LOG 関数
エクセルの関数 LOG の使い方を説明します。
対数とは何か、その基本的な考え方を説明します
LOG
- LOG
- 読み:ログ
- この関数は指定した <底> に対する <数値 > の対数 を求めます
- =LOG( <数値> , <底> ) のように入力することで対数が求まります
- セルB4は LOG 2 8 の例で
=LOG(8,2) と入力すると結果は 3 と表示されます

- セルB5は LOG 3 81 の例で
=LOG(81,3) と入力すると結果は 4 と表示されます
- セルB6は LOG 10 100 の例で
=LOG(100,10) と入力すると結果は 2 と表示されます
- セルB7は 同じく LOG 10 100 の例で =LOG(100) のように <底> を省略したものです。
2番目の引数 <底> は省略でき、省略すると <底> は10となります
- セルB8 はLOG 3 4 の例で
=LOG(4,3) と入力すると結果は 1.261859507 と表示されます
対数とは
対数とは何回掛けたらその数になるかを表しています
- 8 は 2 x 2 x 2 のように2を3回掛けると求まるので
LOG 2 8 = 3 と書きます
- 81 は 3 x 3 x 3 x 3 のように3を4回掛けると求まるので
LOG 3 81 = 4 と書きます
- 100 は 10 x 10 のように10を2回掛けると求まるので
LOG 10 100 = 2 と書きます
- このようにLOG の右下に小さく書いたものを 底 と呼び、
LOG の右側に書いたものを 真数 と呼びます
対数の基本公式
- LOG a a = 1
- LOG a 1 = 0
- LOG a ( x y ) = LOG a x + LOG a y

- LOG a x m = m LOG a x
常用対数
- 底が10の場合、常用対数と呼ばれます
- 常用対数の場合、底を略すことがあります
- LOG 10 100 = LOG 100 = 2
- 常用対数の場合
86 の常用対数 → =LOG(86,10) → 1.934498
- 常用対数の場合、LOG10 関数 を使うこともできます
86 の常用対数 → =LOG10(86) → 1.934498
自然対数
- 底が 定数 e (2.7182818) の場合、自然対数と呼ばれます
- 自然対数の場合
86 の自然対数 → =LOG(86,2.7182818) → 4.454347
- 自然対数の場合、LN 関数 を使うこともできます
86 の自然対数 → =LN(86) → 4.454347
1分間で2つに増える細菌が1億匹になるのは何分後?
- LOG 2 100000000
- = LOG 2 10 8 (基本公式5. から↓)
- = 8 LOG 2 10
- = 8 * 3.321928
- = 26.57542
- この例では、1分間で2つに増える細菌が約27分後に1億個になることを表しています
LOGは掛算を加算に変換するためのテクニック
- 1024 x 512
- = 2 10 x 2 9
- = 2 10 + 9
- = 2 19
- = 524288
- 電卓を使う我々には便利とは思えませんが...
LOGは大きな桁の数値を扱いやすくするテクニック
-
両対数グラフを描きたい (tp0025)
- この例でわかるようにLOG[対数]は 1 10 100 1000 10000 と
過激に増えてゆくようなデータを扱いやすくするためのものです
関連サイト
更新経緯
- 2013/10/27:関数 LOG に移設
- 2008/04/27:登録:(tp0041)対数とは
2016/04/19:更新 :登録 訪問者: