
メールマガジン「初心者のためのホームページ作り」でお伝えした内容を、「復習」の意味で掲載しています。テキストのみのマガジンと違って、実際のサンプルや画像を交えて解説していますので、理解が深まると思います。
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<第113号> 今週のおさらい
毎週金曜日配信 What's New 2005年4月8日
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■ JavaScript講座 第24回 --- 演算子
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JavaScript講座 --- 演算子
JavaScriptでは、様々な場面で計算を行います。単純な加減乗除や比較したりする場合に用いられるのが演算子です。今回は JavaScriptで扱う演算子についてまとめました。
- ■ 代入演算子
- ある値を変数に格納するときに用いられるイコール記号 (
=) は、ごく普通の算数・数学で用いられる「等しい」という意味とは異なります。JavaScriptではイコール記号は「右辺の値を左辺に代入する」という最も基本的な意味を持ちます。
a = 5;
- これは、5という数値を a という変数に代入 (格納) する式です。 a はその値が変更されない限り常に5という値を持ち続けます。
- 値を変数に代入するとき、単純な代入のほかに値に他の値を加えたり減らしたりして代入する演算子も用意されています。
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| 代入演算子 |
| = | 代入 | 値を変数に代入する(数値、文字列を含む) |
| += | 加算代入 | 指定された値を加算して変数に代入する |
| -= | 減算代入 | 指定された値を減算して変数に代入する |
| *= | 乗算代入 | 指定された値を乗算して変数に代入する |
| /= | 除算代入 | 指定された値を除算して変数に代入する |
| %= | 余剰代入 | 指定された値で除算し、余りを変数に代入する |
- ■ 算術演算子
- ある値を加減乗除などで計算する場合に用いられるのが「算術演算子」です。基本的な足し算や引き算、掛け算や割り算などで用いられます。
a = 8; b = 5;
c = a + b;
d = a * b;
- 上記の構文はあらかじめ a と b に値を代入し、その足し算の結果を c に、掛け算の結果を d の変数に代入しています。ここでは足し算と掛け算の算術演算子が使われています。
-
| 算術演算子 |
| + | 加算 | 2つの数値の和を求める(足し算) |
| - | 減算 | 2つの数値の差を求める(引き算) |
| * | 乗算 | 2つの数値の積を求める(掛け算) |
| / | 除算 | 2つの数値で除算を行う(割り算) |
| % | 余剰 | 2つの数値で除算を行い、その余りを求める |
| ++ | インクリメント | 変数の値を1つ増やす |
| -- | デクリメント | 変数の値を1つ減らす |
- インクリメントとデクリメントは使い方によっては大変便利な算術演算子です。あらかじめ決められた値を持つ変数に1つ数値を加えるときにインクリメント、1つ数値を減らす場合にデクリメントを用います。
-
for (i = 1; i <=10; i++ ) {
処理;
}
- この構文はループ (繰り返し) 処理をするものですが、変数
i が 10 になるまで同じ処理をします。ループを1回まわるたびにインクリメントで示されるよう値が1つ加算されます。
- ■ 比較演算子
- 数値の大小を比較したり、文字列が一致するかどうかを調べたり、値が真 (
true) と偽 (false) のどちらであるかを調べたりする際に使用します。
if ( a <10 ){
//aが10以下の場合の処理
}
if ( name ! = ""){
//変数nameが、空白文字ではない場合の処理
}
if ( res == true ){
//変数resの値がtrueである場合の処理
}
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| 比較演算子 |
| < | 小なり | a < 5 の場合、5未満なら真、5以上なら偽とする |
| <= | 以下 | a <= 5 の場合、5以下なら真、5以上なら偽とする |
| > | 大なり | a > 5 の場合、5以上なら真、5以下なら偽とする |
| <= | 以上 | a >= 5 の場合、5以上なら真、5未満なら偽とする |
| == | 等しい | a == 5 の場合、aが 5なら真、それ以外を偽とする |
| != | 等しくない | a != 5 の場合、aが 5以外なら真、5なら偽とする |
- ■ 論理演算子
- 「両方が正しい」、「どちらか一方が正しい」、「正しくない」など、条件を判別するための演算子です。主に if構文の条件式に使用します。
if ( a < 5 && b >= 10 ){
条件に一致した場合の処理
}
- この構文は、aが 5以上、bが10以上の場合にのみブロック内の処理を行うもので、2つの値を比較しています。
-
| 論理演算子 |
| && | 論理積 | 2つ値が条件に一致すれば真 |
| || | 論理和 | 2つ値のどちらかが一致すれば真 |
| ! | 倫理否定 | 後者の条件と一致すれば偽、不一致の場合は真 |
| ? | 条件 | 条件が真なら1つ目の文、偽なら2つ目の文を実行する |
| , | カンマ | 2つの式を続けてに実行する |
初版公開日 2005年4月8日
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