サービスを使った起動・停止操作

 WindowsにOracleServerをインストールすると、様々なサービスが登録される。Oracle関係のサービスは、授業環境用に全て「手動」で起動するように設定をした。ここでは、サービスを使ってOracleDatabaseや各アプリケーションの起動・停止方法を紹介する。

1.オラクルデータベースの起動・停止

 オラクルデータベースのサービスは「OracleService<SID名>」である(このサイトの資料通りにデータベースを作成していれば、SIDはORCLになっている)。これを選択し、左側の「サービスの開始」リンクをクリック、または「►」ボタンをクリックすると、サービスが開始する。

 サービスを開始すると、データベースは自動的に起動(OPEN)するので、Oracleがインストールされているパソコンからであれば、SQL*Plusを使って、データベースに接続できる。

 ただし、OracleDatabaseを起動しただけでは、iSQL*Plusは利用できない

 使い終わったら、必ずサービスを停止させておくこと(又はパソコンを再起動)。

2.iSQL*Plusの起動・停止

 iSQL*Plusのサービスは「OracleOraDb10g_home1iSQL*Plus」である。これを選択し、右側の「サービスの開始」リンクをクリック、または「►」ボタンをクリックすると、サービスが開始する。

 サービスが開始されていれば、iSQL*Plusを使ってデータベースに接続できる。ブラウザを開き、アドレスバーに以下を入力する。

http://localhost:<PORT番号>/isqlplus

 PORT番号は、OracleServerインストール時に割り振られ、インストール直後のメッセージウィンドウに表示されている。(Windowsであれば、5560が振られることが多い)

 正しいアドレスを入力してリターンキーを押すと、次のようなログイン画面が表示される。

 なお、サービスが起動していない場合、次のようなメッセージが表示される。サービスを開始してから画面を更新すること。
(サービス起動直後はプログラムが開始しきれていないため、利用できるようになるには若干の時間が必要になる)

 ユーザー名(system)、パスワード(oracle)を入力して「ログイン」ボタンをクリックし、iSQL*Plusが利用できるかどうか確認する。

 もちろん、iSQL*PlusはOracleServerがインストールされているマシン上だけでなく、LAN上の他のパソコンからも利用できる。他パソコン上でブラウザを開き、アドレスバーに以下を入力する。

http://ORA01:5560/isqlplus

 この例では、ホスト名(ORA01)を使ってアドレスを指定しているが、IPアドレスを指定してもよい。
 正しいアドレスを入力してリターンキーを押すと、次のようなログイン画面が表示される。

 なお、ネットワークやOracleServerをインストールしてあるマシンの設定によっては利用できない。
 使い終わったら、必ずiSQL*Plusのサービスを停止させておくこと(又はパソコンを再起動)。

3.Enterprise Manager 10gの起動・停止

 Enterprise Manager 10gのサービスは「OracleDBConsole<SID名>」である。これを選択し、右側の「サービスの開始」リンクをクリック、または「►」ボタンをクリックすると、サービスが開始する。

 ただし、これだけではEnterprise Manager 10gを利用することはできない。Enterprise Manager 10gはリスナーを経由してオラクルデータベースに接続するため、リスナーを起動しなければならない。
 リスナーのサービスは「OracleOraDb10g_home1TNSListener」である。これを選択し、右側の「サービスの開始」リンクをクリック、または「►」ボタンをクリックすると、サービスが開始する。

 リスナーは起動後、サーバー内で動作しているオラクルデータベースを探して登録する。リスナーを確認し、オラクルデータベース「orcl」が登録されているかどうかを確認する。
 確認するには、コマンドプロンプトで次のコマンドを入力する。

C:\> lsnrctl status

 実行すると、次のような画面が表示される。サービスに「orcl」が登録されているかを確認する。

 リスナーが起動していて、orclが登録されていれば、Enterprise Manager 10gを利用できる。ブラウザを開き、アドレスバーに以下を入力する。

http://localhost:<PORT番号>/em

 PORT番号は、データベース作成時に割り振られ、作成直後のメッセージウィンドウに表示されている。(Release1であれば5500が振られることが多いが、Release2では・・・?)

 正しいアドレスを入力してリターンキーを押すと、次のようなログイン画面が表示される。

DBConsoleは、サービスが開始していても、実際に利用できるようになるには結構時間がかかるので、注意!
(すぐに画面が出なかった場合は、ある程度時間を置いてから画面を更新すればよい)
 DBConsoleのサービスやリスナーが起動していないなどの理由でEnterprise Managerが利用できない状態では、次のような画面が表示される。

 このようなメッセージが出た場合、サービスを確認しよう。
 サービスが全て起動している場合、「データベース」タブをクリックすると、情報が更新される。ブラウザの画面を更新(F5など)しても情報は更新されないので注意すること。

 もちろん、Enterprise Manager 10gはオラクルがインストールされているサーバ上だけでなく、LAN上の他のパソコンからも利用できる。ブラウザを開き、アドレスバーに以下を入力する。

http://ORA01:5500/em

 この例では、ホスト名(ORA01)を使ってアドレスを指定しているが、IPアドレスを指定してもよい。

 使い終わったら、必ずEnterpriseManagerやリスナーのサービスを停止させておくこと(又はパソコンを再起動)。

4.割り振られたポートを調べるには?

 iSQL*PlusやEnterpriseManagerに割り振られているポート番号を調べるには、以下のファイルをメモ帳などで開けばよい。

$ORACLE_HOME/install/portlist.ini

 $ORACLE_HOMEは環境変数を調べれば分かる。

5.その他のサービス

 他にもOracle関係のサービスがあるが、Oracle Master Bronze 10gの授業では使用しない。簡単に説明はしておく。

OracleCSService

 自動ストレージ管理(ASM)インスタンスと、データベース・ファイルの記憶域に関してASMインスタンスに依存するデータベース・インスタンスとの同期をとる。自動ストレージ管理を選択しない場合でも、サービスは構成され、開始される。
 自動ストレージ管理(ASM)を使用しないなら不要。

OracleJobSchedulerORCL

 エンタープライズ・スケジュール機能を提供するサービス。OracleJobScheduler サービスを使用して、外部ジョブを開始できる。授業では使用しない。

OracleOraDb10g_home1SNMPPeerEncapsulator

 Simple Network Management Protocol(SNMP)の高度な機能を使用する場合にのみ使用するサービス。授業では使用しない。

OracleOraDb10g_home1SNMPPeerMasterAgent

 Simple Network Management Protocol(SNMP)の高度な機能を使用する場合にのみ使用するサービス。授業では使用しない。


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