毎週金曜日配信 What's New 2004/2/20
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┏┏┏┏ 初心者のためのホームページ作り/Web for beginner
┏┏┏ http://www.scollabo.com/banban/
┏┏
┏ <第85号>
banban@scollabo.com
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当講座は、初心者や中級者が正しい文法と作法を身につけて、プロ級の本格的
な Webページ作成に役立つことを目的に配信されております。
当講座では HTML4.01、XHTML1.1、XML1.0 を中心とした文法が主体となってい
ます。なお、このマガジンは等幅フォントでお読みいただくと快適に読めるよう
になります。
今週のコンテンツ
■ Webデザイン 第28回 --- 掲示板の利用
■ HTML講座 第28回 --- アクセシブルなテーブル その1
■ CSS講座 第6回 --- テキスト その1
■ 属性の解説(第11回) --- valign属性
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◆Webデザイン(第28回) 掲示板の利用
最近では個人ベースのサイトでも掲示板を利用しているところが多くなってい
ます。作者と閲覧者、あるいは閲覧者同士のコミュニケーションを図るツールと
して受けているようです。
掲示板では何時、誰がどのような書き込みをしているのか作者は常にチェック
しておきたいところです。
当メールマガジンの Webサイトで設置している掲示板では、誰かが書き込みを
行った時点で、私宛にその内容と共にメールするシステムを採用しています。な
るべく早く返答したいときには便利ですが、メールチェックを忘れてしまうこと
があるので申し訳ないと思っていますが・・
■掲示板のメンテナンス
排他的な会員専用サイトでない場合、掲示板は不特定多数の人が読んだり書
き込んだりします。中にはわけの分からない広告やアダルトサイトの紹介とか
第三者の誹謗・中傷とか、本来の趣旨とまるで違う書き込みがあります。
私の場合、サイトの趣旨にふさわしくない書き込みは手作業で削除していま
す。大変な作業ということではありませんが、一時期は非常にそのような書き
込みが多く、掲示板の撤去を考えたことがありました。
ある意味では、掲示板設置の宿命なのかもしれません。仕方のないところで
しょう。その意味でも作者はこまめに掲示板をチェックする必要があります。
書き込み量が増えてくれば、それまでの記事を「過去の掲示板」というタイ
トルで、別のページに移動させています。これといった分類はしていませんが
ページ当たりの容量が増えてしまうことの対策です。
掲示板を設置した場合には、こうしたことも考えていかなくてはなりません。
■掲示板あらし対策
いわゆる「掲示板あらし」とは、ネズミ講の誘いや、インターネットビジネ
スなどの商売の勧誘などの書き込みをしたり、意味のない大量のテキストを何
度も貼り付けたり、アダルト画像を貼り付けるなどの行為により、正常な掲示
板の運用を妨害するものです。
こうした被害を回避する決定的な方法はありませんが、問題の1つに管理方
法が挙げられます。そのような書き込みを許す根本的な要因はどこにあるかを
自分なりにチェックする必要があります。
同じ人からの重複する書き込みに対して、ある程度の時間が経たないと書き
込めないようなシステムにするために 掲示板を設置する CGIプログラムの一
部を書き換えることで可能です。(初心者には難しいと思いますが・・)
また、そのような書き込みがあった場合には、すぐに削除することも方法で
す。手動でやるのは大変ですが確実です。掲示板の書き込みがあったときに、
管理者にメールする仕組みで対処できます。
(私はこの方法も採用していますが・・)
一旦掲示板を閉鎖して、関係者や利用者のその趣旨を告知し、改めて別のア
ドレスで再開するという方法もあります。
また、掲示板を設置する場合のルールを明記しましょう。公序良俗に照らし
合わせて、そぐわない記事を一方的に削除するとか、広告する場合には○万円
を徴収するとか、掲示板ページの目に付きやすい場所に明示します。
悪質な掲示板あらし対策として、最終的に警察の力を頼ることになります。
その場合、書き込みを削除せず証拠として保存します。アクセスログ解析から
IPアドレスを割り出すこともできます。そうした物的な証拠と共に被害届を提
出し、法の手に委ねることができます。
警視庁ハイテク犯罪対策センター 相談窓口
電話:03-3431-8109(受付時間:平日午前8時30分〜午後5時15分まで)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/haiteku/haiteku/haiteku1.htm
■掲示板のメールアドレスの掲載
できることなら、掲示板には訪問者のメールアドレスの入力を掲載しない方
がいいでしょう。これは書き込んだ閲覧者をウィルスやスパムメールから保護
することになります。
悪意を持った人間が Webサイト上に掲載されているメールアドレスを収集し
ウィルスを送りつけたり、あるいは第三者に売って広告メールなどに利用され
る危険があります。メールアドレスを入力しなければ受け付けないというよう
な掲示板では書き込みは危険です。
システム上どうしてもメールアドレスの入力欄を設けなければならない場合
には、メールアドレスの入力は「任意」にしておきましょう。同時に入力され
たメールアドレスを、非表示にしておくことも方法です。
■利用しやすい掲示板
例えば Linuxユーザが集まる某サイトの掲示板では、初心者が近寄りにくい雰
囲気があります。本当に初歩的な質問をすると、「初めから勉強しなおせよ」
などというぶしつけな返事が書き込まれます。第三者の私がその記事を読んで
いて気分が悪くなったり、腹が立ってきます。
分からなくて困っているから書き込んでいるにもかかわらず、さも自分は上
級者だと言わんばかりの態度は「はなもち」になりません。もしそれならば、
その掲示板は「上級者向け」と明示すべきでしょう。
掲示板は多くの閲覧者が利用することではじめてその価値を発揮するもので
す。掲示板を設置する際には、こうした初心者や慣れない人にも配慮するよう
心がけたいものです。安心して使いやすいという掲示板であれば、もっともっ
と人が集まってくるものです。そこに集まる人たちが気持ちよくコミュニケー
ションすることができれば、顔は見えなくても気持ちが伝わり、有意義で有用
な掲示板となることでしょう。
掲示板を利用する側も、最低限のマナーを守ることも大切なことです。
(第29回 PDFファイルの扱い)
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◆HTML講座 (第28回) アクセシブルなテーブルの作成 その1
テーブルとは本来、表組を表現するために用いられます。しかし、最近の多く
の Webサイトでは、レイアウトを構築するために利用されています。その是非は
ともかく、テーブルが持つ独特の性格を理解した上で、どんな環境でも正しくそ
の情報が伝わるようにしたいものです。
■テーブルの利点
テーブルの各セルには、他のブロックレベル要素を配置することができます。
そのため、更にテーブルを入れ子で配置したり、ブロックレベル要素を横に並
べられるなどの利点があります。
こうしたことから、商用サイトを含め非常に多くのサイトでレイアウトを構
成すると手段してテーブルが使われています。
■テーブルの欠点
一部の視覚系ブラウザでは、テーブル内のデータがすべて読み込まれてから表
示を開始します。そのデータ量が多ければ、受信が完了するまで何も表示され
ません。ナローバンドの環境では、表示までの時間が長く感じられることにな
ります。
テーブルの各セルのデータは、左から右に順次レンダリングします。1行目
が表示し終わったら2行目、3行目と進みます。
非視覚系ブラウザ、特に音声ブラウザでテーブルをレンダリングした場合、
1行目と2行目、3行目の各データの整合性が理解しにくいものです。
例えば、以下のような表を作成した場合、
┌──────┬─────────┬───┬───────────┐
│ 氏名 │ 成績 │ 判定 │ 総合評価 /ランク │
├──────┼────┬────┼───┼───────────┤
│ │ 国語 │ 24点 │ 追試 │ 極めて不真面目で意欲 │
│ ├────┼────┼───┤ を感じない。 │
│ │ 数学 │ 30点 │ 追試 │ 総合的に判断し1年 │
│ ばんばん ├────┼────┼───┤ の留年もやむを得ない │
│ │ 英語 │ 20点 │ 落第 │ と判断した。 │
│ ├────┼────┼───┼───────────┤
│ │ 歴史 │ 5点 │ 落第 │ 99位/100人中 │
└──────┴────┴────┴───┴───────────┘
(等幅フォントで見てください)
1行目は表の見出しとして理解できます。2行目は氏名と各科目の点数と判
定、評価がレンダリングされます。しかし3行目以降は科目、点数、判定しか
レンダリングできません。
また、3行目で、数学、30点、追試とレンダリングしても、それが見出しと
どのように関連しているのかも見当がつきません。目で見るのと、耳で聞くの
とでは、テーブルの理解度がまるで違うのです。
こうしたことから W3Cでは、レイアウトを表現するためにテーブルを使うの
は好ましくないとされています。
■好ましいテーブルとは
見出しを示すヘッダセルとデータを示すデータセルと、どのように関連付ける
かが、1つの鍵となります。
各データが、何を表わしているのかを明示的に示すことができれば、非視覚
系ブラウザ(音声や点字、テキストなど)でも、テーブルの中身を分かりやす
くレンダリングできることとなります。
幸いなことに、HTML4.01では、ヘッダセルとデータセルを関連付ける属性が
いくつか定義されています。このマガジンを読む読者の中でも、初めてお目に
かかる属性です。普段はあまり意識しないテーブルですが、より好ましい書き
方によって、万人に受け入れられる表組を提供することができます。
■ごく普通のテーブル
まず、簡単なテーブルからご覧ください。極めてシンプルな表組です。
<table cellpadding="5" cellspacing="0" border="1">
<caption>(学年末テスト結果)</caption>
<tr><th>氏名</th><th>国語</th><th>数学</th><th>英語</th>
<th>歴史</th><th>小計</th><th>平均点</th><th>備考</th></tr>
<tr><td>田中さん</td><td>60点</td><td>65点</td><td>73点</td>
<td>40点</td><td>238点</td><td>59.5点</td><td>追試</td></tr>
<tr><td>鈴木さん</td><td>84点</td><td>46点</td><td>90点</td>
<td>68点</td><td>288点</td><td>72点</td><td>合格</td></tr>
<tr><td>中村さん</td><td>48点</td><td>82点</td><td>55点</td>
<td>50点</td><td>235点</td><td>58.8点</td><td>追試</td></tr>
<tr><td>ばんばん</td><td>24点</td><td>30点</td><td>25点</td>
<td>5点</td><td>79点</td><td>19.8点</td><td>落第</td></tr>
<tr><td>平均点</td><td>54点</td><td>56点</td><td>60点</td>
<td>41点</td><td>210点</td><td>52.5点</td><td>−</td></tr>
</table>
このテーブルを図で表わすと以下のようになります。
┌────┬───┬───┬───┬───┬────┬────┬───┐
│ 氏 名 │ 国語 | 数学 | 英語 | 歴史 | 小計 | 平均点 | 備考 |
├────┼───┼───┼───┼───┼────┼────┼───┤
|田中さん| 60点 | 65点 | 73点 | 40点 | 238点 | 59.5点 | 追試 |
├────┼───┼───┼───┼───┼────┼────┼───┤
|鈴木さん| 84点 | 49点 | 90点 | 68点 | 288点 | 72点 | 合格 |
├────┼───┼───┼───┼───┼────┼────┼───┤
|中村さん| 48点 | 82点 | 55点 | 50点 | 235点 | 58.8点 | 追試 |
├────┼───┼───┼───┼───┼────┼────┼───┤
|ばんばん| 24点 | 30点 | 25点 | 5点 | 79点 | 19.8点 | 落第 |
├────┼───┼───┼───┼───┼────┼────┼───┤
|平均点 | 54点 | 56点 | 60点 | 41点 | 210点 | 52.5点 | ー |
└────┴───┴───┴───┴───┴────┴────┴───┘
この表を視覚的に見れば、「中村さんの英語の点数は50点」と直感的に読み取
ることができます。つまり、上から4行目、左から5項目を読み取れます。
これを非視覚系ブラウザで読むとしたら大変です。つまり「中村さんの50点」
と示したセルが「中村さん」の「英語」の点数と理解できないのです。
では、どうしたら非視覚系ブラウザでも、視覚系ブラウザと同じようにレン
ダリングすることができるでしょうか?
