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Javaの道 > オープンソース > Tomcat −5.Web Application Manager
更新日:2006/4/1
Tomcat−5.Web Application Manager
ここでは、Tomcatで用意されているGUIツール、Web Application Managerの概要、使用方法について解説します。

実行環境
・WindowsXP Home Edition
・Tomcat 5.0.18
・J2SDK 1.4.2_03
概要
Web Application ManagerはTomcat 4.1.xから導入されたGUI管理ツールです。Tomcatの状態監視、Tomcatコンテキストの起動、停止、再ロード、配信解除、アプリケーションのデプロイなどを行うことができます。アプリケーションのデプロイやアプリケーションの変更を手動で行う場合、Tomcatにそれらの作業を反映させるためにはTomcatを再起動させる必要があります。Web Application Managerを使用すると、Tomcatの再起動なしにそれらの作業のTomcatへの反映が行えるようになります。

Web Application ManagerはTomcatをインストールしたサーバの http://localhost:8080/manager/html にアクセスすることで利用できます。ユーザ、パスワードはWindows環境であれば、インストール時に設定した値であり、その他の場合はtomcat-users.xml設定ファイルに記述する <user username="admin" password="admin" roles="admin,manager" /> のusernameとpasswordの値になります。
アプリケーションの解説
Web Application Managerの機能の一つである「アプリケーション」について解説します。「アプリケーション」はコンテキストの稼動状況の表示、コンテキストの起動、停止、再ロード、配信解除を行います。 コンテキストに設置しているアプリケーションの変更を行った場合、そのコンテキストを再ロードすることにより変更箇所がTomcatに反映されます。Web Application Managerを使用しない場合はTomcatを再起動する必要があります。
アプリケーションの解説
項目
内容
パス
コンテキストのパス名
表示名
web.xmlに記述されている<display-name>タグの値
実行中
コンテキストが有効がどうか。tureの場合は有効、falseの場合は無効。
セッション
コンテキストにアクセスしているセッションの数。セッションのリンクをクリックするとセッション情報の詳細が閲覧できる。
コマンド
コンテキストに対して発行するコマンド。起動、停止、再ロード、配備解除の4つがある。

【コマンド】

起動
  コンテキストを起動します。
停止
  コンテキストを停止させます。
再ロード
  コンテキストを再ロードします。コンテキストに設置しているアプリケーションの変更を行った場合、再ロードすることにより、変更内容がTomcatに反映されます。
配備解除
  Tomcatにデプロイしたアプリケーションを削除します。アプリケーションやWARファイルがデフォルトの位置にある場合($CATALINA_HOME\webapps)、アプリケーションやWARファイルも削除されます。コンテキストの設定ファイル(コンテキスト.xml)も同時に削除されます。
配備の解説
Web Application Managerの機能の一つである「配備」について解説します。「配備」はアプリケーションのデプロイを行う機能です。手動でデプロイを行い、Tomcatに反映させるためにはTomcatを再起動する必要がありますが、この機能を使用することによりTomcatを再起動せずアプリケーションのデプロイが行えます。
配備の解説
項目
内容
入力例
サーバ上のWARファイル又はディレクトリの配備
コンテキストパス
URLでアクセスする時のコンテキストのパスを入力。省略した場合は「WARファイル又はディレクトリのURL」で指定したディレクトリ名か、拡張子WARを省略したWARファイル名になる。
/con
XML設定ファイルのURL
コンテキストの振る舞いを記載したコンテキスト.xmlの内容を指定したい場合、振る舞いを記載したXMLファイルを指定する。
file:/C:\con.xml
WARファイル又はディレクトリのURL
デプロイしたいアプリケーションが含まれるディレクトリもしくはWARファイルを指定する。
file:/C:\con.war
WARファイルの配備
アップロードするWARファイルの選択
「参照...」ボタンを押し、アップロードするWARファイルのパス名を入力する。
C:\con.war
「サーバ上のWARファイル又はディレクトリの配備」と「WARファイルの配備」の違いは前者はコンテキスト.xmlの生成も行うが、後者はコンテキスト.xmlの生成を行わない点です。コンテキスト.xmlはコンテキストの振る舞いを設定するものです。Tomcat4まではコンテキストの振る舞いはserver.xmlに記載していましたが、Tomcat5から設定方法が変わりました。詳細はJavaの道:Tomcat(プログラム実行・配置)を参照してください。コンテキスト.xmlはデフォルトのアプリケーション設置位置($CATALINA_HOME\webapps)にアプリケーションファイル、WARファイルを設置しない場合や、デフォルトのコンテキストの振る舞いを変更する場合に設定します。

「XML設定ファイルのURL」、「WARファイル又はディレクトリのURL」の項目で指定する入力値について説明します。各項目で入力する入力値は以下の構文を取ります。jarプロトコルを使用することにより、Tomcatサーバが動作していないリモート環境からTomcatサーバへ、アプリケーションをデプロイすることができます。
Tomcatサーバ上のディレクトリを指定する場合
  構文:file:/該当ディレクトリへのパス
例:file:/C:\con
Tomcatサーバ上のWARファイルを指定する場合
  構文:file:/該当WARファイルへのパス
例:file:/C:\con.war
リモート環境からWARファイルを指定する場合
  構文:jar:file:/該当WARファイルへのパス!/
例:jar:file:/C:\con.war!/
リモート環境からWARファイルをHTTP経由で指定する場合
  構文:jar:http://hostname:port/該当WARファイルへのパス!/
例:jar:http://www.tomcat.com/con.war!/
配備の使用例

「配備」の使用例について解説します。例ではTomcatサーバ上のアプリケーションが含まれるディレクトリをデプロイします。アプリケーションは日付を表示する「ShowDateServlet.class」サーブレットプログラムと、日付を表示する「ShowDateJSP.jsp」JSPプログラムで構成されています。ディレクトリは「ShowDate」ディレクトリです。

配備の使用例_1

1.「コンテキストパス(省略可)」に「/ShowDate」、「WARファイル又はディレクトリのURL」に「file:/C:\ShowDate」と入力します。「XML設定ファイルのURL」にはデフォルトのコンテキスト.xmlを使用するため空白にします。「配備」ボタンを押します。

2.ShowDateディレクトリがデプロイされ、アプリケーションの一覧にコンテキストパス「/ShowDate」が表示されます。

配備の使用例_2



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