毎週金曜日配信 What's New 2003/2/7
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初心者のためのホームページ作り
http://www.scollabo.com/banban/
<第38号>
banban@scollabo.com
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当講座は、初心者や中級者が正しい文法と作法を身につけて、 プロ級の本格的
な Webページ作成に役立つことを目的に配信されております。
当講座ではHTML4.01及び XHTML1.1 を中心とした文法が主体となっています。
なお、このマガジンは等幅フォントでお読みいただくと快適に読めるようになり
ます。
今週の課題 ■ HTML基本 その4 スタイルシート
■ XHTML講座 第4回 --- 名前空間
■ HTML タグの解説 --- hx要素
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◆HTML基本 その3 スタイルシート
昔のHTMLの解説書には間違った説明が氾濫していました。著者を尊重するために
あえて著作名は明らかにしませんが、かなりひどい内容で、その解説書で勉強さ
れた方には気の毒なことでした。
例えば、見出し要素 h1ではフォントの大きさが一番大きく、h6では一番小さ
く表示されるので、フォントの大きさをコントロールしたい場合には便利なタグ
です、とウソの解説ありました。
HTMLの仕様書を見る限り、見出し要素の具体的な大きさについて何も述べてい
ません。つまり、ブラウザ側で見出しと分かればよい、ということです。
視覚系ブラウザでは、確かに第一見出しが一番大きく表示されますが、それは
あくまで、ブラウザ側の判断であり、決してそのように決まっているわけではあ
りません。
実際に、ブラウザによっては単にセンタリングして表示するものさえあります。
このように、見出しだけでなく、段落やリストにおける空行の表示とかは、HTML
の仕様書にはありません。あくまでブラウザの仕様によるものです。
ブラウザの仕様に属せず独自の表示方法を実現するのがスタイルシートです。
また、スタイルシートが奨励されている理由として、タグに見栄えを設定する属
性を用いない、つまり、文書構造から表現を分離する役目があります。
アクセシビリティを確立する上で、スタイルシートの利用は意味のあることに
なり、スタイルシートを利用することによって自由で独創的な表現が可能です。
◆カスケーディング・スタイルシート:CSS(Cascading Style Sheet)
スタイルシートが利用できるようになったのは、HTML4.0 からです。この仕様が
発表された時に、アクセシビリティについての説明がありました。
アクセシビリティとは、ユーザの環境に依存しないバリアフリーを構築するた
めのことを指し、見栄え構造をすべてスタイルシートで書くように強く推奨され
たのです。
例えば、
<body bgcolor="#00ff00" text="#ff0000"> では、背景色が赤、文字色が緑だ
ったとした場合、「色弱障害者」は読むことができません。
スタイルシートの場合、
<body style="background-color:#0f0;color:#f00"> と記述しますが、この場
合、ユーザ側でスタイルシートの機能をオフにすれば、コンテンツを読みとるこ
とができます。
また、スタイルシートの表現力は非常に広く、自由で独自のデザインを表現す
る上では、欠かせないアイテムです。
◆CSS Level 3
現在、スタイルシートは、Level 1、2が勧告されていますが、新たな試みとして
CSS 3 の作業草案が発表されており、モジュール機能として企画され、テキスト
の縦書き表示などを盛り込んだ表現などが可能になっています。
正式勧告された時点で、当講座サイトのリファレンスに加える予定です。
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◆XHTML講座 第4回 XHTML実践(名前空間の利用)
今回から実際に XHTMLを作成します。基本的な記述法は従来の、HTMLと大きく
変わることはありません。今回は XHTMLの最大の特徴である「名前空間」につい
て簡単に解説します。意外と奥の深い課題です。
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◆はじめに
第35号で述べたとおり、XHTMLには「お約束事」があります。
このお約束事とは、一方でHTMLとの互換性を確保する意味でも重要なポイント
となります。もう一度復習の意味から実際の作成にあわせて解説します。
◆XML宣言、DTD、名前空間の指定
1.<?xml version="1.0" encoding="Shift_Jis"?>
2.<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.1//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml11/DTD/xhtml11.dtd">
3.<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja">
■解説
1.文書の冒頭で XML宣言を行います。必須ではありませんが、強く求められて
います。encoding属性は、文書作成時に利用する文字符号を指定します。
メモ帳や SimpleTextなどは Shift_Jis が採用されています。なお XHTMLに
対応していない古いブラウザではソースを表示してしまう危険があります。
2.文書型定義の宣言で、どのバージョンのタグセット(タグの集合体)を使う
のかを明示的に記述しなければなりません。ここでは、XHTML1.1を宣言して
います。HTMLでも、文書型宣言は必須です。
なお、XHTMLでは他の文書型定義も利用可能です。
3.名前空間の指定です。XHTML文書は XMLに適合した文書なので、XMLの名前空
間を利用することができます。
名前空間とは使用する「タグの意味」が指定されている位置を参照するこ
とで、コンテンツがブラウザに整形できるわけです。名前空間は適時に複数
利用できることになっていますが、ブラウザ側で完全にサポートされるまで
には、まだ時間がかかるようです。
代表的な名前空間に、数式表示を専門とする MathML や、ベクトルグラフ
ィックをテキストによってレンダリングする SVG などがあります。
(MashML や SVG に関しては、後ほど説明します。)
言語コードを設定する属性は xml:lang という xml接頭辞が設けられます。
ちなみに、HTMLでは lang属性です。
◆ヘッダの設定
文書情報を埋め込むヘッダ部は <head> 〜 </head> 内に記述します。
なお、終了タグ </head> の省略は許されていません。HTMLでは省略可能。
1.言語設定
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_Jis" />
2.スタイルシートの読み込み
<link rel="stylesheet" href="sample.css" type="text/css" />
3.文書のタイトル
<title>初心者のためのホームページ作り</title>
■解説
1.2.3.とも見慣れた記述ですが、meta、link要素は空要素(終了タグを持
たないタグ)なので、行末に半角+スラッシュを用います。半角があることで、
古いブラウザはそれ以降を無視しますので互換性が保てます。
title要素は、ご存知のように文書のタイトルであり、ブラウザの一番上に表示
され、かつブックマーク時にその文章が取り込まれます。
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◆文書の構造フォーマット
ヘッダ部の次に来るのが、文書の本体である <body> 〜 </body> です。
この要素内にコンテンツを配置するわけですが XHTMLでは、文書の構造が論理
的なツリー構造で記述することが望まれます。
下記 XHTMLを参照してください。
<body>
<h1>XHTML講座</h1>
<p id="header">
XHTMLの基本構造は、<strong>論理的な構造</strong> が望まれます。
</p>
<div>
<h2>論理的構造とは</h2>
<p>下記の図を参照ください。</p>
<img src="images/sample.png" width="250" height="200" alt="説明図" />
<p>このように、各要素が<em>木構造(ツリー)</em>になっているのが分かり
ます。</p>
</div>
</body>
※ <p id="header"> は、スタイルシートによる設定と解釈してください。
ここで記述された全要素のツリーは以下のとおりです。
body ━━━┳━━━ h1
┣━━━ p#header
┃ ┗━ strong
┗━━━ div
┣━ h2
┣━ p
┣━ img
┗━ p
┗━ em
body要素直下には3つの要素が配置されているのがお分かりでしょうか?
1.h1 -------- 第1見出し要素
2.p#header -- CSSによる id が headerに定義されている段落要素
3.div ------- 汎用部ルックレベル要素(区切りを設定する要素)
また、p#header と div の要素内にも入れ子で配置された要素があります。
1.p#header -- strong(テキストを強調する要素)
2.div ------- h2(第2見出し要素)、p(段落要素)、
img(画像挿入要素)
p(段落要素) --- em(テキストを強調する要素)
文書の構造化フォーマットとは、このように各タグが木構造で示され、入れ子
のタグの正しい対応でなければなりません。
ここでは、body要素が最上位とされ、すべての要素の配置の最後に、body要素
の終了タグが配置されます。
文書の構造化フォーマットを実現するためにも、文書の設計段階で十分確認する
必要があります。この講座で何度も説明してしつこいようですが、「構造」の意
味をしっかりと頭に叩き込むことが大切です。
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◆名前空間
XHTMLでは、XML同様に独自のタグセットを利用することができます。それを実現
しているのが「名前空間」の利用です。
今回は、SVG、MathMLを中心とした名前空間の利用について解説します。
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◆名前空間の利用
C、C++言語などでプログラムを書いている方なら、名前空間に関しては、さほ
ど難しいものではないと思います。多くのプログラム言語でも採用され、クラス
定義などの位置を示す場合に用いられます。
名前空間とは、文書の構成要素の意味が置いてある文書の「位置」を示すもの
で、絶対パス(URI)によって示されます。通常は、文書型定義(DTD)を指定す
ることが多いようです。
XHTMLでのデフォルトの名前空間は http://www.w3.org/1999/xhtml です。
基本的に XMLに適合した XHTML文書では、複数の名前空間を利用することが可
能になっています。実際に、文書中に他の名前空間を利用したサンプルを提示し
て解説します。
なお、名前空間を示す位置はユニーク(唯一、他にはない)でなければなりま
せん。そのため絶対パスを用いることで明確に区別します。
先ほども述べましたが、文書の中で SVG や MathMLなどを使う場合には、それ
ぞれの指定されている名前空間を指定しなくてはいけません。
■名前空間と文書型定義の矛盾
残念ながら今のところ Webブラウザ側で複数の名前空間を指定すると表示に
問題があります。つまり、ブラウザ自体が、複数の名前空間を理解できなけれ
ば、単にタグだけが無視されて、内容だけが表示されます。
つまり、文書の冒頭で記述する文書型定義を宣言した場合、名前空間で指定
したタグセットとの整合性に矛盾が発生します。
XMLでは、この矛盾を解決するために、タグセットの頭に接頭辞を記述して
エスケープしています。
例:(接頭辞を math: とした場合)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML">
<math:mi>
<math:msub>
<math:mi>T</math:mi>
<math:mi>max</math:mi>
</math:msub>
</math:mi>
しかし、XHTMLでは元々 MathMLのタグセットを持っていないので、接頭辞を
付ける意味がありません。接頭辞は、元々あるタグセットと同じ要素名が使わ
れる場合に利用価値があります。
<p>段落要素</p>
<banban:p xmlns="http://www.scollabo.com/banban/">独自の段落</p>
また、XHTMLは厳格適合(Strict conforming)となっているために、名前空
間を複数記述すると、厳格仕様にならないジレンマがあります。そのため W3C
では次期 XHTMLによって、この矛盾の整合性を図ろうと活動しています。
おそらく今年には勧告されるだろうと予想されますが、ブラウザが新しい仕
様を装備するのは、それよりも後になります。
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◆SVG と MathML について
両者とも、W3Cが勧告した XMLで記述するマークアップ言語です。
■SVG(Scalable Vector Graphics)エス・ブイ・ジー
SVGとは、W3C勧告として、2001年9月に公開されました。SVGは、XML上で記述す
る2次元のグラフィックを記述するための言語です。
SVG には、ベクトルグラフィック(直線と曲線からなるパスなど)、イメージ
やテキストという3種類のグラフィックオブジェクトがあります。これらのグラ
フィックオブジェクトはグループ化、スタイル化、変形、合成することで、以前
にレンダリングしたオブジェクトを作成できます。SVG には、変形のネスト、ク
リッピング パス、アルファマスク、フィルタ効果、テンプレート オブジェクト
などの機能があります。
SVG の描画は、インタラクティブでダイナミックです。またアニメーションを
定義して、宣言(SVG アニメーションエレメントを SVGファイルに埋め込む)ま
たはスクリプトにより呼び出すことができます。
SVG の大きな特徴は、ベクトルグラフィックスなので、拡大しても描画の品質
が維持され、ジャギーなどのない滑らかな画像を提供します。
また、ファイルサイズも圧倒的に小さいため、JPEG、GIF などよりも軽くスト
レスがありません。
■ SVGの名前空間を利用した XHTML
<?xml version="1.0" encoding="Shift_Jis"?>
<svg width="300px" height="300px"
xmlns="http://www.w3.org/Graphics/SVG/SVG-19991203.dtd">
<defs>
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type"
content="application/xhtml+xml; charset=Shift_Jis" />
<title>初心者のためのホームページ作り</title>
</head>
<body>
<p>SVG名前空間の利用</p>
</body>
</html>
</defs>
<desc>
</desc>
<g>
<rect style="fill:#fcc;stroke:black;"
x="200" y="200" rx="10" ry="10" width="200" height="200" />
</g>
</svg>
これは、ベクトル・グラフィックをテキストで記述して表現することが可能な
SVG というマークアップ言語を XHTMLの中に取り込んでいます。
なお、SVG ファイルを表示させるためには、別途プラグインが必要です。プラ
グインは無償で提供されており、ほとんどのブラウザでインストールできます。
SVG プラグインのダウンロード:アドビ・システムズ
http://www.adobe.com/svg/viewer/install/auto/
◎最新情報 SVG 1.1 正式勧告
今月14日、W3Cより SVG 1.1 が正式に勧告されました。詳細は未定ですが、特
