Excelのチェックボックスを削除する方法
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この記事では、作成したチェックボックスを削除する方法として1つずつ消す方法はもちろんのこと、一括でチェックボックスを消したり、VBAを使って指定した範囲のチェックボックスを消す方法をご紹介します。
チェックボックスを1つずつ消す方法
まずはチェックボックスを1つだけ削除する方法を説明します。
画像内のチェックボックスから「ビザ」のチェックボックスを消したいとします。ここでB3セル内のチェックボックスを【左クリック】すると。。。
チェックボックスがチェックされた状態になってしまいました。左クリックではチェックボックスを選択することができません。
チェックボックスを選択するには「右クリック」をします。B3セルにあるチェックボックスの上で【右クリック】を押してチェックボックスを選択し、Deleteを押します。
B3セルにあるチェックボックスが削除されました。右クリックでチェックボックスが選択できることを覚えておきましょう。
複数のチェックボックスを一度に消す方法
削除したいチェックボックスが複数あるとき1つずつ選択して消すのは大変です。ここでは複数のチェックボックスを簡単に選択し一括で削除する方法を説明します。
Ctrlキーを使う方法
B3、B5セルにあるチェックボックスをCtrlを押しながら【左クリック】で選択します。2つのチェックボックスが選択された状態になりました。Deleteを押します。
B3、B5セルにあった2つのチェックボックスが一括で削除されました。
1つのチェックボックスを選択する時は「右クリック」でしたが複数選択するときはCtrlを押しながら「左クリック」なので間違わないようにしましょう。
「オブジェクトの選択」を使う方法
【ホーム】タブ、【検索と選択】から【オブジェクトの選択】を選択します。
オブジェクトを選択することができるようになるのでB2からB9までのチェックボックスを選択します。
一度に複数のチェックボックスが選択されました。削除するにはDeleteを押します。
選択したB2からB9までのチェックボックスが一括で削除できました。
「ジャンプダイアログボックス」を使う方法
Ctrl+Gを押すと、「ジャンプダイアログボックス」が表示されます。【セル選択】ボタンを押します。
「選択オプションダイアログボックス」が表示されるので【オブジェクト】を選択し、【OK】ボタンを押します。
シート内にあるオブジェクトが一括で選択されました。削除するにはDeleteを押します。
選択したB2からB9までのチェックボックスが一括で削除できました。
チェックボックス以外のオブジェクトがある場合は一緒に削除されてしまいますのでご注意ください。
指定した範囲のチェックボックスを削除する方法
一部の範囲だけのチェックボックスを削除したい場合はどうすればいいでしょうか?マウスで選択するのも手ですが何百と削除したいチェックボックスがある場合はVBAの使用をおすすめします。
【開発】タブを選択し、【Visual Basic】を押します。
エディターが表示されますので対象のシートをプロジェクトより選択し、下記のコードを入力し、【▶】ボタンを押します。
動作としてはFor文にてアクティブなシートにあるチェックボックスを次々と選択し、IF文で対象となったチェックボックスを削除しています。
3行目:「Row <= 9」の数字を変更すると実行範囲を指定することができます。例では9行目までを指定します
3行目:「Range(“B3:B8”)」の範囲を変更すると削除しないセルを指定できます。例では3行目から8行目までを消さないようにしています。
Sub checkbox_delete()
Dim checkbox As Excel.checkbox
For Each checkbox In ActiveSheet.CheckBoxes
If checkbox.TopLeftCell.Row <= 9 And Intersect(checkbox.TopLeftCell, Range("B3:B8")) Is Nothing Then checkbox.Delete
Next
End Sub
B2とB9セルのチェックボックスだけが削除されました。範囲を変更することで皆さんの状況に対応できると思います。
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