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更新日:2005/7/16
基本事項−3.Hello World
このページではこれまでJavaプログラムの経験がない人を対象にJavaで「Hello World!!」という文字列を表示するプログラムの作成方法を説明します。作成するプログラムは以下のとおりです。
【HelloWorld.javaファイル】
public class HelloWorld {
  public static void main (String[] args) {
    System.out.println("Hello World !!");
  }
} 
プログラムコードの説明
HelloWorldプログラムをJavaの構成要素に当てはめると以下のようになります。
Javaの構成要素
クラスとはある機能に対するフォーマットを定義するために使われます。メソッドとはそのフォーマット内の振る舞いを表します。コンピュータを例に取ると、コンピュータが持つ演算処理やI/O処理はコンピュータの振る舞いでありメソッドと言うことができます。そしていくつかの振る舞いを持つコンピュータをクラスと言うことができます。詳細な説明はクラス(はじめてのクラス)を参照してください。HelloWorldプログラムはmainという振る舞いを持つメソッドと、そのメソッドを持つHelloWorldクラスで構成されています。

Javaには、クラス・メソッド以外にも変数・パッケージなど様々な構成要素が存在します。これら他の構成要素については別のページで説明を行います。以下ではそれぞれのプログラムコードの説明を行います。Javaプログラムの経験がない人に対しては以下の説明はわかりずらいものと思います。個々の詳細な説明は他のページでも行いますため、ここではHelloWorldプログラムの大まかな概要を理解していただければと思います。


public class HelloWorld {
この文はpublic、class、HelloWorldという3つの単語で構成されています。publicはアクセスレベルを表し、クラス HelloWorldが他のどのクラスからもアクセスが可能なことを表します。classはclass以下の{ }で囲まれたコード群が1つのクラスであることを表します。HelloWorldはクラス名を表します。通常classは1ソースファイルに対し1つしか宣言しませんが複数宣言することも可能です。ただpublicアクセスレベルが付いたpublicクラスに関しては1ソースファイルにつき1つしか宣言できません。Javaのソースファイル名は必ずそのソースファイルに宣言されているいずれかのクラス名と一致していなければなりません。また宣言されているクラス内にpublicクラスがある場合はソースファイル名はpublicクラス名と一致しなければなりません。HelloWorldプログラムで言うと public class HelloWorldに対するソースファイル名はHelloWorld.javaとなります。

public static void main(String[ ] args) {
この文はmainメソッドとそのmainメソッドを修飾するpublic・static・void・String[ ] argsで構成されています。publicは先ほどのpublic classと同様にmainメソッドが他のどのクラスからもアクセスできることを表します。詳細はアクセスレベルを参照してください。staticはmainメソッドがHelloWorldクラスに対して1対1の関係で存在することを表しています。詳細な説明はstaticで詳しく行います。 voidはmainメソッドが戻り値を持たないことを表します。String[ ] argsはmainメソッドが受け取る引数の型(String[ ])とmainメソッド内で使用するその引数の引数名(args)を表します。このmainメソッドの一文(public static void main(String[ ] args)は決まりきったものです。Javaはプログラムを実行する際、クラスファイルを指定します。指定するクラスファイルの中には必ずこのmainメソッドの一文がなければなりません。

System.out.println("Hello World !!")
この文はSystem.out.println( )と"Hello World !!"で構成されています。System.out.println( )はPrintStreamクラスで定義されているprintlnメソッドの実行を表します。詳細な説明は他のページで行うこととし、ここでは標準出力に値を表示する場合はSystem.out.println( )を使用するとの説明に留めておきます。"HelloWorld"は実際に標準出力に出力される値を表します。
プログラム実行方法
HelloWorldプログラムを実行するためにはまずソースファイル(HelloWorld.java)をコンパイルしクラスファイル(HelloWorld.class)を作成、その後クラスファイルの実行を行うと言った手順をとります。HelloWorldプログラムのコンパイル・実行にはJava実行環境が必要です。Java実行環境のインストール・設定方法はJava 2 SDK実装方法を参照してください。
(1). コンパイル
ソースファイル(HelloWorld.java)があるディレクトリに移動し、javacコマンドを実行します。。コンパイル終了後ソースファイルと同一のディレクトリにクラスファイル(HelloWorld.class)が作成されます。
(2). 実行
javaコマンドによりクラスファイルの実行を行います。プログラムが実行され、DOSプロンプト上にHello World !!の文字が表示されます。
【実行結果】
D:\JAVA>javac HelloWorld.java   ←(1)コンパイル

D:\JAVA>java HelloWorld  ←(2)実行
Hello World !!

D:\JAVA>



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