定のプラグインなしに表示可能な仕様となっているようです。今後、この仕様
に沿ったブラウザの開発が期待できます。
SVG サンプルページ(SVGプラグインが必要)
http://www.scollabo.com/banban/magazine/xml/sample.svg
HTMLに埋め込む場合には、残念ながらマイクロソフト社のブラウザ MSIE(注1)
及びノルウェー製ブラウザ Operaでのみサポートされています。
私の経験では、Windows2000 Pro で、Netscape 7.0を利用して、下記サイトに
アクセスすると、不意なエラーが発生してブラウザが落ちました。
MSIE、Opera専用SVG埋め込みHTML(Netscape、Mozillaなどは不可)
http://www.scollabo.com/banban/magazine/xml/svg.html
(SVGプラグインがない場合、ページ内で入手で来ます、多分。)
(注1:MSIE=Microsoft Internet Explorer の略、Windows標準のブラウザ)
■MathML(Mathematics Markup Language)マス・エムエル
HTMLでは、数学式に使われる平方根や割り算の表示はできません。しかし XMLで
記述するマークアップ言語 MathML を使うと、それを簡単に表示させることがで
きます。
MathMLは XMLの応用の一つで、数学的な表記をする際に、構造と内容の両方を
書き表すことができるものです。HTMLがテキストに機能性を与えたように、数学
の情報が Web上で公開・受信され、処理されるようにすることが、MathMLの目標
です。
MathMLは数学の表記と内容の2つを符号化します。MathMLのタグは 180種あり
そのうちの30個は理論的な表記上の構造を記述するためのもので、残りの 150個
は、数式の意図する意味を曖昧さを含まずに明示化するためにあります。
■MathMLの名前空間を利用した XHTML
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.1 plus MathML 2.0//EN"
"http://www.w3.org/TR/MathML2/dtd/xhtml-math11-f.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type"
content="application/xhtml+xml; charset=UTF-8" />
<title>MathML</title>
</head>
<body>
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML">
<mi>
<msub>
<mi>T</mi>
<mi>max</mi>
</msub>
</mi>
<mo>=</mo>
<mi>g</mi>
<mi>ρ</mi>
<mi>L</mi>
<mi>S</mi>
<mfenced open="[" close="]">
<mi>N</mi>
</mfenced>
</body>
</html>
この XHTMLは、名前空間に MashML という、数式表示用マークアップ言語を用
いたものですが、Mogilla(Netscape7.0以降含む)以外には、表示できません。
MashMLの名前空間を用いて、XHTML文中に埋め込むことが可能ですが、現在の
ところサポートしているブラウザは、Mozilla 1.0以降(Netscape 7.0以降)で
表示が可能です。また、W3C独自開発のブラウザ Amayaでも英文だけですが表示
できます。何故か MSIEは今のところ対応していません。
なお、Macintosh版の Mozilla、Netscape は、いずれも MathMLをサポートし
ていません。XMLに関して、Macintoshでのサポート状況がよくありません。
以下に、MathMLをサポートしているブラウザの入手先を示しました。いずれも
無償となっていますので、是非インストールしておきましょう。
(注:Amayaのみ Macintosh版がありません。他はほとんどの OSに対応済み。)
W3C Amayaダウンロード http://www.w3.org/Amaya/
Mozilla日本語版ダウンロード http://jt.mozilla.gr.jp/
Netscape 7.01ダウンロード http://www.netscape.co.jp/
MathMLサンプルページ(MSIE、Opera、非視覚系ブラウザなどは不可)
http://www.scollabo.com/banban/magazine/xml/math.xml
◆まとめ
XHTML1.1は比較的新しいマークアップ言語です。そのためブラウザ側のサポート
が追いついていない現実があり、せっかくの W3C勧告が実現されていません。
同時に、名前空間でも文書型定義との関連には、複雑で矛盾点を持つ問題があ
ります。W3Cではこれらの矛盾について、XMLスキームの策定を準備し簡略化の方
向へ動いています。
MathML、SVG に関するマークアップ言語に関しては、講座を進める中で、その
記述法や仕様などを詳しく解説する予定ですが、期待しないでください。
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◆HTML タグの解説 --- h1〜h6(見出し要素)
文書構造を記述する要素で、見出しを表わすタグです。
語源:Headding、Headline(見出し)
見出し要素:h1〜h6 まで
