ActiveDirectoryを利用するユーザを登録する。アカウント名は社員番号で考えることにする。
まずはルートOUを作成する。
「サーバーの役割管理」ウィンドウから「Active Directoryのユーザーとコンピュータを管理する」のリンクをクリック ドメインノード(例、andokomuten.jp)を選択して右クリックし、「新規作成」→「組織単位(OU)」をクリック 会社名を入力し、OKボタンをクリック ドメインのルートOUが作成された
引き続き、ルートOUの下に組織体形に従ってOUをツリー形式で作成する。
作成したルートOUを選択して右クリックし、「新規作成」→「組織単位(OU)」をクリック。
4-1と同様に、組織を作成していくルートOUの下に、組織がツリー形式で作成された。
作成したOUの下に、ユーザを作成する。
グループを作成し、ユーザをグループに所属させる。
このグループは、ファイルサーバーやイントラネットシステムにおいて、グループ別のサービスを提供する際に利用する(予定)。
多くのユーザを登録しなければならない場合、GUIでは面倒である。そこで、sdvdeコマンドラインユーティリティを利用して、CSVファイルからActiveDirectoryにデータをインポートしてユーザを作成する方法を紹介する。
CSVファイルはExcelはもちろん、メモ帳などのテキストエディタでも簡単に編集できるため、便利である。1.スクリプトの作成
まず、CSVファイルを読み込んでユーザを作成するスクリプトを用意する。メモ帳などのテキストエディタを開き、以下の内容を貼り付けて保存(例、C:\work\createuser.vbs)する。
Set objOU = GetObject ("LDAP://ou=社員,dc=andokomuten,dc=jp") Const ForReading = 1 Set objFSO = CreateObject("Scripting.FileSystemObject") Set objTextFile = objFSO.OpenTextFile("user.csv", ForReading) cnt = 0 Do Until objTextFile.AtEndOfStream strNextLine = objTextFile.ReadLine arrServiceList = Split(strNextLine, ",") '初期値 NAME = arrServiceList(0) USER = arrServiceList(1) PASS = arrServiceList(2) 'ユーザの作成 Set objUser = objOU.Create("User", "cn=" & NAME) objUser.Put "sAMAccountName", USER objUser.Put "userPrincipalName", USER & "@andokomuten.jp" objUser.Put "displayName", NAME objUser.SetInfo 'ステータスの変更など objUser.setPassword PASS 'パスワードを設定 objUser.AccountDisabled = FALSE 'アカウントを有効にする objUser.SetInfo cnt = cnt + 1 LOOP WScript.Echo cnt & " User Created."※赤字部分は、環境によって修正が必要
※プログラムの意味は、TechNetスクリプトセンターのスクリプト一覧などから調べてください2.CSVファイルの作成
作成したいユーザのデータを、以下の形式で作成する。
表示名,アカウント名,パスワード
例えば次のようなデータになる。
安藤 太郎,0001,AndoPass01
安藤 次郎,0002,AndoPass02
安藤 三郎,0003,AndoPass03
安藤 四郎,0004,AndoPass04
安藤 五郎,0005,AndoPass05
※パスワード規則は、Windows2003のパスワード規則に準じている必要があることに注意!
3.スクリプトの実行
ユーザ作成スクリプトと、データファイルが用意できたら、スクリプトを実行してユーザを作成する。スクリプトの実行は、コマンドプロンプトで行う。
例えば、スクリプトが「createuser.vbs」、データファイルが「user.csv」、ファイルが格納されている場所が「C:\work」とすると、コマンドラインで次のコマンドを入力する。C:
cd \work
wscript createdata.vbs※カレントディレクトリを、ファイルが格納されている場所に移動してから、実行する
実行に失敗すると、エラーメッセージが表示される。成功すると、ダイアログボックスに「User Created.」と表示される。
4.確認
ActiveDirectoryのユーザ管理画面を表示し、ユーザが作成されているかを確認する。