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その他番外編1 - 私的創世記、光りあれ、マシン呪文、PC ルネッサンス
■私的創世記
・なんだか、昔の事がなつかしく思い出されてしまい、プログラミングとの
出会いを少し書いておこう。(歳はとりたくないものじゃ) (よぼよぼ) (^^;
■ボタンの数に負けた
・NEC が PC-8001 を出した頃、私は電卓を何気なく買いに言った。
当時、プログラミングのプの字もコンピュータのコの字も知らなかった。
カタログで色々と検討していたら、非常にボタンの多い電卓を発見。
うう、なんじゃこりゃと思いつつ、その姿に惚れる。
関数電卓と名前は知っていたが、この新製品は凄くお洒落だった。
更にその横に BASIC 搭載と言う関数電卓が...
ああ、これさえ見なかったら、私の人生はずいぶんと違ったものになって
いただろう。
そう、同じデザインでありながら、値段があまりにも BASIC 搭載機は違う。
「高いものは良い」と言う単純理論を疑わなかった若さ。(^^;
ええ、買いましたとも一番高いのを。(^◇^;)
手もとに届いたのは、SHARP PC-1211 POCKET COMPUTER だった。
■i = i + 1 の謎
・ポケコンに付いてたプログラムサンプルを入力して実行することは難なく
できた。しかし、自分でプログラムを作ることができない。
なんせ、プログラミング言語なんて知らなかったし、BASIC って何よと言う
世界である。IF や GOTO は、なんとなく意味はわかるのだが、i = i + 1
がまったく理解できない。
数学は得意だったのが、逆にあだになったのかも。
と言うのは、私は、i = i + 1 を i は i + 1 と等しいと読むものだから、
何で等しいのよぉーと詰まってしまう。
こうして、1 週間、私には無理よとしみじみと高い買い物を後悔したので
あった。
■光りあれ
・投げかけたその時、突然、パッと閃いた。
そう、代入である!!!!
そんなもん、数学的でないじゃないかあーーーーーーーーーー!!
なんで、 i ← i + 1 とか書かないんだ。(^^;
この突然訪れた理解で、プログラムが読めるようになった。
ああ、なんだ、そういうことだったのか。簡単じゃん。
こんなこともわからないなんて、私ってお馬鹿〜。
■パーソルナルコンピュータ
・すっかり、ポケコンを制覇した私は、勢いでパソコンを買うと決意。
しかし、こういうのにまったく知識がない。
そういや、電気にやたら詳しい親友がいたじゃない!!
で、彼のおすすめがカラー表示できる NEC PC-8001 だったわけです。
一緒に買いに行ったんだっけ? 色々と助けてくれてありがとうね〜。
■書籍に埋まる
・当時の PC は、プログラミングしなければ、なんの意味もないものだった。
市販ソフトなんてあったのだろうか。
マシン語で書かれたゲームが少し出回っていたのを覚えている。
PC 雑誌もプログラミングの内容が普通で、ソートアルゴリズムや基本的な
テクニックがその主流を占めていた。
プログラミング書籍は技術書扱いで、思いっ切り高かった。
いろいろ買いました。毎晩深夜までプログラミングしてました。
ああ、あの熱意は若さもあるけど、凄かったと思う。
■マシン呪文
・AB 型の親友その二がマシン語と言うものを教えてくれた。
彼は天才肌。う〜ん、ハンドアセンブルするなあーーー!!
ゆっくり作って、超高速のマシン語。BASIC って楽だけど、100 倍遅いと
気づいたときだった。
■引数との戦い
・関数などと言うものが出現したとき、引数や戻り値の意味がわからなかった。
なんでも適当に日本語に訳すなよお〜。
引く数値が関数となんのかかわりが...
ああ、思えば、プログラミングとは用語との戦いなのかも知れない。
また、ローカル変数も変数のスコープも意味不明の言葉だった。
こうやって日夜増え続ける用語に振り回されるのは現在でも変わりない。
■オフコンって凄い
・お遊びのプログラミングから、お仕事のプログラミングをすることになる。
COBOL って? システムって?
なんなんだ、この異様に呪文の長い言語。(^^; いつになったらプログラム
部分になるのよ。(--;)(--;)
ISF って? RDM???? なんと、オフコンの HDD コントローラは 8086?
くそうー、贅沢なやつめ。
ロジックでは、師匠にも負けない私であったが、はじめてシステム設計の
おもしろさを教えてもらう。
そうか、凝ることが良くないこともあるんだ。誰にもわかるレベルの書き方
が望ましいんだ。ああ、師匠のコードのなんとエレガントなこと!!
なんて言う高生産性!! メンテナンス性の高さ!!
最近はいろんな分析手法や設計手法があるようだけど、原点はやはり、シン
プルで変化に強いシステムなんじゃないだろうか。
TNG 師匠に設計書を見せると「おもしろくないな」とよく言われた。(笑い)
この人は天才かもしれない。
一緒に仕事したのは、たったの 1 年だったのに、その印象は強烈すぎた。
また、ひとりになって、初めて知る奥義の数々。
師匠のシステムは運用から保守、コードに至るまでスラスラわかる。
なんて複数人で開発することを前提にしたパターンなんだろう。
凄すぎる!!
