スタックフレームとは,関数を呼び出す際にスタック上に積まれるデータをまとめたものです.(図1)
図1 スタックフレームのイメージ図
処理系にもよりますが,C言語のスタックフレームは基本的に (図2) のような構造をしています.
図2 スタックフレームの構造
ベースポインタは,現在実行中のスタックフレーム (アクティブなフレーム) の底 (図2の通り正確には底の少し上) を指すレジスタです.以前の BP の値というのは,呼出し側の関数のベースポインタの値で,関数終了時にベースポインタにコピーされます.また,リターンアドレスとは,関数の処理終了後に次に実行するプログラムのアドレスのことです.
たくさんあるC言語関連の書籍の中でも特に役に立った本です.よかったら参考にしてみてください.
C言語の実践的参考書.少々値段は張りますが初心者を脱しようとしている人は絶対に読むべきです.
文法だけでなく,コーディングスタイルやデバッグなど文字通り「実践的」なことが書かれているので非常にためになります.
オライリーの本は,読みにくい本が多いのですが本書はとても読みやすくオススメです.
ポインタの解説書としては最高の書籍です.
この1冊でポインタを完全に理解することができます.全くの初学者が読むには敷居が高いですが,入門書を読み終えた後に読むと非常に有益です.