三角関数の基礎 (tp0050)
三角関数の基礎 について説明します
SIN | ASIN | COS | ACOS | TAN | ATAN | RADIANS | DEGREES
直角三角形は一カ所の角度が決まると、辺の長さの比率が決まります
SIN COS TAN は 2辺の長さの比率を表します
SIN
- SIN : sine : サイン : 正弦
- SIN は直角三角形の 斜辺の長さ に対する 対辺の長さ の比率です
-
-

小文字筆記体 s で覚える
-
- SIN (60°) = 対辺の長さ / 斜辺の長さ = √3 / 2 = 0.8660
- エクセルの三角関数はラジアンが基本になっています、RADIANS関数 を使って度をラジアンに変換してから、SINの計算をします
- SIN 60° を求める式は =SIN(RADIANS(60)) で結果は 0.8660
ASIN
- ASIN : arcsin : アークサイン
- inverse sine :インバース・サイン
- ASIN は指定の SIN の値になる θ を求めます
- SIN の値が 0.8660 になるθを ラジアン で求める式は =ASIN(0.8660) で結果は 1.0471
- SIN の値が 0.8660 になるθを 度 で求める式は =DEGREES(ASIN(0.8660)) で結果は 59.997
COS
- COS : cosine : コサイン : 余弦
- COS は直角三角形の 斜辺の長さ に対する 隣辺の長さ の比率です
-
-

小文字筆記体 c で覚える
-
- COS (60°) = 隣辺の長さ / 斜辺の長さ = 1 / 2 = 0.5
- エクセルの三角関数はラジアンが基本になっています、RADIANS関数 を使って度をラジアンに変換してから、COSの計算をします
- COS 60°を求める式は =COS(RADIANS(60)) で結果は 0.5
ACOS
- ACOS : arccosine : アークコサイン
- inverse cosine :インバース・コサイン
- ACOS は指定の COS の値になる θ を求めます
- COS の値が 0.5 になる θ を 度 で求める式は =DEGREES(ACOS(0.5)) で結果は 59.997
- 電卓などでアークコサインを COS-1 と表記する場合があります↓
- 関連ページ:[[20060613093044]] 『COS-1[アークコサイン]を使用した数式を教えて下さい』(マキシフォード)
TAN
- TAN : tangent : タンジェント : 正接
- TAN は直角三角形の 隣辺の長さ に対する 対辺の長さ の比率です
-
-

小文字筆記体 t で覚える
-
- TAN (60°) = 対辺の長さ / 斜辺の長さ = √3 / 1 = 1.7320
- エクセルの三角関数はラジアンが基本になっています、RADIANS関数 を使って度をラジアンに変換してから、TANの計算をします
- TAN 60°を求める式は =TAN(RADIANS(60)) で結果は 1.7320
ATAN
- ATAN : arctangent : アークタンジェント
- inverse tangent :インバース・タンジェント
- ATAN は指定の TAN の値になる θ を求めます
- TAN の値が 1.7320 になる θ を ラジアン で求める式は =ATAN(1.7320) で結果は 1.0471
- TAN の値が 1.7320 になる θ を 度 で求める式は =DEGREES(ATAN(1.7320)) で結果は 59.997
三角関数の使用例
- 塔の高さが634mとわかっている時、塔の先端を60度で見上げる位置の地上の直線距離は何mか?
- 1:x = √3 :634 なので、x = 634 / √3 = 366m
ラジアンと度
- 実世界で使う 度 は1周を360等分した角度です
- 数学の世界で使う ラジアン は1周を 2π とした角度の国際単位系です
- ラジアンは、半径と弧の長さが同じ時その角度が1ラジアンで、57.29578度です

- [かなり分かりやすいイメージ](2014/01/30 追記)

- そんなこと言われてもわかりませんので

- 30度が π/6 ラジアン
- 45度が π/4 ラジアン
- 60度が π/3 ラジアン
- 180度が π(パイ)ラジアン
- 360度が 2π(パイ)ラジアン
- のように理解してください
RADIANS
- RADIANS関数は 度 を ラジアン に変換します
- 60度をラジアンにするには式 =60 * PI()/180 で求めることもできますが
- 間違いやすいので RADIANS関数 を使います
-
60° をラジアンにする式 =RADIANS(60) は
π / 3 を計算し、結果は 1.047
-
180° をラジアンにする式 =RADIANS(180) は
π を計算し、結果は 3.141
-
SIN 60°を求める式 =SIN(RADIANS(60)) の
結果は 0.8660
DEGREES
- DEGREES関数は ラジアン を 度 に変換します
-
1.047ラジアンを度にする式 =DEGREES(1.047) の
結果は 59.988
-
πラジアンを度にする式 =DEGREES(PI()) の
結果は 180
関連サイト
-
support.office.com:
SIN 関数 Excel2007以降
-
support.office.com:
ASIN 関数 Excel2007以降
-
support.office.com:
COS 関数 Excel2007以降
-
support.office.com:
ACOS 関数 Excel2007以降
-
support.office.com:
TAN 関数 Excel2007以降
-
support.office.com:
ATAN 関数 Excel2007以降
-
support.office.com:
DEGREES 関数 Excel2007以降
-
support.office.com:
RADIANS 関数 Excel2007以降
2016/04/11:更新 2012/09/07:登録 訪問者: