コンテンツの主たる表現にテキストは欠かせません。この節では、テキストに関わる様々な手法と作法を解説します。
長文のテキストは、ブラウザによる自動改行で表示されますが、行と行が近すぎると文章が読みにくい傾向があります。そこで、テキストの行間を設定することで、文章全体が読みやすくなります。
行間を指定する方法は、スタイルシートでしか指定できません。
div { line-height: 130% } (CSSの設定:推奨)
実際の行間設定のサンプルは以下の通りです。
行間設定:normal(ブラウザの自動設定)
テキストの行間指定は、スタイルシートでしか設定できません。行間は狭すぎても広過ぎても読みにくさに影響します。また、行間の指定は、絶対値と相対値が存在します。基本的な値は、スタイルシートによるフォントの大きさの単位とまったく同じです。行間設定:1.5em
テキストの行間指定は、スタイルシートでしか設定できません。行間は狭すぎても広過ぎても読みにくさに影響します。また、行間の指定は、絶対値と相対値が存在します。基本的な値は、スタイルシートによるフォントの大きさの単位とまったく同じです。行間設定:200%
テキストの行間指定は、スタイルシートでしか設定できません。行間は狭すぎても広過ぎても読みにくさに影響します。また、行間の指定は、絶対値と相対値が存在します。基本的な値は、スタイルシートによるフォントの大きさの単位とまったく同じです。当サイトにおける行間の設定は、130% で統一しています。この設定は、フォントに対する比率と解釈してください。なお、Windows版 MSIE5.0 では、行間設定の値によっては、テキストが2重になってしまうバグがあります。
テキストにおけるインデントとは、行における字下げの意味です。行頭にインデントを設けて読みやすさを設定します。インデントの設定は、スタイルシートだけしかできません。
p { text-indent: 1em } (CSS設定:推奨)
上記の設定は、行頭に1文字分のインデント(字下げ)を設定したものです。インデントの設定に用いる値は、スタイルシートにおけるフォントの大きさとまったく同じ値を利用します。
インデントのサンプル
インデントの設定のないテキスト
1em:1文字分のインデント
10px:10ピクセル分のインデント
1cm:1センチ分のインデント
15%:15%分のインデント
コンテンツとしてのテキストの位置指定には、HTML3.0より align属性が利用されてきました。ただし、この属性は、HTML4.0/4.01では、非推奨として扱われています。
<p align="center"> (非推奨)
<p style="text-align:center"> (CSS設定:推奨)
p { text-align: center } (CSS設定:推奨)
テキスト位置指定の属性値
| HTML | CSS | 機能 |
| left | left | 左揃え(デフォルト値) |
| right | right | 右揃え |
| center | center | 中央揃え |
| - | justify | 両端揃え |
なお、Windows版 MSIE 4.0 では、CSS設定の text-align: justify の指定は、そのまま両端揃えに設定できますが、同じ Windows版 MSIE 5.0以降では、text-justify: distribute を指定しないと、きちんと表示されません。ただし、この指定は、CSS規格外とされています。
テキストにスペースをいれて単語を設定すると、音声ブラウザでは正しく発音できません。例えば、「場所」とか、「時間」を「場 所」「時 間」とスペースをいれて設定すると、「ば、ところ」「とき、あいだ」と発音されてしまいます。HTMLでは、文字間にスペースを入れる設定はできませんが、スタイルシートで設定すれば、音声ブラウザも迷うことなく正しく発音できます。
p { letter-spacing: 1em } (CSS設定:推奨)
上記スタイルシートの設定は、文字間に1文字分の空白を設定する方法です。設定できる単位は、フォントの大きさを決めるスタイルシートの単位とまったく同じものが、利用できます。
また、英文の単語の間にスペースを用いる方法は、
p { word-spacing: 1em } (CSS設定:推奨)
単語と単語の間の空白を設定します。ただし、スタイルシートの text-align で、justify を設定していると、指定した通りの結果にならない場合があります。また、この設定は、英文にのみ有効で、日本語には適応されません。