■テーブルの説明
非視覚系ブラウザがテーブルが苦手ということは説明したとおりです。そのた
め、そのテーブルで表現しようとしている内容を的確に説明するための属性が
HTML4.01では用意されています。
summary属性 テーブル全体の概要をテキストベースで説明します。
書式:
<table summary="学年末テスト結果成績一覧表">
視覚系ブラウザの多くで summary属性をサポートしておりませんので、不用
意にその内容を出力することがないため、安全に利用することができます。
■セル情報を明示する属性
見出しを意味する th要素では、abbr属性でその中身を明示することができま
す。つまり、見出しセル(ヘッダセル)情報を明記することです。
<th abbr="受験者">氏名</th><th abbr="科目">国語</th>
この場合、音声ブラウザは、「受験者氏名、科目国語」と発音します。つ
まり、見出しセルの中身を明確にさせることが可能です。
特に見出しセルでは abbr属性を記述するように推奨されています。
■ヘッダセルとデータセルを関連付ける
これを結びつけるのには、その列のデータセルに、
<th scope="col">氏名</th><th scope="col">国語</th>
scope属性は、その見出しがどちらの方向にあるのかを示すために利用しま
す。つまり、ここでは氏名というヘッダセルの縦方向の列にあるセルと関連付
けます。
なお、横方向に関連付けるときには、scope="row" とします。
scope属性の値
・col このヘッダセルから下側すべてのセル
・row このヘッダセルから右側すべてのセル
・colgroup このヘッダセルから下側の同じグループ内のセル
・rougroup このヘッダセルから右側の同じグループ内のセル
※注意
colgroup属性は、colgroup要素でグループ化されたセルに適用します。
rowgroup属性は、thead、tbody、tfoot要素でグループ化されたセルに適用
します。
■セル情報を関連付ける属性
セルとセルを関連付けるために、識別子を利用する方法があります。例えば、
田中さんの横方向の行のセルを関連付けるために、IDを参照させます。
<td id="tanaka">田中さん</td>
<td headers="tanaka">60点</td> …… <td headers="tanaka">追試</td>
こうすることで「田中さん」に関連するセルと関連付けることで、各セルの
持つ意味を提供することができます。
では、先ほどのテーブルを書き換えて、非視覚系ブラウザでも各セルを特定
できるようにします。
<table cellpadding="5" cellspacing="0" border="1"
summary="期末試験結果一覧表">
<caption>(学年末テスト結果)</caption>
<tr><th abbr="受験者" scope="col">氏名</th>
<th abbr="科目" scope="col">国語</th>
<th abbr="科目" scope="col">数学</th>
<th abbr="科目" scope="col">英語</th>
<th abbr="科目" scope="col">歴史</th>
<th abbr="各科目" scope="col">小計</th>
<th abbr="全科目" scope="col">平均点</th>
<th abbr="特記" scope="col">備考</th></tr>
<tr><td id="tanaka" scope="row">田中さん</td>
<td headers="tanaka">60点</td>
<td headers="tanaka">65点</td>
<td headers="tanaka">73点</td>
<td headers="tanaka">40点</td>
<td headers="tanaka">238点</td>
<td headers="tanaka">59.5点</td>
<td headers="tanaka">追試</td></tr>
<tr><td id="suzuki" scope="row">鈴木さん</td>
<td headers="suzuki">84点</td>
<td headers="suzuki">46点</td>
<td headers="suzuki">90点</td>
<td headers="suzuki">68点</td>
<td headers="suzuki">288点</td>
<td headers="suzuki">72点</td>
<td headers="suzuki">合格</td></tr>
<tr><td id="nakamura" scope="row">中村さん</td>
<td headers="nakamura">48点</td>
<td headers="nakamura">82点</td>
