C言語でファイルに 1 文字ずつ文字を書き込むには stdio.h の fputc 関数か putc 関数 (マクロ) を使用します.
#include <stdio.h>
fputc
int fputc(int c, FILE *stream);
putc
int putc(int c, FILE *stream);
fputc 関数は stream が指すストリームに,c で指定された文字を書き込む関数です.
putc 関数は基本的には fputc 関数と同じですが,処理系によっては関数ではなく,マクロとして実装されている場合があります.
fputc 関数と putc 関数は,ストリームに正常に文字を書き込んだときには書き込んだ文字を返し,書き込みに失敗した場合には EOF を返します.
以下に fputc 関数を使用してキーボードから入力された文字をファイルに書き込むサンプルプログラムを示します.
/* header files */
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
/* main */
int main(void) {
FILE *fp;
char *filename = "sample.txt";
int c;
/* ファイルのオープン */
if ((fp = fopen(filename, "w")) == NULL) {
fprintf(stderr, "%sのオープンに失敗しました.\n", filename);
exit(EXIT_FAILURE);
}
/* 入力された文字をsample.txtに出力 */
while ((c = fgetc(stdin)) != EOF) {
fputc(c, fp);
}
/* ファイルのクローズ */
fclose(fp);
return EXIT_SUCCESS;
}
キーボードから以下のように入力したとします.
I don't want to march as much as possible.
(ctrl + d) ※ Windows の場合は(ctrl + z)
sample.txt には以下のように書き込まれます.
I don't want to march as much as possible.
たくさんあるC言語関連の書籍の中でも特に役に立った本です.よかったら参考にしてみてください.
C言語の実践的参考書.少々値段は張りますが初心者を脱しようとしている人は絶対に読むべきです.
文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります.
オライリーの本は,読みにくい本が多いのですが本書はとても読みやすくオススメです.
ポインタの解説書としては最高の書籍です.
この1冊でポインタを完全に理解することができます.全くの初学者が読むには敷居が高いですが,入門書を読み終えた後に読むと非常に有益です.