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- セル参照を利用する(相対参照、複合参照、絶対参照)
相対参照、複合参照、絶対参照について Topへ
- 数式を作成して、どこかのセルにも流用したいとき必要なのが相対参照、複合参照、絶対参照になります。
数式をコピーするときは数式が相対的に変化するような仕組みになっているからです。
- 絶対参照や複合参照で使用する$マーク(ドルマーク)は [F4]キーを押すことで付けることができます。
[F4]キーを押すごとに、相対参照→絶対参照→行固定の複合参照→列固定の複合参照→相対参照 と変化します。
- セル参照になにも付かない状態です。
相対参照のセル位置はコピー先では元の位置に対して相対的に変化します。
具体例:B1セルに =A1 と数式を入力してあります。B1セルをB8、E1、E8にコピーすると下図のようにセル参照が変化します。
B1セルの =A1 とは「このセルの一つ左の列のセル」を参照するということです。
よって、B8セルでは 一つ左の列のセルなので、 =A8 となり、 E1では =D1
- この相対参照はR1C1形式だと理解しやすいかもしれません。
R1C1形式ではRが行、Cが列を示します。RC[-1] で一つ左の列のセル を参照するという数式になります。
R1C1形式ではすべて同じ数式で示すことができます。
- 相対参照の数式での使用例
- E2セルに数式が =C2*D2 と相対参照で入力してあります。

↓
下方向へE2セルの数式をオートフィルでコピーします。
- F列には=FORMULATEXT(E2) として、E列の数式を表示しています。
- E2:E6セルをコピーして、K2:K6セルへ貼り付けます。

↓
K2:K6セルへ貼り付けると、移動先に応じた数式に変化しているのが分かります。
- L列には=FORMULATEXT(K2) として、K列の数式を表示しています。
- 列番号と行番号の両方に$マークを付けます。
絶対参照のセル位置はコピー先でも同じセルを参照します。変化しません。
具体例:B1セルに =$A$1 と数式を入力してあります。B1セルをB8、E1、E8にコピーしても参照するセルは変化しません。
コピー先はすべて同じ =$A$1 となっています。
- 絶対参照の数式での使用例
- F2セルに =E2/$E$7 と入力します。分母の合計のセルを絶対参照とします。

↓
F2セルをオートフィルで下方向へコピーします。
- G列には=FORMULATEXT(F2) として、F列の数式を表示しています。
絶対参照している $E$7 は変化していないのが分かります。
- なお、相対参照では下図のようになります。
数式をコピーするには相対参照は適切でないことが分かります。
- 列番号あるいは行番号の片方に$マークを付けます。
$マークの付いた列または行はコピー先でも変化しません。$マークがついていない方は相対参照になるので変化量に応じて変化します。
具体例1:列を絶対参照にした例です。 B1セルに =$A1 と入力してあります。
各セルにこの数式をコピーすると、列番号は固定され、行番号の方は行の移動量だけ変化します。
E1セルへは同じ行なので変化しません。E8セルへは行方向へ7つ変化するので =$A8 となります。

具体例2:行を絶対参照にした例です。$マークの付いた行番号は固定されたままですが、列番号は変化量に応じて変化します。
- 複合参照の数式での使用例
- 下図のような九九の計算表を作成します。
C3セルには =$B3*C$2 と複合参照で作成します。

↓
下方向と右方向へそれぞれコピーして、九九の計算表を完成します。
行方向は B列を参照し(B列に固定)、列方向は2行目のセルを参照する(2行目に固定した)数式が作成されました。
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