pipを使用していると、時折「アップグレードしてください」のような警告が出現する場合があります。そういった時は下記コマンドを実行するとpipをアップグレードすることができます。
python -m pip install --upgrade pip
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