子要素として持てる要素:インラインレベル要素のみ
属性:特になし
終了タグ:必須
一般的な視覚系ブラウザでは、h1要素が一番大きく、h6要素が一番小さく表示
されます。フォントの大きさのためだけに利用するのは文法違反となります。
見出し要素を利用する場合の規則として、h1要素が出現した場合、サブの見出
し要素を設定する場合には、h2要素を必ず用いなければなりません。いきなり、
h3が出現すると文書構造の整合性がマッチしません。h1からh6までの配置の順序
に気をつかう必要があります。
文書構造
<第一見出し要素> 〜 </第一見出し要素>
<段落> 〜 </段落>
<第二見出し要素> 〜 </第二見出し要素>
<段落> 〜 </段落>
<第一見出し要素> 〜 </第一見出し要素>
<第二見出し要素> 〜 </第二見出し要素>
<段落> 〜 </段落>
このような順序で文書構造を築くようにします。この場合の第二見出しは、文
書全体から見て、準見出しの役割を持っています。視覚系ブラウザにおける文字
の大きさが気になるのであれば、スタイルシートを用いて、大きさを決めること
ができます。
(見出し要素の使い方の詳細は、当講座第22号をお読みください。)
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今回はここまで、ではでは・・
今週のおさらいは Webページにも掲載しましたので、是非見ておいてください。
Webページでは HTML文の実行結果のサンプルもあり、より分かりやすく説明して
います。あわせて過去の記事のおさらいも掲載しています。
(今週のおさらい)
http://www.scollabo.com/banban/magazine/review_038.html
次回については、今のところ未定。何が出るかお楽しみに。
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質問・ご意見ははこちらまで→ banban@scollabo.com
なお、ご質問の際には、お使いのOS、通常使っているブラウザ、使っているテキ
ストエディタなど、なるべく分かりやすく制作環境を明記していただけると回答
しやすくなると思います。
ただし、平日の昼間は会社勤めなので、返事が遅れることがあります。ご了承
ください。
発行者 ばんばん
協 力 スズキ・コラボレーション http://www.scollabo.com/
配信エンジン まぐまぐ http://www.mag2.com/ (ID 0000090196)
誤字・脱字・変換ミス・表現欠乏などには平にご容赦願います。なお、マガジン
のすべての記述に誤りや重大なスペルミスがある場合、叱咤と罵声と共に私まで
突きつけていただくと幸いに思います。
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各号のおさらい http://www.scollabo.com/banban/magazine/
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配信の変更・中止はこちらです。
個別の手続きは受け付けていませんので、ご面倒でも各自でお願いできれば助か
ります。
当サイトにて http://www.scollabo.com/banban/magazine/top.html
まぐまぐにて http://www.mag2.com/m/0000090196.htm
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<えでぃた〜ず・るーむ>
決して多くないお小遣いを貯めてやっと買うことができた中古のパソコンを持つ
中学生、育児と家事の忙しい合間にHTMLを打つお母さん、高齢にもかかわらず情
熱を持ち続け一歩ずつ学んでいる定年退職されたお父さん、異国の地で孤独に悩
みながらも頑張っている若い会社員、交通事故により体が不自由で眼球だけを動
かしてタイプしている「身体障害者」、そして・・・
実に多くの方がこのメールマガジンを愛読していただいております。改めて紙
面よりお礼申し上げます。
その多くの方々から一致して感じるのは、ホームページを立ち上げるための、
あるいはもっと素晴らしいページを作るための情熱です。心意気です。
ある意味では醒めてしまった私の心にあるページ作成への姿勢を、多くの方々
のメールから激しく突き刺され、揺り動かされています。
ページ作成で一番大切なもの、それは技術や知識なんかではありません。それ
らは「手段」にしか過ぎないのです。それを、読者の皆さんから教えてもらいま
した。もう一度原点に返って、ページ作りのやり直しです。
間違いだらけの文法で記述されていても、ページの行間から読み取れる作者の
情感が羨ましく思えることがあります。コンテンツとは一体なんだろう、という
問いかけが頭の中で巡っています。
ページ作成を職業として何年もやっていると、本来持っていたはずの何かが、
知らずに知らずに壊れてしまうのでしょうか。そんなことに気が付く今日この頃
です。
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◆著作権について
個人がご自分のPCに保存して利用する以外の記事の転載、引用は基本的に応じ
ておりません。記事中の内容について、無断で使用することを固く禁じます。
なお、記事中のスタイルシート、HTMLをご自分のページ作成に自由に使ってい
ただいても差し支えありません。
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