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「テーマって何?」「テーマ、スタイル、テンプレートの違いが分からない」といったご質問を受けることがあります。繋がりや仕組みを理解すると良いでしょう。
■ スタイルとは?
スタイルとは書式の集まりです。中央揃え、フォント、サイズ、色、太字、斜体、箇条書き番号…といった書式を1つのスタイルとしてまとめておけば文書に一括して同じ書式を適用・変更できます。またスタイルを使って目次や階層構造を定義したりと、文書を構成するのに役立ちます。

■ テーマとは?
テーマは文書の外観(デザイン)を一括して変更するのに役立つものです。テーマに保管できるのは「色」「フォント」「グラフィック効果」の3つです。例えばグラフやグラフィック等を多く使ったチラシを作成した場合、テーマを変更するだけで「ポップな感じ」「静かな感じ」「和風な感じ」のように外観を変化させることができます。
↓同じ文書でもテーマを変更すると外観(デザイン)が一括して変わる
  
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テーマはテンプレートに適用されており、スタイルはテンプレートに保存されている。
テンプレートには必ず1つのテーマが適用され、スタイルが格納されています。例えば既定のテンプレートNormal.dotmの場合は次のようになっています。
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Normal.dotmにはテーマ「Office」が適用されている。スタイル(標準や見出し〇等)は100以上格納されている。
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テーマ「Office」では日本語フォントとして【本文のフォント=MS明朝】【見出しのフォント=MSゴシック】が指定されている。標準スタイルのフォントは【本文のフォント】が定義されている。これにより標準スタイルがMS明朝になる。つまり標準スタイルにMS明朝が定義されているわけではなく【本文のフォント】が定義されており、【本文のフォント】に「MS明朝」が指定されているだけである(テーマOfficeの場合)
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上記の仕組みにより、テーマを変更するとフォントが変更される。例えばテーマ「オースティン」の日本語フォントは【本文のフォント=MSゴシック】であるため、オースティンにすると標準スタイルの文字列がMS明朝→MSゴシックに変更されるのである。
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テーマによって文書内のフォントが変わるのは、入力された文字のスタイルに定義されているフォントが【本文のフォント】や【見出しのフォント】だからである。各テーマの【本文のフォント】が異なるために変化がおきる。よって、各スタイルに直接フォントを定義した場合はテーマを変えても変化はない。(例えば標準スタイルには【本文のフォント】が定義されているが、手動で標準スタイルのフォント=メイリオにした場合、テーマを変えても変わらない)
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テンプレートには必ず1つのテーマが適用されている。Normal.dotmはOfficeである。デフォルトのテーマは上書きはされない。テーマをカスタマイズ(色を変えたり、フォントを変更する)した場合もテンプレートに適用されているテーマに簡単に戻すことができる(テーマ−「テンプレートのテーマにリセット」をクリックする)
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「テンプレートのテーマにリセット」とは文書の基テンプレートに適用されているテーマに戻すという意味である。例えば新規文書を開き、テーマを「オースティン」に変更し、そのフォントや色をカスタマイズした場合、リセットすると「Office」になる。テンプレートに適用されているのはOfficeだからである。(文書に適用されたテーマに戻すわけではない)
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テンプレート自体(*.dotxや*.dotm)を開き、テーマを
変更して保存後、そのテンプレートを基にした文書で「テンプレートのテーマにリセット」すると変更したテーマとなる。
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現在のテーマを確認するには「ページレイアウト」タブの「テーマ」をポイントする。
テーマ関連QA:
■ 2010「テーマの色」完全マスター
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