ティム・バーナース=リー氏が WWW を発案してからまだ15年しか経っていません。そしてインターネットが本当の意味で一般的に普及してからまだ10年にも満たないのです。その意味で考えると、Webはまだ若い発展途上にあるということが理解できるでしょう。
WWW の世界を、15年前に想像することができたでしょうか。URI と、http というシンプルな仕組みによって、そしてまた比較的容易に習得できるマークアップ言語 HTML によって、Webは爆発的な勢いで普及しました。W3C では、HTML をこれ以上拡張するよりも、既にある XML を基盤として、様々な「ボキャブラリ」を再利用し組み合わせることで、よりダイナミックでインタラクティブな、そして何よりもセキュアな Webの構築を目指しています。
URI、Webページのデータを送受信するためのプロトコル(通信手順)である HTTP、そして拡張可能なマークアップ言語 XML と、その要素技術群を基盤としています。W3Cでは今後、ここに掲げる様々な技術を中心として、機械やアプリケーションに依存しない、そしてよりセキュアな仕様や規格を策定する予定です。そして、それはもう実際に始まっているのです。