<td headers="nakamura">55点</td>
<td headers="nakamura">50点</td>
<td headers="nakamura">235点</td>
<td headers="nakamura">58.8点</td>
<td headers="nakamura">追試</td></tr>
<tr><td id="banban" scope="row">ばんばん</td>
<td headers="banban">24点</td>
<td headers="banban">30点</td>
<td headers="banban">25点</td>
<td headers="banban">5点</td>
<td headers="banban">79点</td>
<td headers="banban">19.8点</td>
<td headers="banban">落第</td></tr>
<tr><td id="average" scope="row">平均点</td>
<td headers="average">54点</td>
<td headers="average">56点</td>
<td headers="average">60点</td>
<td headers="average">41点</td>
<td headers="average">210点</td>
<td headers="average">52.5点</td>
<td headers="average">−</td></tr>
</table>
面白いことに、視覚系ブラウザでは表現にまったく違いがありません。視覚系
ブラウザでは、テーブルの中身そのものが直感的に閲覧できることから、こう
した属性に関してはサポートしていないためです。
テーブルは便利なツールですが、閲覧者の環境でまったく異なる表現になっ
てしまうのは、作者にとっても辛いところです。ほんの少し手間をかけるだけ
で伝えようとする情報を的確に閲覧することができるのなら、惜しみなく手が
けたいものです。
上記2つのテーブル実行結果
http://www.scollabo.com/banban/magazine/mm/sample_85-1.html
(スタイルシートは一切使っていないので参考になると思います。)
次回も引き続き、アクセシブルなテーブルについて解説します。
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◆CSS講座(第6回) テキスト
今回は、スタイルシートで設定するテキストについて解説します。テキストと
は、まさに文字を主体とした情報コンテンツです。いかにして読みやすい環境を
提供するかがキーポイントです。
■文字間の余白
文字同士が近すぎるのは、読みにくいものです。多くの Webブラウザの初期値
として文字間には余白はありません。
かといって「文 字 列」と記述するのでは、音声ブラウザが発音に混乱を
きたします。
スタイルシートでは、文字間の余白を自由にコントロールできる属性が備わ
っていますので、それを活用するようにしましょう。
lette-spacing 文字間の余白を指定する属性。値は「長さ」を単位として
設定します。
line-height 行間の余白を指定する属性。値は「長さ」を指定します。
書式:
p { letter-spacing: 1px; line-height: 1.3em }
段落を示す p要素内に配置される文字と文字の間に1ピクセルの余白と、
改行された場合の行間に1文字の30%分の行間(余白)を指定します。
これだけで、かなり文字が読みやすくなります。なお、すべての要素に同じス
タイルシートを適用する場合には、
* { letter-spacing: 1px; line-height: 1.2em } とします。
よく見かける文字の空白として「場 所」とか「時 間」というような表現
をしたとき、音声ブラウザでは「ば、ところ」や「とき、ま」などと発音して
しまいます。
この場合は、
p { lette-spacing: 1em }
とすることで、文字間に1文字分の空白を指定することができ、音声ブラウ
ザでも「ばしょ」、「じかん」と正しく発音できます。音声ブラウザの多くは
スタイルシートを無視しますので、安心して利用することができます。
■半角英文字単語の余白の設定
半角英文字の単語間に空白を設定する属性は以下のとおりです。
word-spacing 半角英文字の単語単位で空白をで指定します。
書式:
p { word-spacing: 1px }
段落を示す p要素内に配置される半角英文字の単語と単語の空白に1文字
の「長さ」を指定します。
ただし、全角文字には適用されません。
■文字の大きさ
前回「第84号」で解説したとおり、文字の大きさを指定する単位は様々ありま
すが、閲覧者の環境を考慮して、「相対値」で指定するようにしましょう。
