C言語でタンジェント(正接)を計算するには,math.h の tan 関数,tanf 関数,tanl 関数のいずれかを使用します.
#include <math.h>
tan
double tan(double x);
tanf (C99)
float tanf(float x);
tanl (C99)
long double tanl(long double x);
tan 関数,tanf 関数,tanl 関数はいずれも引数 x のタンジェント(正接)を計算する関数です.
tan 関数,tanf 関数,tanl 関数の引数 x には,弧度法で角度を指定します.
角度を度数法から弧度法に変換するには,角度を度数法から弧度法に変換する をご覧下さい.
以下に tan 関数を使用してタンジェントを取得するサンプルプログラムを示します.
/* header files */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <math.h>
/* functions */
double pi(void);
/* main */
int main(void) {
double x;
/* タンジェントを取得する */
x = tan(pi() / 4.0);
/* 結果の表示 */
printf("tan(pi / 4.0) = %.5f\n", x);
return EXIT_SUCCESS;
}
/**
* @brief 円周率を求める
* @return 円周率
*/
double pi(void) {
return atan(1.0) * 4.0;
}
サンプルプログラムの実行結果は以下のようになります.
tan(pi / 4.0) = 1.00000
たくさんあるC言語関連の書籍の中でも特に役に立った本です.よかったら参考にしてみてください.
C言語の実践的参考書.少々値段は張りますが初心者を脱しようとしている人は絶対に読むべきです.
文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります.
オライリーの本は,読みにくい本が多いのですが本書はとても読みやすくオススメです.
ポインタの解説書としては最高の書籍です.
この1冊でポインタを完全に理解することができます.全くの初学者が読むには敷居が高いですが,入門書を読み終えた後に読むと非常に有益です.