コマンド操作の履歴機能
コマンド
は普通、
コマンド名+オプションスイッチ+引数
で実行されます。
従ってコマンド自身は短くても、オプションスイッチがたくさん必要だったり、引数がやたら長いものだったりするとタイプするのは結構大変です。
そして長いコマンドラインは当然タイプミスしやすく、苦労して打ち込んだコマンドが「ちょっとだけ」間違えていてエラーになったりすると、「えっ、最初からもう一度打ち直すの?。」と、とてもうんざりするものです。
この「うんざり」を解消してくれるのが、
「コマンド操作の履歴機能」
、通称
「ヒストリー機能」
と呼ばれるものです。
WBEL
や
CentOS
の標準
シェル
である
"bash"
は、一度実行したコマンドラインを
テキスト
ファイルとして記録しており、
プロンプト
の状態から
↑
(または
Ctrl
+
p
)キーで遡って呼び出すことができます。
[root@web1 ~]# ls -l /home/Enter ファイルの一覧表示
合計 20
drwx------ 2 root root 16384 7月 21 23:06 lost+found
drwx------ 13 tanaka tanaka 4096 9月 22 22:18 tanaka
[root@web1 ~]# chmod 755 /home/tanaka/Enter ディレクトリ属性の変更
[root@web1 ~]#
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[root@web1 ~]# ls -l /home/Enter ファイルの一覧表示
合計 20
drwx------ 2 root root 16384 7月 21 23:06 lost+found
drwx------ 13 tanaka tanaka 4096 9月 22 22:18 tanaka
[root@web1 ~]# chmod 755 /home/tanaka/Enter ディレクトリ属性の変更
[root@web1 ~]# chmod 755 /home/tanaka/ 直前に実行したコマンドが表示される
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[root@web1 ~]# ls -l /home/Enter ファイルの一覧表示
合計 20
drwx------ 2 root root 16384 7月 21 23:06 lost+found
drwx------ 13 tanaka tanaka 4096 9月 22 22:18 tanaka
[root@web1 ~]# chmod 755 /home/tanaka/Enter ディレクトリ属性の変更
[root@web1 ~]# ls -l /home/ もう一つ前に実行したコマンドが表示される
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呼び出したコマンドラインは書き換えてから実行できますので、例えば引数だけ異なる類似のコマンドラインを実行しなおしたり、間違えて実行したコマンドラインを修正してもう一度実行したり、というときに、最初からすべてをタイプし直す必要がありませんのでとても重宝する機能です。
また、コマンドラインの実行履歴は、
ユーザーアカウント
ごとにテキストファイルとして記録されていますので、
ログアウト
してしまっても消えることはありません。従って次に
ログイン
したときには、前回のログアウト前の履歴が呼び出されます。
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