フォントの大きさを指定する場合には、以下の属性を使います。
font-size 文字の大きさの単位を使って指定します。
書式
p { font-size: 1em }
段落を示す p要素内で配置される文字の大きさを、閲覧者の標準の文字の
アルファベット M の高さを基準としたサイズとします。
「相対値」では、閲覧者が任意に大きさを変えられる単位です。
文字の大きさが変えられる利点はたくさんあります。例えば第一見出し要素
である「h1」の場合、一般的な視覚系ブラウザでは最も大きくレンダリング
します。その場合、この属性を使って任意に大きさを変えてやることができ
るので、便利に使うことができます。
■フォント種の指定
特定のフォントでレンダリングしたい場合に利用する属性は以下のとおりです。
ただし、閲覧者側の環境で指定したフォントがない場合には無視されます。
font-family フォント名を指定します。
書式:
p { font-family: Osaka }
段落を示す p要素内に配置される文字を、指定したフォントでレンダリン
グします。ここでは、Macintoshで利用される「Osaka」というゴシック体
を指定しています。
フォント名の指定は、カンマで区切って複数指定することができます。そ
の場合、最初に指定されたフォントが優先されますが、閲覧者の環境で備え
られていない場合には、次の候補が適用されます。
p { font-family: Osaka, "MS Pゴシック", sans-serif }
この場合、閲覧者が「Osaka」フォントを持っていた場合には、それ以降の
フォントは無視されます。しかしそのフォントがない場合には、「MS Pゴ
シック」が適用されますが、それのフォントもない場合には 「sans-serif」
が適用されます。
フォント名に空白文字がある場合には、必ず引用符で囲まなければなりま
せん。引用符がない場合、環境によっては無視される危険があります。
p { font-famile: "New Time Roman", "MS P明朝", "serif" }
フォント名を指定する場合の代表的な汎用フォントの指定は、以下のとおり
です。ほとんどの視覚系ブラウザでサポートされています。
sans-serif ゴシック体フォント
serif 明朝体フォント
cursive 筆記体
fantasy 装飾体
monospace 等幅(固定ピッチ)フォント
なお Windows環境で利用されるMS文字の場合、「MS」と全角で指定す
るようにしてください。MS P の場合には全角MS+半角スペース+全角
Pとなります。半角で「MS」とした場合には無効になります。
○ p { font-family: "MS Pゴシック" }
× p { font-family: "MS Pゴシック" }
■書体の設定
文字を斜体やボールド体(強調文字)に設定することができます。
font-style フォントの字体を設定するための属性です。代表的な値は以下
のとおりです。
italic イタリック体(斜体)
oblique 斜体
normal 普通の状態(デフォルト値)
書式:
p { font-style: italic }
段落を示す p要素内に配置される文字をイタリック体で表現します。
font-weight 文字を強調させます。代表的な値は以下のとおりです。
bold 文字を強調して表現します。
border 通常より一段強調します。
lighter 通常より一段細く表現します。
100 〜 900 100単位で設定します。
normal 普通の状態の文字(デフォルト値)
書式:
p { font-weight: bold }
段落を示す p要素内に配置される文字を強調し、一般的な視覚系ブラウ
ザでは、「太字」で表現されます。
数値指定の場合、数値が多いほど強調度合いが増えます。400 は通常の状
態で表現されます。ただし、実際に変化が見られるのは、一般的な視覚系ブ
ラウザでは、600〜700位からではないでしょうか。フォントの種類によって
も異なるようです。
次回の CSS講座も、引き続きテキストを中心に解説します。
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◆HTML、XHTML属性の解説 --- valign属性
テーブルにおけるセル内のコンテンツの垂直の位置を指定します。基本的にこ
の属性は、テーブル内のセルに適用させるための属性です。他の要素には利用
できません。
■valign属性 セル内のコンテンツの垂直方向
DTD: すべての文書型定義で利用可能
属性値: middle(デフォルト値)、top、botttom、baseline
記述法: <td valign="top"> 〜 </td>
関連要素: col、colgroup、tbody、thead、tfoot、td、th
XHTMLの制限: 特にありません。
一般的な視覚系ブラウザでは、各セル内のコンテンツは、その位置が何も指
定されていない場合には「中央の高さ」でレンダリングします。
セル内のデータが複数行にまたがる場合には、この属性の指定が有効になる
でしょう。
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◆更新情報
PHP4.3 関数リファレンスを掲載しました。まだまだ十分ではありませんが、
主だった関数約 100種あまり掲載しました。一部にサンプルやサンプルの実行
結果を表わした画像などを用意していますので、皆様の Webアプリ開発にお役
に立てれば幸いです。
PHP関数リファレンス
http://www.scollabo.com/banban/php/reference.html
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今回はここまで、ではでは・・
今週のおさらいは Webページにも掲載しましたので、是非見ておいてください。
Webページでは HTML文の実行結果のサンプルもあり、より分かりやすく説明して
います。あわせて過去の記事のおさらいも掲載しています。
(今週のおさらい)
http://www.scollabo.com/banban/magazine/review_085.html
次回は2月27日に配信を予定しています。
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質問・ご意見ははこちらまで→ banban@scollabo.com
なお、ご質問の際には、あなたがお使いのOSや Webブラウザ、テキストエデ
ィタなど、なるべく分かりやすく制作環境を明記していただけると回答しやすく
なると思います。
ただし、個人的な事由により返事が遅れることがあります。ご了承ください。
お急ぎの場合には、当サイト内の掲示板をご利用ください。きっと誰かが答えて
くれると思います。
発行者 ばんばん
協 力 スズキ・コラボレーション http://www.scollabo.com/
配信エンジン まぐまぐ http://www.mag2.com/ (ID 0000090196)
誤字・脱字・変換ミス・表現欠乏などには、平にご容赦願います。
バックナンバー こちらで公開しています。
プレーンテキスト http://www.scollabo.com/banban/magazine.html
各号のおさらい http://www.scollabo.com/banban/magazine/
アーカイブ http://www.scollabo.com/banban/daf/archive.html
まぐまぐの過去記事 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000090196
配信の変更・中止はこちらです。
個別の手続きは受け付けていませんので、ご面倒でも各自でお願いできれば助か
ります。
当サイトにて http://www.scollabo.com/banban/magazine/top.html
まぐまぐにて http://www.mag2.com/m/0000090196.htm
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<えでぃた〜ず・る〜む>
先週初め、突然「受賞おめでとうございます」というメールが飛び込んできた。
何のことだろうと、じっくりその文面を読んでみると、「All About Japan スー
パーおすすめメールマガジン2004」という「株式会社リクルート・アバウトドッ
トコム・ジャパン」の Webサイト上で行っているコンテストに受賞したというも
のでした。
「ちょっと待て、こっちは何もエントリーなんかしていないぞ」と疑問に思っ
て、その旨をメールしたら、「当方で勝手に選別しエントリーしたもの」という
返事が返ってきた。
何だか分からず飲み込めないままでしたが、何にしても「受賞」というものは
いい気分に違いありません。ところで、何か貰えるんだろうか?
掲載ページ:
http://allabout.co.jp/super/2004/gs/html.htm
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◆著作権について
個人がご自分のPCに保存して利用する以外の記事の転載、引用は基本的に応じ
ておりません。記事中の内容について、無断で使用することを固く禁じます。
なお、記事中のスタイルシート、HTML、スクリプトなどをご自分のページ作成
に自由に使っていただいても差し支えありません。
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最新更新日 2004/2/24
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