■ユニーク
・オフコンの用語にも意味不明なものが多かった。
一意である???? ユニーク? なんですかそれ。(^^;
天才師匠がいないとなると、自力で理解するしかない。
ええ、読みましたとも何十冊ものオフコンマニュアル...
おかけで、CE 作業のコマンドまで知ってました。(笑い)
■MRP
・当時の富士通関西システムエンジニアリングから、お手伝い願ってた SE
さんも天才だった。
MRP と言う聞き慣れない言葉も教わった。
「難しいな」は、できない、または、やっても意味がないとよくおっしゃっ
ていた。(それとも「おもしろくないな」は、だったかな。)
この NKG 師匠と、おもしろおかくし一緒に仕事されてもらった。
しかし、どちらの師匠もコンピュータから足を洗うなんて...
そこが天才のなせる技と言うものなのだろうか。
凡人の私はあいかわらずコンピュータやってる。(^^;
■PC ルネッサンス
・そう、Windows です。
仕事でコンピュータに従わるようになって、すっかり縁遠くなっていた PC。
7 年ぶりぐらいに Windows プログラミングがしたくて復活。
Windows2.11/386 は、開発環境が整わなかった。
3.1 で C 言語のマニュアルを見ながら、Pascal で挑む。(^^;
三重苦のようでした。C はじめて。Pascal はじめて、API はじめて。
ああ、このときも天才の存在が私を助ける。
そう、C で考えて COBOL にすると言う高等技の持ち主。
楕円に接する直線の接点の公式を暗記ではなく、導き出せるバケモノ。
おまけに導き出した公式の検証まですると言う。(^^;
おかけで、短期間で Windows プログラムの基本を習得。
この天才 KTS くんは、とっても若かった。
ああ、なんで花屋さんになるのよ。
でも確かにその才能を活かせる仕事は当時なかったと思う。
一緒におもしろい仕事がしたかったと思う。
■C 言語
・こいつはいけるぞ、高かった Borland C++ を買う。
しかし、やっぱ、C のハードルは高い。
アセンブラ使った経験がなかったら挫折してたかも。
たくさんのイージな関数を沢山ライブラリ化した。
このとき、BASIC って、なんて簡単な言語なんだと思い知る。
だもんで、私の C ライブラリ関数には BASIC の便利な関数群があったりす
る。(笑い) Windows の API もかなりマスクしました。
しかし、仕事で C なんか使う機会ないし、API や型が OS に左右されすぎ
る。せっせと VB の DLL に移行してたりして。(^^;
■VB
・BASIC は、私の起源なのだけれど、VB を本格的に使うようになったのは、
ごく最近である。
知らない間に何でもあり的言語になっている。
ああ、結局、BASIC にはじまり、BASIC で終わるのだろうか。
ランタイムが実にうっとしいと思うけど、楽過ぎる〜。(笑い)
■SQL
・オフコンの RDM は実に凄かった。PC ではとても無理と思っていたが、
SQL データベースは最近のマシンパワーと相まって、凄まじい性能と扱い
やすさを提供してくれる。
しかし、SQL データベースのマニュアルだけで何千ペ−ジもある。
こんなの読みきれるやついるの? (^^;
■ASP
・今後は、クラサバよりも絶対にウェブシステムが有利になろう。
なんと言ってもクライアントにインストールと言う作業がなくて良い。
しかし、今のところ、まだまだ VB が強い?
■CGI-Perl
・マイクロソフトにウェブ制覇の野望があるのか知らないが、インターネット
の世界では ASP で動いているサーバをあまり見かけない。
イントラネットだと ASP をよく見かけるのだが...
ところで、CGI で利用する Perl を知ったのは 1 年ほど前だった。
C 言語調だけど、意味不明の言語に見えたものです。
しかし、必要は岩をも砕く。(なんか違う)
ホームページの CGI を自作するために半年ほどで、なんとかものにしまし
た。見てるのと、作るのは違うのね〜。
データベースが使えないとなると、みなさん苦労されて開発されているのだ
と実感しました。
■明日の私
・まあ、コンピュータがなくなることはないだろう。
頭を使うことは楽しい。
いつまでもプログラミングなんかやってられないかもしれないが、作り出せ
ない仕事はイヤじゃ。
システム設計もおもしろいが、それは実際に PG にする作業があってのこと。
設計だけの仕事にあまり興味はない。
やっぱ、B 型なのかなあ〜。
こんな我が儘で、生きていけるのかしらん。(^^;
思うけど、天才師匠らが、おもしろい仕事の仕方を教えたのがいけない。
本物の味を知ると、なかなか割り切った仕事ができないのです。
■誰にも束縛されず、誰も束縛せず
・今のところ、気ままに自由に生きていきたい。
しかし、人の情けに感謝することもある。
ああ、今までも自分の力で生きてきたと思ってたけど、色々な人の影響を
大なり小なり受けている。
ほんとに、みなさんありがとう。(^^)
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