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C言語Tips集 - アークタンジェント(逆正接)を計算する

C言語でアークタンジェント(逆正接)を計算するには，math.h の atan 関数，atanf 関数，atanl 関数のいずれかを使用します．

#include <math.h>

atan

double atan(double x);

atanf (C99)

float atanf(float x);

atanl (C99)

long double atanl(long double x);

atan 関数，atanf 関数，atanl 関数はいずれも引数 x のアークタンジェント(逆正接)を計算する関数です．

atan 関数，atanf 関数，atanl 関数は弧度法で角度を返します．
角度を弧度法から度数法に変換するには，角度を弧度法から度数法に変換する をご覧下さい．

C言語サンプルプログラム

以下に atan 関数を使用してアークタンジェントを取得するサンプルプログラムを示します．

/* header files */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <math.h>

/* functions */
double to_deg(double);

/* main */
int main(void) {
    double rad, deg;

    /* 逆正接 (arctan) を取得する */
    rad = atan(1.0);

    /* 度数法に変換する */
    deg = to_deg(rad);

    /* 結果の表示 */
    printf("atan(%.1f) = %.2f度\n", 1.0, deg);

    return EXIT_SUCCESS;
}

/**
 * @brief 弧度法表記を度数法表記に変換する
 * @param[IN] r 角度[rad]
 * @return 角度[deg]
 */
double to_deg(double r) {
    return r * 180.0 / (atan(1.0) * 4.0);
}

実行例

サンプルプログラムの実行結果は以下のようになります．

atan(1.0) = 45.00度

Cプログラマの必読書

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三角関数・逆三角関数