■ 用語解説に導く方法

コンテンツの中で示される専門用語の解説にアクセスする方法の1つに、専門用語にリンクを設定し、同じページ上に記載した該当する解説のアンカーに導く方法のサンプルを表示しています。
■ 次世代マークアップ言語
2000年1月26日に W3C の勧告となった XHTML は、素朴な文書構造記述言語として発展してきた HTMLに XML の持つ柔軟性、拡張性を取り入れたものです。
HTMLは SGML の実装の1つで、書式にそれなりに自由度がありましたが、XHTMLは XMLの実装であるため、書式が厳密になっています 。
XHTMLを作成する上で、HTMLと大きく異なるのは、XML宣言と、DTD、および 名前空間の明示です。また、空要素 にも終了タグの扱いが求められ、属性の最小化 も許されておりません。
既に W3C では、HTMLの新たな開発を中止し、HTTP と URI という2つの既存する技術と、XMLという拡張性を持った仕様を重点にした取り組み姿勢になっており、今後ますますXHTMLが次世代言語として期待されています。
■ 用語解説
本文中の略語や専門用は、以下のとおりです。
■ W3C (World Wide Web Consortium)
Webで利用される技術の標準化をすすめる非営利団体。Web技術に関わりの深い企業、大学、研究所、個人などが集まって、1994年10月に発足しました。
W3Cの設立にはマサチューセッツ工科大学や、Webが開発された欧州合同素粒子原子核研究機構などが大きな役割を果たしています。現在では、マサチューセッツ工科大学計算機科学研究、フランス国立情報処理自動化研究所、日本の慶應義塾大学 SFC研究所がホスト機関として W3Cを共同運営しています。W3Cの公式ページはこちらです。 http://www.w3.org/
■ XHTML (Exrensible Hyper Text Markup Language)
W3Cより拡張可能なマークアップ言語として制定された Webページ作成のための次世代言語です。HTMLを基盤に XMLとして再定義され、他のボキャブラリを利用することができるため、「拡張可能」としています。詳しくは、XHTML基礎講座をお読みください。
■ HTML (Hyper Text Markup Language)
HTMLとは、ネットワーク上で文書情報を共有するために用いられるマークアップ言語の1つで、見出しや段落、リストなどの文書構造から成り立っています。今日のインターネットの発展に多大な貢献を与えました。
■ XML (Extensible Markup Language)
SGMLを Web上で活用するために再定義され、自由で独自のマークアップを定義することができるために、「拡張可能なマークアップ言語」として広く利用されています。
ただし、その規則や仕様は奥深く、初心者には受け入れがたい言語となっていますが、今後の Webでは主流になるといわれています。詳しくは、XML概要をお読みください。
■ SGML (Standard Generalized Markup Language)
1986年に汎用的な出版用言語として、国際規格 (ISO) に認定された最初のマークアップ言語です。コンピュータのプラットフォームに依存しない画期的な文書作成言語として、広く利用されました。
ただし、言語仕様が難解で一般的とは言えず、爆発的な普及にはいたりませんでした。その後、SGMLを基盤として、HTMLや XMLが生まれました。
■ DTD (Document Type Definition)
Webページを作成する元となる HTMLでは、その冒頭で利用するタグや属性の種類に応じた DTD (文書型定義) を宣言することが強く求められています。
Webブラウザは、その宣言を解釈して適切なレンダリングを行うこともあわせて望まれています。ただし、DTDがなくても一応表示することができますが、正統派を目指すうえでも、忘れないようにしましょう。
詳しくは、関連ドキュメントの DTD (文書型定義) をお読みください。
■ 名前空間 (Namespace)
XMLにおける新しい仕様で、定義した DTDにかかわらず、他の仕様や規格、あるいは DTD を同時に参照するものです。
これによって、HTMLでは表現することが不可能だった数式などを扱うことができる用になりました。同じタグの名称であっても、異なる仕様を参照して利用することができます。今後、名前空間はさまざまなシーンで、大きなキーワードとなることでしょう。
詳しくは、XML名前空間をお読みください。
■ 空要素 (Empty Element)
通常は、開始タグと終了タグが対になった「コンテナタグ」と呼ばれるものでマークアップしますが、空要素は終了タグを持たない (内容モデルを持たない) タグとして幾つか定義されています。
代表的な空要素として、br (強制改行タグ) や、img (画像表示タグ) などが定義されています。
■ 属性の最小化
HTMLでは、属性値を持たない属性があります。例えば、
<input type="text" value="結果表示" disabled>
ここに掲げた disabled属性には値がありません。HTMLでは立派に通用しますが、XHTML、XMLでは、必ず属性に値を持たさなければなりません。この場合は、以下のように記述することが求められます。
<input type="text" value="結果表示" disabled="disabled">
■ HTTP (Hyper Text Transfer Protocol)
Webブラウザと Webサーバ間において、HTMLファイルなどの文書を転送するために用いられるアプリケーションレベルのプロトコル (通信手順) の意味です。
HTTPは、情報の転送を依頼するリクエスト (要求) とそれに対するサーバのレスポンス (応答) から構成されています。URI やユーザ名とパスワード、Webブラウザの種類、使用言語などの情報を GETリクエストで Webサーバ側に送信すると、Webサーバはそれに応じてデータやエラーコードなどを転送してきます。データのヘッダにはリクエストの可否、現在の時刻、サーバの種類などが記載されており、これと HTMLなどの要求されたデータ本体が返答されてきます。
■ URI (Unversal Resource Identifers)
HTML文書をはじめインターネット上の特定の資源(リソース)を示すために、HTML3.2 までは URL (Universal Resource Locator) という名称が使われてきました。
HTML4.0 からは、この URL に代わってより広義な URI (Unversal Resource Identifers)という用語が使用されるようになっています。


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