メールマガジン「初心者のためのホームページ作り」でお伝えした内容を、「復習」の意味で掲載しています。テキストのみのマガジンと違って、実際のサンプルや画像を交えて解説していますので、理解が深まると思います。なお、疑問点や分からない点がありましたら、遠慮なく メールにてご質問ください。
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毎週金曜日配信 What's New 2003/2/7 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 今週の課題 ■ XHTML講座 第4回
XHTMLでは、XMLで利用されている「名前空間」を利用することができます。名前空間とは、使用するタグの意味が定義している「位置」を示す記述で、ベクトルグラフィックスの SVG 、数式表示に使う MathML などの代表的なマークアップなどを文書中に埋め込むことを可能にしています。
しかし、残念なことに現状の Webブラウザでは、XHTML上の複数の名前空間を認識できず、XMLの適合が無視されています。XHTMLは比較的新しいマークアップ言語なので、その対応が遅れているのが実情です。
また、XHTMLは基本的に厳格仕様となっている関係から、複数の名前空間の指定は文法的に違反となり、大きな矛盾点が指摘されています。この問題の解決には、もう少し時間がかかりそうです。
同様に、文書型定義(DTD)と名前空間との整合性に問題があり、現在 W3Cではその仕組みの有用性を定義する XMLスキーマ の制定に尽力しています。
デフォルト(初期値)の名前空間は、W3Cが制定した文書を参照します。
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja">
この名前空間は、HTMLとの互換性を維持したタグセットを利用することを前提としています。文書型定義との整合性を確立する名前空間です。
現状では SVGを表示させるプラグインが必要です。また、画像コンテンツを作成する言語が非常に複雑で、初心者が簡単に、というわけではありません。
Adobe社の Illustrator というソフトウェアでは、書いたイラストを SVGに変換できる機能を持っていますが、非常に高価(¥79,500)です。
HTMLでも、SVG文書を embed要素を使って埋め込むことができますが、残念ながら MSIE、Operaのみの対応となっています。
SVGサンプル 表示には SVGプラグインが必要です。
プラグインはこちら→ http://www.adobe.com/svg/viewer/install/auto/
SVG埋め込みHTML MSIE、Operaのみ対応 Netscape、Mpzillaでは危険?
本来ならば、XHTML文書中で MathML の名前空間を用いることで表示が可能ですが、その実現までに相当の時間が必要です。
下記、MathMLサンプルの表示は、Mozillaで表示したものを切り抜いた画像で示しています。

現在、MathMLに対応しているブラウザは、Mozilla、Netscape、Amaya の3つくらいです。下記 URIで示す XML文書は、MSIE、Opera、非視覚系ブラウザではレンダリングに問題があります。
MathMLを用いた XML Mozilla、Netscapeのみ対応
ブラウザの「ソース表示」で、MathMLを見ることができますので、参考までにお読みください。講座では、SVG、MathMLに関する記述などの解説を予定しています。