C言語で 2 を底とする対数 (log2) を計算するには,math.h の log2 関数,log2f 関数,log2l 関数のいずれかを使用します.
log2 関数,log2f 関数,log2l 関数はいずれも 2 を底とする対数を計算する関数ですが,引数および戻り値の型がそれぞれ異なります.詳しくは以下をご覧下さい.
#include <math.h>
log2 (C99)
double log2(double x);
log2f (C99)
float log2f(float x);
log2l (C99)
long double log2l(long double x);
log2 関数,log2f 関数,log2l 関数はいずれも C99 で規定されている関数です. コンパイラが C99 に対応していなかったり,コーディング規約上 C99 を禁止している場合は,底の変換公式を使用して値を求める必要があります.詳しくは 任意の底を指定して対数を計算する をご覧下さい.
以下に log2 関数,log2f 関数,log2l 関数を使用して 2 を底とする対数 (log2) を計算するサンプルプログラムを示します.
/* header files */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <math.h>
/* main */
int main(void) {
double d = 4.0, d_result;
float f = 8.0, f_result;
long double ld = 16.0L, ld_result;
d_result = log2(d);
f_result = log2f(f);
ld_result = log2l(ld);
printf("log2(%.1f) = %.2f\n", d, d_result);
printf("log2f(%.1f) = %.2f\n", f, f_result);
printf("log2l(%.1Lf) = %.2Lf\n", ld, ld_result);
return EXIT_SUCCESS;
}
サンプルプログラムの実行結果は以下のようになります.
log2(4.0) = 2.00 log2f(8.0) = 3.00 log2l(16.0) = 4.00
たくさんあるC言語関連の書籍の中でも特に役に立った本です.よかったら参考にしてみてください.
C言語の実践的参考書.少々値段は張りますが初心者を脱しようとしている人は絶対に読むべきです.
文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります.
オライリーの本は,読みにくい本が多いのですが本書はとても読みやすくオススメです.
ポインタの解説書としては最高の書籍です.
この1冊でポインタを完全に理解することができます.全くの初学者が読むには敷居が高いですが,入門書を読み終えた後に読むと非常に有益です.