このセクションでは自宅サーバーとしてLinuxを操作するうえでよく使うコマンドについて初心者/ビギナー向けに解説します。
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ntsysv〜自動的に起動するデーモンの設定

ホスト機 の起動時に、自動的に起動する デーモン を簡単に設定するコマンドです。

コマンドといっても、通常はオプションや引数で設定するタイプではなく、設定画面を表示してからON/OFFを選択するタイプなので簡単に扱うことができます。

同様の設定は chkconfig コマンドを使ってライン入力で行うこともできますが、これは慣れないと設定を間違えやすいのでntsysvの利用をお勧めします。

なお、ここで行う設定は、あくまで ホスト機の起動時の動作 ですので、設定後に再起動を行わなければ設定は反映されませんので注意してください。

また、 ディストリビューション 標準の rpm で インストール されるデーモンは、インストール時に自動的にntsysvコマンドのリストにアップされることが多いのですが、例えば Postfix のように他のデーモンと競合する可能性のあるデーモンなどは chkconfig コマンドで手動登録しなければ表示されないことがあります Postfixの起動登録について 。

設定画面は "root" アカウント から開きます。

ntsysvコマンドを引数なしで実行すると現在稼動中のランレベル ランレベルについて における設定画面になりますが、稼働中以外のランレベルにおける起動設定を行う場合は、

ntsysv --level [ランレベル番号] Enter

で実行することが出来ます。

[root@web1 ~]# ntsysvEnter

↓

ntsysvによる起動デーモンの設定画面
ntsysvによる起動デーモンの設定画面

CentOS6 など、 "Tera Term Pro" などのターミナルサービスから "ntsysv" を実行すると画面が乱れてしまう場合は、実機で X-Windowシステム を起動し、デスクトップ上から "端末" を起動してから "ntsysv" を実行すると良いでしょう。

ntsysvによる起動デーモンの設定画面(GUI)
ntsysvによる起動デーモンの設定画面(GUI)

リストの中で "*" が付いているデーモンが、ホスト機の起動時に一緒に起動するようになりますので、起動/停止を変更したいデーモンを ↓ 、 ↑ で選び、 スペース を押して "*" を付けたりはずしたりして設定を変更してください。

また、カーソル位置のデーモンは F1 キーを押すことで簡単な説明を表示することができます(英語ですが)。

ntsysvのヘルプ画面
ntsysvのヘルプ画面

説明は Enter で閉じることができます。

設定が終わったら、 TAB キーを押してカーソルを "OK" に移動して Enter を押すと、設定が保存されて プロンプト に戻ります。

もし、設定変更を行わずにntsysvを終了したいときは、更に TAB キーを押してカーソルを "取り消し" に移動して Enter を押してください。設定は保存されずにプロンプトに戻ります。

TAB キーは押すごとに、カーソルが "OK" → "取り消し" → 選択エリア → "OK" と移動します。

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