ビデオメモリ上に画像を転送すればディスプレイ上に画像が表示されることは分かった。ここでは、ゲームプログラムにおいて、どのようにしてビデオメモリ上に画像データを転送するかを学ぶ。
ビデオメモリ上に画面表示用の領域を作成し、そこに画像を転送すればディスプレイ上に画像が表示される。しかし、表示のタイミングは画像の転送とは連動していないため、この方法では描いている(転送している)途中の状態が見えてしまう場合があり、ゲームには向かない(画面がちらつく)。
そこで、ゲームプログラムではダブル・バッファリングと呼ばれる手法を用いて、画面のちらつきを抑える。
ダブル・バッファリングはまず、ビデオメモリ上に画面表示用の領域を2つ用意する。1つの領域内の画像データを表示している間に表示されていない画面の領域に画像を転送し、転送が終わったら領域を切り替える。これにより、画像データ転送中の状態が画面に表示されることがなくなり、その結果、画面のちらつきをなくすことができる。

画面表示用の領域はフロントバッファとバックバッファの2画面分必要である。
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